詩人PIKKIのひとこと日記&詩

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武器を買うな!コロナに回せ!〜新宿で「いっしょに生きぬこう」デモ

2020年06月21日 | 政治
武器を買うな!コロナに回せ!〜新宿で「いっしょに生きぬこう」デモ

 「武器を買うな!『コロナ』に回せ!」「利権まみれの政府はいらない!」「安倍政権はもうたくさんだ!」「いっしょに生きぬこう!」。6月20日(土)JR新宿駅東口アルタ前にシュプレヒコールが響きました。午後1時からのアピール行動で実行委員会の松平さんは「私たちは日本の戦争する国に反対する反戦闘争をやってきました。しかしコロナの大流行の事態を前にして、人々がどう生き抜いていくのか突き付けられている中で、暮らしの問題、命の問題に取り組みながら、戦争する国に反対していく運動が必要だと考えました」と話しました。

 同時に労働・生活・労災・学生の相談コーナーも設置されました。労災相談に参加してくれた「東京労働安全衛生センター」の方は「診療所でコロナ対策をどうするのかと問題になった。4月の下旬には肺炎で来院した患者がコロナ陽性と判断された。診療のツールを変えたり、様々なことをやってきた。この先コロナは1年以上は続くだろうと、一般の患者さんと完全に動線を分け、隔離して診療を続けている」と話しました。医療現場の厳しさが伝わってきました。

 コリアNGOセンターの方から移住者の状況についてアピールがありました。一時的に日本に来ていてコロナ事態の中で帰国できなくなり、持病の薬が切れてしまったり、お金や仕事がなくなったりなど。そして「移住者にとって数カ月移動ができないことは深刻な問題となる。でも帰国困難者、短期滞在者、在留資格を失ってしまった人などには一斉支給の10万円はない。どうやって生きていくか。どうやって解決していくか。普段の社会の中において起こっている社会的格差とか排除の問題というのが、このコロナの中でやはり起きてしまっている」と話していました。

 沖縄一坪反戦地主会・関東ブロックの大仲さんは、コロナ禍の中で沖縄から何が見えてきたかについて話しました。「3月末から4月にかけて嘉手納基地でコロナの感染者が発生した。県は米軍に状況を伝えるように要請したのに、なしのつぶて。米軍はコロナの検疫を受けるわけでもなく、好き勝手に沖縄に入ってくる。自由に移動できる。米軍は基地の中だけで生活しているわけではない。基地の外に出て酒を飲んだり、民間人と接触する機会は多い。人権にかかわる重大な問題がコロナ禍の中で浮かび上がってきた」と。

 戦争に協力しない・させない練馬アクションの池田さんは「2020年度の防衛予算は5兆3千億円です。もしこれが保健や医療・福祉に使われていたら、新型コロナ災害はこれほどまで深刻ではなかっただろうと思います。安倍政権は、私たちには自粛を強制しながら、全く自粛することなく改憲策動の口実にこのコロナ災害を利用しようとしています」と、緊急事態条項の追加改憲の動きについて話しました。

 午後2時から新宿駅を一周するデモに出発。先頭の宣伝カーではデモと並行して労働・生活相談を行っていることもアピールしていました。沿道の人びとの中には横断幕やプラカードに目を止め、スマホで写真を撮っている人もいました。

 デモを終え、再びアルタ前へ。デモに参加した学生が発言しました。「私たちは4月12日からデモを行っています。一人10万円の給付を勝ち取ったのは私たちの運動の成果だ。このままでは食えないということをもっともっと言っていきましょう」と。

 また労働組合で労働相談に参加してくれた仲間は「反戦の取り組み、安倍政権を倒すという共通点のもとでいろいろな活動をやっている方がひとつになって、生活や労働の場に密着し、コロナをきっかけにした経済的な不況の中で苦しんでいる仲間たちとつながって闘いをつくっていく、安倍政権に対抗していくことが重要になっていると思います。コロナ対策で新宿の夜の街を敵として叩いて、あたかも何かやっているように見せる政治はまちがっていると思う」と話しました。

 約100名が参加していました。女性が少なかったのはちょっと残念ですが、それぞれの方の発言の重みと、声を上げていくことの大切さを感じた行動でした。〔尾澤邦子〕

電通血税吸血装置発覚<本澤二郎の「日本の風景」(3714)

2020年06月21日 | 政治
<政府政策立案時点からスタッフ派遣疑惑を徹底追及必至>
 永田町・霞が関・平河町に通じている事情通であれば、今の日本の現状を知り、足腰が立たないほど驚愕しているに違いない。国民が全く知らなかった闇の世界が、コロナ対策予算のカラクリ露呈で表面化した、そのためである。

 「広告代理店」は仮面の一つに過ぎなかった。新聞テレビの編集者を脅すなど容易なことである。テレビコメンテーターを挿げ替えることなど、昼寝をしていてもできることだった。

 有能な正義のジャーナリストを排除することも簡単なことだった。伊藤詩織さんを強姦したTBS強姦魔糾弾の記事を掲載させない、放映させないことなども。筆者の息子の医療事故死(東芝病院)を、同じ被害者ら人々に知らせない言論弾圧などは、実に簡単なことだった。

 彼らは日本政府が行使する血税予算からも、巧妙な手段でもって引き抜いて、莫大な闇資金を蓄財、それを効果的に散在することで、吸血装置そのものを、分厚い鉄板でかぶせて、これまでのように、「広告代理店」として平静を装っていたいだろうが、そうはいかない。

 昨日、ネットのYoutubeで内閣官房担当者が、立憲民主党のヒアリングの場で、真相の一部を明らかにした。電通から、あろうことか4人ものスタッフが、内閣官房に乗り込んで、政府のコロナ対策に関与どころか、主導している実態を明らかにしたのだ。

 このことが何を意味するのか、残念ながら野党質問では、経産省の大臣を突き崩すことはできなかった。内閣人事局の主催者である官房長官は、よくよく承知している。安倍と菅はA級戦犯として断罪できるだろうが、電通の底知れない闇を暴くことが、99%の日本国民の生存権と関係しているだけに、いい加減な対応は許されない。日本国民の覚悟が求められている。

 つまるところ、この電通吸血装置の徹底解明と大改革が、日本の前途と関係している。愛国正義の右も左も中道も、結束して総力を挙げ、真相究明を求めたい。日本の運命がかかっている!

<内閣官房=サービスデザイン推進協=電通委託すべて電通>
 事情をつかみ切れていない国民のために、あえて紹介しなければならないだろう。分かりやすい事例は、中小企業救済のための最大200万円を支給する「持続化給付金」769億円を、政府の中小企業庁役人は昼寝して、電通仕掛けの幽霊団体(サービスデザイン推進協議会)に丸投げ委託した。それを電通が再委託すると、20億円が引き抜かれたのだ。

 これほど主権者を愚弄する政府と電通の手口に、99%の国民は怒り狂っているのだが、事情通は「20億円は電通の闇献金の原資だ」と断罪している。昨日のjlj0011ブログで紹介した。

 再委託した電通は、さらに電通子会社を関与させていくことで、闇献金資金を膨らませて、政界と官界と言論界その他に流し込んでいく。官界の中に法務検察も入るだろう。未だに財閥関係者が起訴された事例はない。治外法権を手にする財閥なのだ。

 これら一連の大仕掛けは「電通が主導した手口」である、と断罪したい。21世紀にこれほど愚弄された日本国民も悲劇である。

<血税ゴボウ抜き=電通巨額闇献金の原資の可能性>
 中小企業救済のための持続化給付金は、スイスイと国会で成立した第二次補正予算で、新たに1兆9400億円に膨らんだ。

 ここでも、同じように血税が電通吸血装置に掛けられると、どういうことになるのであろうか。そもそも、一連のコロナ対策費は電通が仕組んだものであろうから、いよいよもって許しがたい「血税ゴボウ抜き」が、巧妙に敢行される可能性を否定できないだろう。

 持続化給付金事件は、電通大疑獄を想定させている。同じような手口は経済産業省・中小企業庁に限らない。

 2017年には、給付金を電通に丸投げした前田泰宏企業庁長官が、米テキサス州に公務出張した際、公務員倫理規定に反した行動をとっていたことも発覚、市民からの告発対象者になっているという。そこでは、幽霊会社・推進協関係者も参加していたことも判明している。「まともな野党が存在していれば、前田は即刻懲戒免職」と元自民党議員秘書は指摘している。

 血税を引き抜いて、それを闇献金の原資にするという悪魔の手口に、国民は声も出ない。観光振興策「Go Toキャンペーン」3095億円もまた、彼らの歯牙にかかるだろう、と予想されている。「雇用調整金」も不安視されている。これには、不正腐敗まみれの政治屋も形無しという。

 国会で成立した血税予算は、一銭の無駄も許されない。その血税に大きな穴をあけて引き抜くという電通手口、それも日本政府公認というのだから、不思議日本の最たるものだろう。

<政官界言論界の貢献者非貢献者にばら撒き口封じ?>
 闇献金先は、あえて言及する必要はない、という事情通の意見に賛成である。

 日本の国会議員は、世界一といわれる高給を懐に入れている。人事院の腐敗を印象付けているのだが。むろん、霞が関住人も十分すぎる血税を吸い取っている。

 この6月には、莫大なボーナスも懐に入れる。他方で、電通闇献金も追加される一部の有力者もいるだろう。言論界も怪しい。

 一説には、ナベツネ資産100億とか200億といわれている。「電通との仲はどうなのか」と指摘する事情通もいるようだ。

 電通路線に協力する人、反対の人たちにも、口封じの闇資金が流れているのだろうか。そのおかげで、1972年から政界を取材してきたジャーナリストも48年間、無知人間で生きてきたことになる。

 日本人は、これを放置してゆくのだろうか。相変わらず、ジャーナリストは沈黙して、電通に支配されてゆくのか。肝心の日本国民はどうなのか。これまで通り、ぬるま湯に浸って、やり過ごすのであろうか?

2020年6月14日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

安倍犯罪頓挫<本澤二郎の「日本の風景」(3718)

2020年06月21日 | 政治
安倍犯罪頓挫<本澤二郎の「日本の風景」(3718)

<幻想兵器「イージスアショア」墜落で秋田県民安堵>
 愚か者は、周囲に武器や軍隊がいると安全と勘違いするものだが、原発を含めてこれほど危険での人々命をさらす地域はない。陸上型ミサイル防衛システムというと、聞こえがいいが、これほど危険な兵器はない。結果的にみて、秋田県民の反対運動が実った。沖縄県民の戦いに弾みをつけたいものだ。ドイツから相当数の米軍が撤退するようだが、日本も沖縄・横田・横須賀・三沢から撤退すれば、トランプを支持してもいい。

 戦争は武器弾薬の保有が誘引する。自然エネルギーで航海できる帆船・日本丸が、最も安全でかつ自由な船であることが理解できるだろう。武器弾薬を海中に沈めことが、日本国憲法の非現実的現実の、素晴らしい夢の航海を約束させるだろう。

 イージスアショアは、運用開始までかなりの時間がかかる。経費は6000億円というとてつもない巨費だ。すでに言い値で手付け金を支払っているという。不良品だから、全額返還させる責任が、安倍と河野にある。簡単に辞めさせるわけにはいかない。議会と法廷でとことんつるし上げる必要があろう。

<前代未聞の安倍―河野の前代未聞の珍事>
 不動産屋・トランプは、武器弾薬の恐ろしいくらいの利権に小躍りして、計画中の幻想兵器をアジアの奴隷首相に「買え」と押し付けた。軍国主義国家改造を目指してきた安倍は、二つ返事で「ハイ」と応じた。

 武器弾薬に詳しい永田町の事情通は、この幻想兵器の購入過程に「前代未聞」と怒りをこめて解説してくれた。

 たとえ独裁的自民党政権と言えども、具体的な政策決定には、いくつかのハードルを超えないと、前に進行しない。まず自民党国防部会で議論し、次いで政策審議会にかけ、そして政務調査会で検討を加え、最後は自民党の最高意思決定機関である総務会で、全会一致で了承されないと、政府は動けないことになっている。

 安倍内閣は、こうした党内民主主義の過程をすべて無視した。アベ独裁とはこのことである。政権与党である自民党が存在しないのだ。安倍内閣の下では、国民の代表の多数で成り立っている政党が不存在だったわけだ。いかに幹事長の二階が、無力・大バカ者であることが理解できるだろう。

 日本の民主政治が破壊されていたことになるのだが、これを新聞テレビも報道しない。無知な国民は、ただ子羊のように追随するだけの、非民主的な国家に甘んじさせられてきた。指摘・追及しない言論は、その実、大魔神・電通に頭を抑えられて正論を吐くことが出来なかった。安倍に対する官僚の忖度は、他方で新聞テレビも安倍に忖度していたわけだ。

<米軍需産業の嘘―トランプの嘘―安倍・河野の嘘=絵に描いた餅>
 「このところ毎日、外務事務次官の秋葉が安倍と会っている。おかしいと思っていたら、イージスアショアのことだった。欠陥も大欠陥の陸上ミサイル防衛システムであることが判明、この重大事態をどう始末をつけるかで、安倍と河野は頭を痛めていた。会期の延長はこのことでも出来なかった。会期末を狙っての公表となったものだ。安倍だけではなく、河野も悪党だ。こやつは、祖父一郎の悪いところが遺伝している。安倍とお似合いだ」

 「トランプの嘘発覚だ。すでに1780億の言い値の契約、手付け金120億円を払っている。6000億、7000億かけて運用まで6年、7年。それどころか、ミサイルを発射すると、第一段目の推進ロケット・ブースターが、どこに落ちるか見当もつかない代物だとわかった。さらに問題なのは、超高性能レーダーが偽物だと判明した。スペイン製品だから、アメリカも外国頼みの計画中の武器で、まだ実戦配備していない。こんな代物を購入した安倍の犯罪は、金額からすると、もっとも大きい。2018年のトランプの初めての来日の時、押し付けられたものだ」

 事情通の指摘は、実にわかりやすい。秋田県民の反対は正しかった。

<武器計画段階の幻想兵器を購入したトランプの忠犬>
 それにしても、海のものとも山のものとも分からない、超高額の武器に手を出した安倍晋三である。それを止められなかった。霞が関と平河町と信濃町、さらには新聞テレビの言論機関が腐りきってしまっている証拠だろう。

 無知な国民は哀れだ。

 武器利権の大きさを裏付けて余りある。その元祖は安倍の祖父・岸信介、ついで中曽根康弘、いまや安倍晋三ということになる。岸の金庫番・中村長芳を思い出す。

 米国製軍用機を数回飛ばすと、もうそれで部品交換。これがまた高額だ。その一部がキックバック、岸が一番懐に入れた。中村・金庫番の証言である。国民の知らないところで、武器利権は今も継続している。

 もう無駄遣いをやめて、国民の福祉・教育に回す時代であろう。覚醒する21世紀にしないと、本当に地獄が待っている日本の財政事情である。

<帆船・日本丸の航海が一番安全=平和軍縮の日本がいい>
 日本は戦争を二度と起こしてはならない。隣国との友好に、持てる力を傾注するのである。国際機関の強化が日本外交のすべてだ。改憲で軍国主義の国にする安倍などの思想は、敗戦後の廃墟を忘れた危険極まりないものである。到底平和国民はついていけない。

 検察庁法改正案をつぶした国民の偉大な力でもって、改憲軍拡よりも「#帆船日本丸が最高」と叫び続けることが、日本人の使命であろう。日本国憲法の命じるところである。

 平和軍縮に賭けた、戦闘的リベラリスト・宇都宮徳馬の足跡を想起する時であると訴えたい。

2020年6月18日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

東芝は手順が間違っている!<本澤二郎の「日本の風景」(3721)

2020年06月21日 | 政治
東芝は手順が間違っている!<本澤二郎の「日本の風景」(3721)

<株主還元の前に医療事故死の反省謝罪が先ではないか!>
 昨夜、ロイター通信の記事を見て、相変わらず東芝経営陣の不条理に気づかされた。19万人の労働者の生活の底上げよりも、株式の一部上場や経営陣の懐を膨らませるためでもある株主還元に狂奔しているという。経営者の経営方針は、米英が「時代遅れ」と判断して手放した、原発WH買収に突進、挙句の果てに、空前絶後の粉飾決算で沈没した狂った経営と大差ない現在なのか。まずは、東芝病院での完璧ともいえる医療事故死に対する、反省と謝罪が先ではないのか。再生への手順が間違っていると強く指摘したい。東芝株主と社員にも訴えたい!

<社員株主は新型コロナウイルスで目を覚ましたはずではないか!>
 昨年暮れからの、今世紀最大の疫病・新型コロナウイルスの直撃で、人々の精神・思考に大きな影響を与えている。結果、旧来の政治も経済も根底から崩壊、大自然・人間重視の新たな時代の到来を求めている。

 消費者を騙すための東芝製の「社会貢献」は空文化して久しい。まずは社員の人間性を重視、そこから人材を育て上げる本物のモノづくりでなければ、社会と消費者が受け入れてくれることはない。

 コロナ危機は、人々や産業に新たなチャンスを付与している。ところが、悲しいかな原発に特化、暴利にのみ狂奔する東芝経営は、旧態依然、戦前の軍需産業時代と変わらない。これは新生東芝では全くない。

<遺族は電通大魔神の庇護にもう騙されない!>
 東芝の背後には、超巨大財閥の三井住友が控えている。社会正義の言論封じに対しては、電通大魔神が共犯者として控えていることが、最近になってようやく判明した。

 言論から司法までも操る、人々に災いをもたらす、筆者命名の「電通大魔神」の正体も、コロナ予算で発覚した。知らずに、反省も謝罪もしない東芝を業務上過失致死事件として刑事告訴したものの、法治も法の下の平等も三井財閥と電通にかかると、糠に釘で、社会正義もドン・キホーテでしかなかった。

 だが、天の使いか?コロナ危機が、電通の大魔神をあぶりだしてくれた。東芝経営陣の非人間性は、背後の三井住友と電通が防御壁となって、正義のペンを封じ込めていた。警視庁の書類送検を蹴飛ばした東京地検・松本朗が、悪徳検事・黒川弘務の配下であることも、ほぼ判明した。

 遺族の無念の元凶が電通だった。敵は本能寺・電通だった。ゆえに最愛の息子は、世の中に知られることなく、無念の生涯を閉じさせられたものである。

 東芝による事件事故で泣いている市民は、息子だけではない。無数に存在、泣き寝入りを強いられている。それを良しとする東芝経営陣であるかぎり、東芝の再生はない。

<車屋社長は我が息子・正文の霊に跪け!>
 東芝の経営体質は、経営者の暴利一辺倒の非人間性ゆえに、最も危険で高価なエネルギー・原発企業に特化した。因果応報による巨大な損失は、粉飾決算で社員と株主を騙して、やり過ごそうとしたのだが、天は許さなかった。

 「鳥になりたい」と母親に語り掛けていた息子・正文は、天から東芝を監視して、その不条理な様子を、父親のペンを動かしてくれる。思考と文字を有する人間精神の強さである。

 銀行マンの車屋社長に子供や妻がいるのだろうか。息子は、誤嚥性肺炎で救急搬送されて、東芝病院に入院したものの、看護師センターから離れた個室に押し込まれた。そこに警報装置もつけずに、看護師が100分も放置するという、信じがたい医療ミスで窒息死、この明白な医療事故死に対して、東芝は反省も謝罪もしない。

 大魔神電通が、警視庁捜査・東京地検に手を回して、今も何食わぬ顔をして、やり過ごそうとしているが、ペンはいま初めて電通の正体に気づいた。

 三井銀行OBの車屋に人間性が蘇るのだろうか?東京地検不起訴の場面で、介護の妻も体調を崩して、息子の後を追ってしまった。反省と謝罪もしない東芝は、我が家から二人の命を奪った。

 「過ちは改むるに、はばかることなかれ」である。正文の霊に跪くことを車屋に強く提案したい。

<東芝経営陣は無能以前に非人間性を克服すべし!>
 この10年来の東芝データから、専門家から無能経営陣との指摘が少なくない。確かにそうであろうが、その前に、彼らの暴利を追及するだけの非人間性にある、と大声を上げて叫びたい。

 数年来、折れて示談交渉を呼びかけたが、東芝の顧問弁護士は門前払いよろしく、一度たりとも当方の依頼人と接触しようとしなかった。東芝顧問弁護士も鬼である!

 「仰いで天に恥じず」を車屋と東芝弁護士にプレゼントしようか。「悪事千里を走る」という。東芝製品には、人間の魂が込められていない。ゆえに消費者に敬遠されている。車屋に再度、猛省を促したい。人間性のある株主・社員にも呼びかけたい。


[東京 20日 ロイター] - 東芝が、保有する半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(HD)の株式を段階的に売却する方針であることが20日、分かった。関係筋が明らかにした。キオクシアHDの上場後に売却し、売却益は税引き後の約半分以上を自社株買いなどの株主還元に充てる方向で検討している。

東芝は昨年末までに7000億円の自社株買いを実施。東芝株を保有するアクティビスト(物言う株主)からはキオクシア株の売却などを通じ、さらなる株主還元を要請する動きが出ている。

東芝は米原発事業での巨額損失で経営危機に陥り、2018年にベインキャピタルが主導する企業連合に約2兆円で旧東芝メモリホールディングス(現キオクシアHD)を売却。その後、3505億円を再出資し、議決権ベースで約40%を取得した。キオクシアの時価総額は数兆円との試算もある。

東芝は同日、事業ポートフォリオの見直しや保有資産の取り扱い、株主還元策などの可能性については従来から検討していると明らかにする一方、「決定した事実は現時点ではない」とのコメントを発表した。

キオクシア株を巡っては、東芝が段階的に売却する方針を固め、売却益を株主還元の原資に充てると先に日本経済新聞が報じた。

2020年6月21日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

アリの一言 : 日曜日記102「コロナ禍」で生き方を考える<2>「信頼」「共感」 ケン・ローチ監督

2020年06月21日 | 政治
http://www.labornetjp.org/news/2020/1592705319227staff01
アリの一言
日曜日記102・「コロナ禍」で生き方を考える<2>「信頼」と「共感」
2020年06月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 ☆20日夜のNHK・ETV特集。新型コロナの第1波封じ込めに成功した(感染者443人、死亡者7人)台湾で、その指揮をとった陳建仁・前台湾副総統のインタビューが放送された。
 数々の貴重な教訓は、17年前のSARS感染の苦い教訓(大量の院内感染)から導かれたものだった。

 たとえば、「情報の透明性、共有」。政府の責任者が毎日テレビで状況を説明し、時間無制限で、市民からの疑問・質問に答えた。
 「感染者の早期発見と徹底した隔離」。PCR検査体制を抜本的に強化した。SARS以後、伝染病防止法を改正し、違反者に罰則を設けた。
 「デジタルフェンス」という独特の感染者感知システムで、14日間、感染者を徹底的に管理・隔離した。

 こうした政府の強力な措置は、個人のプライバシーと抵触する側面がある。民主主義を重視する台湾政府でその点の躊躇はなかったのか。その点も含め、陳氏は強調した。
 「最も重要なのは、市民の信頼です」

 SARSの時は、いま日本でも起きているような感染者・医療従事者に対する差別があった。しかし、今回それは問題にならなかったという。
 「市民は患者への共感と思いやり、医療従事者への感謝を学びました。感染症で市民は心理的に成長しました。共感は感染症対策に不可欠です。共感とは連帯の心です」

 「政府に対する市民の信頼」。日本に足りないものは数々あるが、絶望的に欠けているものが、これだろう。

 ☆19日のNHKニュースで、イギリスの映画監督・ケン・ローチ氏(84)が「コロナ禍」の社会について語った。「わたしは、ダニエル・ブレイク」などの作品で、社会的弱者にまなざしを向け続けている監督だ。

 ローチ監督は、自粛生活をしている自分と比べ、「貧しい人には自粛生活を維持する経済的な余裕はない。防護具もないリスクの中で低賃金で働かなければならない。感染は貧しい人に速く広がる。差別しているのはウイルスではない。社会だ」。

 「私たちの世代は無秩序で崩壊しかけた社会をつくってしまった。不平等、搾取、圧制、暴力がはびこる社会だ。私たちの世代がすべきは謝罪だ。代表して若い人たちに謝ります」

 ローチ監督は、社会に芽生え始めている変化に注目する。

 「これまですれ違っても忙しくて会話もしなかったのに、いまは『何か必要なものは?』『手伝いましょうか?』と声を掛け合うようになった」
 「この困難を切り抜けるためには、信頼できるものを見つけ出すことが大切だ。ドアをノックして『大丈夫?』と声をかけてくれる人。そんな人を私たちは信頼できる。その信頼の輪を広げていけばいい。隣人から地域のコミュニティへ、そして国へと広げて、連帯を築くのだ」

 ローチ監督の言う「ドア」は、物理的ドアだけではないだろう。
 私はどれだけの「ドア」をノックして、声をかけることができるだろうか。
*写真=ケン・ローチ監督

レイバーネットТV150号放送報告~都知事選直前!緊急ディスカッション

2020年06月21日 | 政治
http://www.labornetjp.org/news/2020/0617tv2
レイバーネットТV150号放送報告(2020年6月17日放送)
関西生コン/人種差別反対デモ/都知事選~コロナ禍のもと未来を探る

 150号は、何となくドキドキして迎えた。三密を避けて必要最低人数でしていたスタジオに3ヶ月ぶりで入り、あの緊張の中のチームワークの中にいることは、この2か月以上に及ぶ蟄居を経た後は、格別の思いであった。

 しかも今回は何が飛び出すか分からない、都知事選告示前日のディスカッション。今回のハイライトは、宇都宮けんじさんのタクシーの中からのリモート参加で、山本太郎さんの立候補についての考えを聞けたことだった。(報告:笠原眞弓)
(全体アーカイブ)

 司会は 北 健一・北穂さゆりコンビで、今回も息の合ったところを見せてくれた。

<動画ニュース>

動画ニュースは皆さんからのリポートが頼り。特に地方の方からの投稿をお待ちしています。

①石垣島住民投票義務付け訴訟の裁判の結審
 原告は石垣島ら30名の市民。昨年3月からはじまった基地建設。住民説明会を行った翌日に工事開始に異を唱えた市民の住民投票要求の署名を市議会は無視したというもの。自治基本条例で認められた民主主義の基本を踏みにじったものとしての訴訟である。判決は8月27日。注目を。

②新型コロナ緊急アクションの中間報告会
 参議院会館で12日にあった新型コロナ緊急アクションの中間報告会。現場での活動を通して、あるいは、非正規、女性、外国人労働者らの生きた言葉が語られていった。コロナだから「仕方ない」という空気が強いが、それは違うと訴えた。

③コロナに乗じたヘイトに反対する行動
 6月14日、池袋で行われたデモ。コロナがあぶり出したヘイトに対するNOを突き付ける。朝鮮系の幼稚園へのマスクの不配。それを抗議して支給されたら「外国人なのに…」などの抗議の電話。とはいえ、デモには若者の姿も多くみられ、飛び入りで隊列に加わる人もいた。このような差別は終わりにしたいと締めくくった。

(動画ココカラ)

速報「関西生コン弾圧事件・武健一委員長の保釈後インタビュー ~コロナ禍の若者に期待する

 640日も不当拘留されていた関西生コンの労働組合(全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部)の武健一委員長に、大椿ゆう子(社民党常任幹事)さんがインタビューした。開口一番「外に出てきて最高だ」。

留置所の中でも「推定無罪の人を罪人扱いするな」と、理不尽な指示には従わなかったと、さすがの反骨ぶり。弾圧の本質は、まともな労働組合の広がりを阻止するために、組合としてうまくいっているところを弾圧するという意図だろうという。
 最後に闘う労働者へのメッセージは?との問いに「あきらめない」で闘うこととはっきりと述べた。この言葉は、長年の闘争をしていらした方々の、心から湧き上がる気持ちと思う。

 インタビュー後、大椿さんは武さんが長期拘束にもかかわらず健康維持できていたのは、本人が精神面でもコントロールができる人だと思ったと印象を述べたあと、今の状況での続く人たちへのメッセージを次のように伝えてくれた。

労働者に対するコロナで大量失業、倒産が予想される中で、団結をする必要性に迫られている。その手法を知らない若者に、知っている我々がサポートして武器にしてもらえたら、今の政治や経済の仕組みを覆すことができるということだった。

 大椿さん自身も世間に叩かれながらも、関西生コンはじめ社会に発信されているのは、自分の問題だからと。本人が非正規首切りにあって労働組合を知り、助けられた経験から、不当な労働問題は私たち(自分)の問題としてとらえているからとその信念を語った。

(動画ココカラ)

海外レポート : 世界に広がる反人種差別デモ「Black Lives Matter」

 5月25日にアメリカアメリカミネソタ州で起きたアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが白人警官に8分46秒にわたって膝で首を圧迫され亡くなった。その事件に端を発した抗議行動「Black Lives Matter」が世界に広がっていることについて、根岸恵子さんがたくさんの写真を使いながら解説。

 根岸さんは「Black Lives Matter」にハッシュタグが付けられたのは2013年のフロリダで起きたトレイボン・マーティンさん射殺事件、その次の年ミズリー州で起きた18歳のマイケル・ブラウンさんの白人警官による射殺事件など、大きな抗議行動があったという。膝をつくポーズは、16年の女子サッカー大会での国歌の演奏中に膝をついて抗議したメガン・ラピーノ選手に連帯したもの。さらに欧米社会の中の人種差別に対する抗議行動の歴史にも触れる。それが、今回コロナの失業という経済問題、構造的な差別が絡んだという。つまり奴隷制度まで歴史をさかのぼる背景があり、ヨーロッパはじめ世界に広がったと分析した。

 その後サンフランシスコ在住の和美さんとお連れ合いのスティーブさんにインタビューした。スティーブさんは、今週ベイエリアでも2つの労働者のデモがあり…と話はじめる。和美さんは、新聞の写真を示しながら、ホームレスのテントがダウンタウンの25ブロックを埋め尽くしたと紹介する。

 失業率25%の大不況の中で資本主義のシステムが、人々を救済することはできないとスティーブさん。そこにコロナ禍が加わる。アメリカの健康保健制度は不十分なので、なんとコロナで入院したら2000万円を請求された人もいたとか。人種差別問題をきっかけに、人々はデモに立ち上がったが、そこには住宅、教育、学費、たくさんの市民生活に密着した問題があり、一気に爆発したという。
 「希望はないのか?」という質問に、「立ち上がった若者に希望を見る」と。気候、環境、雇用、学内への銃の持ちこみなど、今や11歳の子どもまでもデモに参加しているとか。
 そして、アメリカの現状は、ほぼ日本と同じ。両国の労働者が団結して闘うべきだといい「安倍やめろ!」とのエール交換で締めくった。

(動画ココカラ)

特集 : 東京都知事選挙公示直前!緊急ディスカッション「マスコミが伝えない小池都政の忘れもの」

 公示前日の秒読みスケジュールの中で、私たちのTVに特別出演を快諾してくださった宇都宮けんじさん。次の予定が迫る中、移動中のタクシーの中からのリモート出演となった。私たちですら、リモートでの発信はまだ3回目の素人なのに、移動中でもできる!というのが大発見でもあった。
 
「東京なのに宇都宮 弁護士なのにけんじ」の歌を8年前に作ったジョニーHさんから話題がはじまる。

 北さんは単刀直入に、山本太郎さんが立候補することに対する気持ちを伺う。彼は2016年の経験からも民主主義の社会において、他の人が圧力をかける権利はないという基本から起こす。自分が立候補を決めた時点では、野党の中のいくつかの党の統一候補と山本太郎の出馬は想定内だった。お互いに正々堂々と闘えばいいという。

 森てるおさん(西東京市議会議員・2020都民政策会議)が公示前の手ごたえを問うと、自主投票の国民民主党の議員たちのうれしい応援について語る。また記者会見で「地味をどう克服しますか」と質問われ「地味を売り物にしていますから」と答えたと笑う。

 北穂さんから「若者に知名度が低いが、彼らへ一言」と問われ、「投票に行ってもらいたい。コロナの拡大などで、学生も政治が身近なものになったようだから、ぜひ選挙に行ってほしい」とのこと。


 休憩 ジョニーHの歌は、その時々の状況を織り込んで歌う琉歌。「私があなたに惚れたのは ちょうど19の春でした…」。  続いて川柳界の若手乱鬼龍。安倍アラート小池アラート鳴りやまず

 都民政策会議のメンバーの森さんは五輪一色だったことを危惧して、その後の政策の方が大事と急遽この会を立ち上げ、都知事立候補しそうな人に提言をまとめ、この政策に対してどう考えるかのアンケートを送った。ところが戻ってきたのは、宇都宮さんだけだったという。


 4年前に小池ゆりこさんは、12のゼロの実現のための7つのゼロを打ち出した。一つ一つ検証していくと、すべて達成されてるとは言い難い。「待機児童ゼロ」というが、保育環境は悪くなっていること、預けたいけど働く場が決まっていない人は待機児童から外す等のトリックがある。唯一達成されているといわれている「動物(ペットなど)の殺処分ゼロ」もカラクリがあるという。

 柴田武男さんは「小池都政の歴史的位置づけは古典的なハコモノ行政で、その間違えをコロナ禍が証明した」と語る。1967年の美濃部都政は「福祉」が充実して、排ガス規制も進み、市民に寄り添った都政だったが、その後の市民生活が、限界にきている。今後は「わかちあい」が大切だという。

 大阪在住の大椿さんは、大阪は維新か自民という究極の2択だという。「都民は選べるだけうらやましい。宇都宮さんは、地道に反貧困の活動をされてきた。山本さんも今大変な思いをしている方たちにフォーカスしている」と語る。さらに「排外主義的な思想のある人を首長に置くのは、とても危険」と指摘。関東大震災で虐殺された朝鮮人たちの追悼式にメッセージを出さない小池もその仲間ではないかと危惧する私である。

 「勝てる候補を立てるのが常識といわれているが」という質問に対し森さんは「前回の選挙を踏まえて今回は、回答をもとに話し合いをおこない、お互いに理解しあっての選挙戦で、期待している」という。

 最後に韓国での選挙戦と日本の違いを柴田さんが解説。韓国はアメリカの大統領選に似ていて、候補者を決めるのに予備選挙をしているという。マニフェストをどう作るか、話し合い勉強して、時間をかけて政策を決めていく。徹底した議論の中で候補者は鍛えられ、選挙民は政策を理解していく。ところが日本は、多数決で決めるためのものでしかない。

 ジョニーHさんは、スーパーシティー法をはねのける力があるのは、首長と地方自治体だけなので、ぜひ都知事は導入を受け入れない人になってほしいと言う。

 森さんは最後の一言として、小池さんは国政に戻りたいのだから、この際戻られたらどうでしょうかと提案した。

・出演者 森てるおさん(西東京市議会議員・2020都民政策会議)
宇都宮けんじさん(弁護士)・柴田武男さん(会員)
大椿ゆうこさん(社民党常任幹事)
 コーナー司会 ジョニーHさん(会員)

(動画ココカラ)

(写真 小林未来)

反リストラ産経労 : フジHD(フジテレビ・産経新聞親会社)株主総会行動に参加を!

2020年06月21日 | 政治
http://www.labornetjp.org/news/2020/1592706067236staff01
6月25日(木)フジHD(フジテレビ・産経新聞親会社)株主総会行動に参加を!
暴政を恣にする日枝久フジサンケイグループ代表の経営責任を追及!
                           反リストラ産経労

6月25日(木)午前9時、新交通「ゆりかもめ」の「台場」駅改札集合で、 フジHD(フジ・メディア・ホールディングス=フジテレビ、産経新聞の親会社)株主総会
に向けた情報宣伝行動を行います。
是非、ご参加下さい。
現場監視のため、反リストラ産経労弁護団から複数の弁護士も参加します。

フジHDの株主総会は、社員株主を動員した「やらせ総会」として知られており、その違法ぶりは際立っています。

今回の株主総会では、出演者が自死に追い込まれたフジテレビの番組「テラスハウス」の打切りや、
東京高検の黒川弘務・前検事長と賭けマージャンに興じていた産経新聞記者の問題でも、その経営責任が焦点となっています。

原発の事故隠しで東京電力社長を引責辞任した、南直哉監査役を取締役(監査等委員)に選任する議案も提出されています。
南氏は、2006年からフジの監査役に就任しており、
フジの原発事故報道萎縮の元凶とも目されています。

さらに、フジHDは、東京・お台場でのカジノ事業への参画をもくろみ、今総会でも、その計画の具体化に弾みをつけようとしています。

今回の株主総会では「やらせ・八百長」の違法な議事運営を許さず、日枝久・フジサンケイグループ代表の経営責任を追及して行きます。

フジHDは、2017年6月、トップ在任29年に及んだ日枝久代表取締役会長(82歳)が取締役相談役となりましたが、宮内正喜会長(76歳)、金光修社長(65歳)ともに、日枝代表の腰巾着と評されており、取締役在任37年に及ぶ日枝独裁体制は今も続いています。

フジHDの全額出資中核子会社・フジテレビでも、遠藤2019年6月、遠藤龍之介専務(フジHD取締役)が社長に昇格しましたが、日枝は取締役相談役に留まり、実権を掌握し続けています。

日枝氏は、産経新聞社の取締役相談役も兼務してフジサンケイグループ代表の座に居座り、同グループ全体を支配しています。グループ内には「日枝院政」への不満・批判が鬱積しているのが実情です。

民放主要キー局4社の中で最下位というフジテレビの視聴率不振もあって、フジHDの業績は一向に回復せず、
2020年3月期決算でも、連結売上高は前期比5.6%減少、営業利益は24.1%減、経常利益も17.0%減となっています。

フジサンケイグループは、1994年に結成された「まっとうな労組」である、反リストラ産経労を嫌悪して、委員長となった松沢弘・論説委員を地方支局に不当配転。

団交要求を全て拒否した挙句、同年、何の理由も示さずに、松沢委員長を懲戒解雇するという暴挙を働きました。
反リストラ産経労は、同グループによる「労組潰し」の攻撃をはね返すべく、松沢委員長の不当解雇撤回を求めて闘い続けています。

以下のフジHDのホームページで株主総会招集通知がご覧になれます。
https://www.fujimediahd.co.jp/ir/pdf/meeting/t79/ogms79.pdf

反リストラ産経労への連絡は以下のメールアドレスにお願いします。
fujisank@jt3.so-net.ne.jp

フィッシュマンの涙

2020年06月21日 | 政治
製薬会社の新薬治験に参加した若者が原因不明の副作用で魚男に変身してしまう。事件はトップニュースとなり、若者は一躍脚光を浴びて時代の寵児に。しかし、メディアは手の平を返し、魚男は奈落の底へと落とされていく……。父親、恋人、弁護士、そして新米TV記者が魚男を生み出した製薬会社に戦いを挑んでいく──。

キャスト
イ・グァンス イ・チョニ パク・ボヨン チャン・グァン
スタッフ
監督・脚本:クォン・オグァン

イ・グァンス、パク・ボヨンら注目の若手キャストが共演! 『グエムル』から10年……韓国映画界が世界に放つ、笑って泣ける、まさかの青春モンスタームービー!!
製薬会社の新薬治験に参加した若者が原因不明の副作用で魚男に変身してしまう。事件はトップニュースとなり、若者は一躍脚光を浴びて時代の寵児に。しかし、メディアは手の平を返し、魚男は奈落の底へと落とされていく……。父親、恋人、弁護士、そして新米TV記者が魚男を生み出した製薬会社に戦いを挑んでいく――。