詩人PIKKIのひとこと日記&詩

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ショック!「ER緊急救命室」原作・製作総指揮のマイケル・クライトン死去

2008年11月09日 | 日記
「ER」は全巻ビデオを持っている。舞台になってる風の街シカゴが好きなせいもある。ルイ・アームストロング、アルトゥーロ・デ・コルドヴァやウディ・ハーマン楽団や若かりしビリー・ホリデイがメイド役で登場して歌う姿も声も良かったな(ビリー・ホリディの唯一の出演映画!)『ニューオリンズ』(1947)では後半の舞台がシカゴだった。
クライトンの死亡記事はーhttp://sankei.jp.msn.com/world/america/081106/amr0811060812014-n1.htm

クライトンはそのSF映画よりも、僕にとっては「ER」の原作・製作者としてや、「インナー・トラベルズ」(早川文庫)という自伝的作品で心に残ってる作家だ。なんとかこの自伝を映画化してもらいたかったなと思う。超能力体験やアジアでの欧米日人の犯罪的児童売春や人身売買の実態(売春ばかりではなく日本からの臓器移植用に殺害)など・・

それをさらに受け継いで、鋭く切り込んだのが、僕が現いまいちばん好きな作家、最もノーベル文学賞に相応しい作家と思うヤン・ソギルだ。(「夜を賭けて」「血と骨」「月はどっちに出ている」等映画化も多い作家)。上記の東南アジアの悲惨な子供たちの物語は「闇のなかの子供たち」。

怖い怖い歴史物語&ホラーは「H」。朴大統領暗殺犯の切ない物語は題名をちと忘却。