詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

湯たんぽ

2008年11月22日 | 日記
朝見上げるたんびに
いよいよ白一色へと変貌してゆく
遠くの連山
あんまり寝つきが悪いので
とうとう
湯たんぽを物置から取りだしてきた

認知症で寝たきりになってしまった母の介護の時にも
使っていた湯たんぽ
まるで未来が
いっぱい詰まったかのように
鮮やかなオレンジ色の湯たんぽ

「おやすみかあさんいい夢をね」と言うと
いっつも掛け布団から
きらきらふたつのどんぐり眼
いたずらっ子みたいな顔を覗かせて
「バアァー、あんたもいい夢をね」と
いっつも太陽みたいに
優しく微笑んでたかあさん

ちゃぷちゃぷ湯たんぽ
あったか湯たんぽ

「かあさん天国でもいい夢をね」
そっと呟きながら
まるで故郷のラッコみたいに
湯たんぽを抱きしめると
遠い木枯らしの音が
かすかに聞こえる

ノンフィクション作家佐野眞一氏を検索してみたら-

2008年11月22日 | Weblog
以前詩を褒めていただいたcafeのkazetohikariさんの日記で、佐野眞一氏について書かれていたので、早速検索してみたら・・僕が敬愛する実践者的ノンフィクション作家松下竜一氏とは違った意味で、その毒舌やバイタリティーさでは飛び抜けたノンフィクション作家なのかもしれない。

最近は以前ほど検索の時間がないので、あまりみるべき成果はなかったが、
*その毒舌さに唖然だったのはーhttp://d.hatena.ne.jp/mmpolo/20081103/1225642135
*巨星落つ〜佐野眞一氏が語るダイエー創業者中内氏はーhttp://www.nikkeibp.co.jp/archives/399/399524.html
*保阪正康x佐野眞一(『サン毎』8・24号から)抜粋はーhttp://bookend.blog.so-net.ne.jp/2008-08-17

三つ目に紹介したブログの主催者のように、最初は僕も元厚生天下り官僚連続死傷事件は天誅的テロだと思ったけど・・最近はどうも権力者側からのテロだったのではないかと考えている。

何故かといえば、犯行宣言がない天誅的テロは考えられないからだ。それとは逆に、推理小説の常道の、「誰が利益を得られるのか?」と考えるとそれは権力者側だからだ。
①積もり積もった年金官僚へのガス抜きができる
②将来民主党政権になった時にやばい事を白状しかねない危ない証人の抹殺
③これを口実に、我々の税金を食む公人で官僚たちの住所録等が早速閲覧禁止等で情報公開とは反対の方向へ
④官僚たちの警備が厳重になり、ますます管理・監視社会化

頭が相当いかれてるとしか思えない麻生首相(お笑い芸人よりははるかに面白いけど)の側近には、相当の切れ者か、相当に狂った人間がいるのかもしれないなと空恐ろしさを感じたのはーhttp://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/