詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

ーアイルランドの子どもの歌よりー

2008年02月25日 | 日記
闇にきらめくおまえの光
何処からくるのかわたしは知らない
近いとも見え 遠いとも見える
おまえの名をわたしは知らない
たとえおまえがなんであれ
光れ 光れ
小さな星よ!
    (「モモ」1973、ミヒャイル・エンデより)


二番目に好きなファンタジー「モモ」を読み返してるとこ。

えらい早朝の「時事放談」という番組

2008年02月25日 | 政治
毎回対照的な二人の政治家が対談する番組なのだが、特に僕が注目してるのは、片山前鳥取県知事と、「加藤の乱」で有名になった加藤元自民党幹事長で、とりわけ歯に衣を着せない片山氏の発言は、日本の政治家の中では珍しい正直なものだと思う。

道路特定財源についての前回の時事放談での片山氏の発言を要約すると、以下のようなものだった。
《特定財源は、自治体が流用するおそれがある時には有効だが、国も自治体も「道路が重要だ」と言っているのだから使い道を縛る意味はない。(特定財源は)実は国民(住民)を縛っている。国民(住民)が他に(例えば教育に)使ってくれと言えない仕組みをつくっている・・・道路予算の1千万円は端数だが、学校現場では大変な金額だ・・・(知事時代の体験から言うと)なんでこんな所に、という道路が随分あった。国は早く、たくさん造れと、と言うが、町中は立ち退きが必要で早く造れない。山奥など人の住んでいない場所に造る方がやりやすい・・・必要な道路整備は思うように予算が増えなかったが、一方で農水省からは、農道整備で補助金を使うよう働きかけがあった。必要な高速道路の予算は増やせないと言いながら、不要な農道を造れと金を押し付けてくるとは、政府は一体どうなっているのか。そんな批判を知った農水省幹部から、「県とのお付き合いを考えさせてもらわなければならない」と告げられた。そんな国の姿勢が、自治体に恐怖感を与えている》

ひと言だけ感想を言うとーガラス張りの情報公開制度がないので、国道交通省とか厚生労働省とかいう一官庁のなんら正当性を持たない官僚たちが、税金を好き勝手できるシステムこそが問題だと思う。
その意味では、国民の8割以上が廃止を望んでいるガソリン税暫定税率廃止に反対している宮崎県知事東国原は、片山前鳥取県知事よりもはるかに劣った政治家、官僚の使い走りに過ぎない政治家ではと思う。
最初の頃の志を、是非もう一度思い出して欲しい。