詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

日本にも、オバマのような政治家が必要だ! (2)

2008年11月24日 | 政治
アメリカ対策は3つ下の日記「詩人・俳人の秋魚さんからの返答」参照を。

次に日本の未来的対策案を考えてみたい。
アメリカという国は常に敵か味方かの二元論で、次々と敵を探しては戦争を仕掛けずにはすまない国なので・・いくらアメリカ援助だと言っても敵だと判断されるおそれがある。

それを避ける最良の方法は、成功した具体例を見せつけることだと思う。そのためにまず、韓国が朝鮮半島統一後をにらんで試みてたように・・ロシア沿海州地方で、土地を借りて大豆・トウモロコシ・小麦等の安全な野菜と作ってはどうだろうかと思う。いつだって戦後日本外交のネックだったロシアとの関係改善もなされて、北方領土問題解決にも得策だと思う。

そのためにはまず、誰もが即奨学金付きで入って学ぶことのできる職業訓練施設を全市町村区毎に作ることだと思う。自衛隊の半分の人員と予算もそのために使うべきだと思う。大不況寸前という緊急時代なのだから。

自衛隊員の他に、各都道府県毎に、数千人単位のフリーター・派遣・中高年を荒廃しきった林野自然回復や休耕田・耕作放棄地で食料自給率アップのために汗をかいてもらって・・それが軌道に乗ってきたら、それらの人材を沿海州やウクライナやアメリカ等の新大陸での安全な食料確保のために活用してはと思う。

その予算としては、外貨準備ドルだけでも百兆円はあるという各省庁がしっかりと税金から横流して溜め込んで好き勝手に使ってる埋蔵金=特別会計と、最も暇な官庁防衛省の予算やマンパワーのこの未曾有の世界的危機への活用だべと思う。

十年後の世界はたぶんこうなってるだろと思えるのはーhttp://critic5.exblog.jp/9924705/#9924705_1

日本にも、オバマのような政治家が必要だ! (1)

2008年11月24日 | 政治
お笑い芸人並みの麻生首相に比べると、あれほど無責任に職務放棄したにもかかわらず・・福田前首相が潔い政治家だったようにさえ見えてきてしまう。

オバマの言うように「雇用」「富裕層以外への減税」こそが、この百年に一度という大恐慌前夜の時代には、真っ先になされるべきであり、国民総生産の半分以上が個人消費なのだから・・国民の可処分所得を増やさなければ景気回復なんて有り得ない。

アメリカ支配のIMFへと10兆円もポンとくれてやったというのに(アイルランド等の米英投資家が救済された)、ただひとりの外国政治家に感謝されるどころか、マスコミに報道されるどころか・・「日本は金持ち国だな」とせせら笑ったような記事のマスコミがあっただけとか。我々の血税をそんな風にドブにすててもいいのか!

「雇用」の安定と同時に、税的負担や社会福祉や医療介護・教育・年金保険・電気ガス水道・高速道路料金・燃料暖房用石油等の社会的インフラ・セイフティネットにかかるお金ができるだけ安くなるようにしなければならない。

それはいくらでも可能どころか・・外貨準備金ドル百兆円を始めとする数百兆円もの、各省庁が税金からネコババして、好き勝手に使えるへそくりにしてる特別会計=埋蔵金で、消費税減税でもなんでもかんでもが可能だ。最低限でも食品への消費税はゼロにして、景気回復をすべきだと思う。

そんなオバマに比べると、相変わらす大企業や官僚・天下り官僚たちへの利益還元しか頭にない麻生首相や与党自公であり、彼らが早く退場しない限り、日本は座して死を待つことになってしまうに違いない。
詳しくはーhttp://sensouhantai.blog25.fc2.com/「反戦な家づくり」さんのブログから一部コピーしたい。
《もうボロボロの麻生君だが、最近こだわっているのは「金融機能強化法」らしい。大騒ぎした景気対策はほったらかして、この金融機能なんたら法を自然成立させるために1月6日まで国会を延長するとか。

ニュースを見る限りでは、経営危機だったり貸し渋りをしたりする銀行に、税金を投入(くれてやるのか貸すのか?)するための法律らしい。で、いろいろ検索していたら、民衆党の見解っていうのがあった。
民主党が文句を言っているのは、6点。

1.税金を投入する銀行は、「具体的な中小企業融資計画」を提出せよ
2.過去の経営方針のせいで経営が悪化した金融機関に公的資金を投入する場合には、その銀行の経営責任をハッキリさせよ
3.農林中金に投入する場合には、国会の議決が必要。
また、歴代の農水省事務次官が就任している理事長の給料を開示せよ。
それから、農林中央金庫やJAバンクは政治的な中立性をハッキリさせよ。
4.農林中金に投入された公的資金で、JA バンクの支援をするときは、透明性確保や地方銀行などとの公平性のために、個別名を開示せよ
5.他の協同組織中央機関に公的資金を投入する場合も、4と同様
6.地方公共団体が支配株主となっている金融機関については、本法の対象としない

どれも、当たり前の話しであり、法案を成立させたいのならば、このように修正して民主党の同意を得ればいいはずだ。にもかかわらず、修正せずにごり押しの自然成立をさせるということは、法案はこの反対のことをしようとしているワケだ。

つまり、

1.貸し渋りをやめるかどうか約束しない銀行にも税金を投入する
2.自業自得で経営悪化した銀行でも、経営者は何の責任も取らずに税金で救済する
3.天下りの温床である農林中金には、国会に黙って税金を流し込み、天下り理事長たちが国民に言えないほどの給料をむさぼる。そのために、農林中金は自公政権を公然と支援する。
4.JAバンクは税金を使って救済されても公表されない

などなど。
こういうことをするために、麻生君は国会を延長し、景気対策なんて知らん顔だ。
早い話が、農協の顔色をうかがうことにしか頭にない。景気対策のばらまきが、けちょんけちょんに批判されて、ぜんぜん選挙の買収にならないと見て、農協の買収に走ったというわけだ。》

”この街はとっくに死んでいる。死んでしまっているものを殺して・・”(「太陽を盗んだ男」)

2008年11月24日 | Weblog
長谷川和彦監督のデビュー作「青春の殺人者」は観た記憶があるんだけれど、その内容は全く記憶に残っていない。

「太陽を盗んだ男」はまるで初耳の映画だったけど、沢田研二の記事(すぐ下にアップ)を読んで以来、最近無性に、彼が主演したこの映画が気になっている。

上記の沢田研二についての記事はー
『護憲派は強力な味方を見つけた。沢田研二をひっぱりだしたらどうか。』(天木直人のブログ」より)

《東京新聞の「こちら特報部」は私の愛読コラムのひとつだ。その11月2日付に沢田研二のインタビューが乗っていた。

 今の若い世代にはピンと来ないかもしれないが、彼は70年代の歌の世界ではスーパースターだった。

その彼が、いくら現役を引退したからといって、ここまで政治的な発言をする事は驚きだ。しかも憲法9条を守りきりたい、と正面から護憲を主張している。

 「今の憲法があるから、日本は平和でやってこられた。それを米国を支援するために変えるのはおかしい」、

 「(憲法9条を)変えたい人は『国際貢献をしないといけない』と言うが、日本は政府開発援助(ODA)や個人レベルでも、たくさんしていますよ」、

 「GHQが作った憲法だから今の日本に合うように変えようと言われるが、そんな必要はない」、9条を守ることで、日本は米国から独立しないと」

 私は知らなかったのだが、彼の平和への思いは昔からだという。9条擁護を訴える文化人らの意見広告などには賛同者として加わってきたという。

 いくら現役を引退(まだ引退はしてないらしい:ピッキ)したからといって、沢田研二はかつてのスターでありメディアの寵児だった。

 芸能人が護憲を明言する事はめずらしい。それがたたって番組やコマーシャルから外されたという話も聞く。

 現役の芸能人の中には護憲的と観られている人が何人かいるけれど、彼らはここまで踏み込んだ言動をしない。政治的活動からたくみに身を引いている。

 そういう事を考えると、「我が窮状(9条)」という歌をつくって全国ツアーを始めた沢田研二には、覚悟のようなものを感じる。

 東京新聞は、その沢田研二について、「現実派には甘く、ガチガチの護憲派には異論もあるだろう」、と控えめに評しているが、とんでもない。彼ほど強力な護憲論者はいないと思う。

 この歌は「九条への(自分の)ラブソングでもあるんです」とインタビューで答える沢田研二を、平和を愛する国民は三顧の礼をもって担ぎだすべきだ。彼なら協力してくれるに違いない。

 護憲政党が党利党略で進める護憲運動を敬遠する一般国民は多い。私もそのひとりだ。彼こそ素朴に平和を願う一般国民の平和運動の先頭に立てる人物ではないか。》

今日は、ジョギングでちと疲れてしまったのでこの続きはまた明日。「太陽を盗んだ男」という映画について面白かったのはーhttp://summaars.net/taiyo.html