詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

風の中で

2008年02月07日 | 日記
長いようで
短すぎるのが人生
やりたいことを
いざやろうとすると
それを いつの間にか
見失ってるのも人生

あてのない旅に出てみよう
誰からも忘れられた場所へと
染み渡る風の音のままに
じぶんを尋ねるための旅

ぼくはいつの日にか
いつの間にか
植え付けられてしまった強制を逃れて
一編の詩を書きたい
風よ
もっともっと強く吹け
すべてを吹き払ってくれという詩を

生きている限り
風が吹いている限り
ぼくらは
この地上をさすらう生きものだからだ
風にそよぐ美しい樹々や
微笑みあう生き物たちの同族だからだ

ふるさと

2008年02月07日 | Weblog
二月になると いつも
山へと分け入って
兎やカケスの罠を仕掛けたもんだった

そして三月は
ぼくがいちばん好きだった凍雪の季節
昼の太陽の熱で溶けた雪面が夜凍りついて
どこまでも真っ直ぐ歩いていける
今年は どこの源流や
誰も知らない山奥の湖を探険しようかと
夢想していた三月

「まるでここいらはイタリアのポンペイみたいだね。日本一縄文遺跡が密集してるし」と言うと
「沖縄でしか採れないイモガイの腕輪も発掘されているよ」と微笑む君だった

四月になると
雪解けの森のあちこちで
花開きはじめる
福寿草の黄金や
カタクリの薄紫や
エゾエンゴサクのほんとうの青

ふっと
あの頃の君の微笑みが
風の中に見える時がある
涙ぐむぼくの視界の片隅で
ゆらゆらと
まるで死に絶えゆく
ジュゴンみたいに

弱者を切り捨て、国民を虐めるだけの厚労省なんか無い方がいい!

2008年02月07日 | 政治
以下はーネット市民新聞「JAN JAN」から抜粋したものです。より詳しくはリンク集下参照を。現場で奮闘してるお医者さんの記事なのでとてもわかりやすい。すべての高齢者や、医療・介護・福祉に関心がある人々に読んでもらいたい!

《「後期高齢者医療制度は「団塊うば捨て山」 (5)医療が介護保険に吸収される」

 後期高齢者医療制度は2006年6月に与党が法案を強行採決して決まり、この4月からスタートすることになっている。

 記者は青森市の整形外科診療所で地域医療を担っているが、最近は高齢者から医療や介護に対する不安や負担増への不満の声を聞くことが多くなった。青森県の平均寿命は毎回全国最下位で医師不足もますます深刻になり、小児科、産婦人科だけでなく高齢者の医療も崩壊の危機に瀕している。高齢者の医療を崩壊させる「うば捨て山」制度に警鐘を鳴らしたい。
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 高齢者の医療、とくに終末期医療内容を左右するもう一つの因子として介護保険がある。2006年4月に「リハビリ日数制限」が導入されたが、後期高齢者の医療を介護保険に吸収するための伏線であった(図1)。

 厚労省は「改善するものは医療、改善しないものは介護」という前代未聞の原則を持ち出し、医療保険で提供すべき治療を介護保険に移し、患者からリハビリを奪い取った。

 これに対し、「リハビリ中止は死の宣告」と訴えた多田富雄東大名誉教授は、全国から48万人もの署名を短期間で集め、「リハビリ日数制限の撤廃」を厚生労働省に迫った。

 その結果、厚生労働省は2007年4月には日数制限を見直さざるを得なくなったにもかかわらず、「給付調整」という通知をひそかに出してきた(図2)。それまで医療と介護保険の両方からサービスが受けられていたのだが、この通知により介護保険が優先となり、一度介護保険のサービスに移ると、よほどのことがない限り医療には戻れなくなった。

国保中央会が推進役
 2006年12月に国保中央会は「高齢社会における医療報酬体系のあり方に関する研究会報告書」資料1を発表した。それによると、「かかりつけ医体制」を強化し、主治医の今までの役割のほかに新たにリハビリテーションの指導、ターミナルケアの対応と看取りなどを追加して提言している。

 さらに、医師法で定められた義務ではない「介護保険業務」については、「登録された後期高齢者が介護保険の給付対象となっても、そのサービス提供機関・施設と協力しながら、引き続きかかりつけ医としての役割を果たす」ことで「診察から入退院、リハビリテーション、介護サービスとの連携まで含めて継続的な医療が推進される」と期待している。

介護保険へ吸収される
 介護保険は保険料を40歳以上が負担し、65歳以上の人がサービスを利用できることになっている。それに対して後期高齢者医療制度は75歳以上の高齢者と65歳以上の障害を持った人で構成され、いわば「ハイリスクグループ」で保険制度が運営される。

 その結果、制度が継続できず早晩介護保険との統合が目指されることは間違いがない。介護保険と自立支援法の統合も話題になっているが、医療保険を介護保険に丸ごと吸収させようという声も大きくなってきている。

 厚生労働省が強調する「医療と介護の一体的なサービス提供」とは、「改善しない医療はある時期で中止し、その後は介護保険で対応する」ことであり、高齢者や障害を持った人から必要な終末期医療を奪う「医療差別」に他ならない。

(大竹進)
◇ ◇ ◇  》

僕が十数年間菜食主義だった四つの理由ー

2008年02月07日 | 日記
最初はとても利己的な理由だった。
認知症で、ほとんど寝たきりの母のオムツを替えなければならなかったので、肉を食べた後の臭いウンチが嫌だったのが第一の理由だった。
それに、子供時代は肉なんて学校給食で食べるくらいで、家ではもっぱら魚が多かったし。

第二の理由は、宮沢賢治の「ビジタリアン大祭」を読んで以来、できるだけ同じ動物を殺して食べることは止めるべきだとおもったのだ。
まだしも、自分で殺して食べる分には良いと思う。でも、殺すのだけを他人任せにするのは間違ってると思う。

第三の理由は、肉は地上の餓死寸前の数十億人から食料を奪う行為だと思う。家畜の餌になる穀物だとその数倍の人々の食料になるし、家畜が大きくなるまでにはまた膨大な時間がかかる。

それと第四に、安全性の問題がますます深刻だ。今回の農薬入り餃子問題や、少し前に韓国で腐った野菜や泥水を入れた社長が自殺した問題も同様だ。
彼は「日本やアメリカへの輸出用だから大丈夫」。そして家族や社員には自分の会社で作った食品を食べないようにと口うるさく言っていたらしい。
野菜とか魚等の単品ならまだ安全だが、加工食品は全く検査されていないし、検査人員も世界一少ないので、輸入を止めるべきだと思う。

忌野清志郎最高!

2008年02月07日 | 日記
「スローバラード」を聞いてたとこ、NHKで。そのあまりにも過激な企業批判のために、日本でもっとも発売禁止曲の多いロック歌手だった忌野清志郎。

「ぼくの好きな先生」と並ぶ、
RCサクセッション時代の名曲。

《僕ら夢を見たののさ
 とてもよく似た夢を》

《Oh くたばっちまう前に旅に出よう
 Oh 君にまた会えるかもね》