詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

再度、後期高齢者医療制度(障害者は65歳から強制加入)について

2008年08月16日 | 政治
小泉純一郎という、いまだに国民的人気がある・・偽改革で日本国民をアメリカと官僚たちに売り渡した政治屋のために多くの日本人が貧困や自殺へと追い込まれつつある。

こんな悪法中の悪法は直ちに廃止すべきだし、暫定税率をはじめとするガソリン関係の税もすべて廃止すべきだ。誰のための何のための、税金から収入を得ている政治家や官僚なんだと問いたい。

それと、これだけ天井知らずの物価高なのだから、食料品の消費税をゼロにして、購買力を高めての景気回復が、まず最初にすべきことでないんのかい?
詳しくはーhttp://www.news.janjan.jp/living/0802/0802010949/1.php

敗戦の日、無条件降伏の日の詩

2008年08月15日 | 日記
あの世の死者たちは
おそらくカンカンに
怒ってるのではないかと思う
ぼく等のすべてを
なんちゅう欲に眼がくらんだ情けない奴らだと

世界一素晴らしい
人類史上稀有の立派な憲法を持ちながら
世界一豊かな食料や自然(石油以外の全分野)や
完全な資源リサイクルの伝統文化を持ちながら
誰もが働くことが大好きな世界一勤勉で
思いやりのある人々であったはずなのに
現在のお前たちのその様はなんだと
嘆き哀しんでいる気がする

十年間自殺者3万人以上どころか
ますます大多数の日本人が
貧困や自殺へと追い詰められつつある
世界一非情で情けない国に
いつからなってしまったんだと

言い訳はもうやめよう
ぼくらがあまりにも
ひどすぎる指導者ばかりを選んできたツケなのだから
断崖絶壁に立っている
この国やぼくらの生活は
あとひと押しで
奈落の底へ真っ逆さまなのだから

日本人はどの人々よりも
平和によってしか生きのびられない
そして働く事を尊ぶ
相互扶助的な社会だったはずだ
憲法九条と平和主義で
戦後のぼくらの繁栄があったはずだ

小泉以降の弱肉強食の市場原理のせいで
日本人のほとんどが
弱者へと転落させられつつある
だからこそ
公共サービスやセイフティネットの充実や
福祉・医療・介護・教育分野や
弱者救済や敗者復活システム充実にこそ
まず税金を再配分が必要になってくる

それがなにを置いても
政府や行政や官僚や政治家の
真っ先にすべき仕事だ
法治国家に相応しい
憲法等の遵法の手本を示すのが
我々の税金から高給を得ている君らの仕事であるはずだ
現在の憲法を否定したり
税金ネコババ等の違法行為は天に唾する行為だ
それならそれで
ぼくらがコツコツと額に汗して税金からの
高給や天文学的な補助金や様々な特権など
断じて!受け取るべきではない

いま何よりも必要なのは
減税等で税的負担を軽減したり
自然回復による自給率のアップだ
誰もが安心して老後を送られるように
後期高齢者医療制度などいう天下の悪法を廃止して
公約どうりきちんと年金・保険制度を立て直すことだ

国鉄から始まって
高速道路、郵便局、公有地・国有林という
闇から闇へと奪われ続けてきた国民共有財産(莫大な税金投入の)だったが
それらの未来的なビジョンが必要だ

例えば晩年に
オランダを見習っての「土地国有化」を
主張した司馬遼太郎氏みたいに
休耕田・耕作放棄地を国が買い上げたり
官僚が情報を隠し続けてきた国有地・国有林の情報開示をさせ
それを安く国民に貸し出したりと
食料自給率アップ可能な未来や
かってのように
豊かで美しい自然は
みんなの共有財産なんだという日本人に
再び戻って欲しいなと思う


政府、与党、官僚、政治家、マスコミは嘘ばかり言うな !

2008年08月15日 | 政治
「増税をする前にまず無駄を無くせ」と言う声が最近やたらと多い。この国のほんとの支配者層の官僚代弁者であり続けてきたマスコミや政治家の口から流され続ける。天下の朝日新聞や野党民主党政治家の間からさえも・・

しかしながらこれは全く転倒した主張だと思う。日本の未来を考えるならば断じて、「減税をする前にまず無駄を無くせ」でなければ、この国はますます食うや食わずの国民だらけになってしまって、存続不可能になるんではと思う。

そしてそれ以前に、大半が我々の税金という限られた国家予算(家庭だと収入の範囲内)で、あれこれと智恵を働かせてやりくりするのが、その道のプロであり、血税から高給を得ている官僚や政治家の第一の仕事であるはずだ。

普通の家庭ならどこでもやっていることが、何故国家だと不可能になってしまうのか?そんな無能で税金泥棒というべき官僚や政治家などは全く必要がない存在ということになる。

自分たちの無能さをひけらかして、「税的負担増が必要」などと公言して恥じない官僚や政治家は、即座にその職を辞するべきだし、恥知らずにもそうしようとしないなら・・その高給を半減したり、全くの役立たずの君らをこそ削減すれば、増税なんか必要なくなるんでないんだべか。


高校野球を観ながらの夢 (2)

2008年08月13日 | 日記


高校野球を観ながらの夢 (2)
夢がすべての始原なのではと思う。正確に言うと宮沢賢治のようなシャーマンの夢が、すべての人類の文化の源なんだろと思う。(僕も十代の頃、空を飛んでは墜落する夢ばかりみてたんで鳥のシャーマンなのかもしれない)

夢は脳のメンテナンス作業中の配線が錯綜した時の出来事なんだろうけど・・色つき、音つきだし、触覚・味覚・臭覚もある。

今日の昼間の夢はー何処かの戦場だった。人々の大半は嘆き哀しみ、残りの人々は怒りのために眼が燃えている。見渡す限りの廃墟は、広島・長崎の原爆被災の後みたいだったし、イラクやアフガンみたいでもあった。

一軒だけ食べ物屋が残っていた。僕は『あと財布には5万円くらいしかのこってないんだけどな・・』と思いながら・・「十人分くらいの食べ物と飲み物はあるかな?」

僕も焼肉を少しだけ食べた。傍らの老人に残った肉と野菜の包みを指差して、「それは食べないのか?」聞いたら、「明日の食料だ」。

風に吹かれながら、見渡す限りの廃墟を見渡しながら・・いったいここは何処なんだと思っていると目が覚めた。


評判があまりよくなった詩「比喩」だけどー

2008年08月13日 | 日記
言葉には
色んな言葉があるんだと言いたかったんだ

そして言葉はいつでも
手垢にまみれてしまいがちだと

夢を運ぶ言葉
それはぼくの理想でもあるけど・・

それは
灼熱の地獄や
嘘や詭弁の荒野を
くぐり抜けたあとでなければ
無理なんだと言いたかったんだ

どうしてかほとんど訪問者のいなかったぼくのブログに二人目の書き込みがあった。
《18歳でバイク事故で「まれに見る脳挫傷」1ヶ月間の意識不明から社会復帰し、現在も続く他人からは、見えぬ障害と闘っている自分の・・体験談です》というブログはーhttp://tomotaroukun.blog116.fc2.com/?mode=friends



比喩

2008年08月12日 | 日記
すべての言葉は
言い訳と隠蔽のためにあるのかもしれない

すべての青空が
神々の
錯乱と錯覚のなれの果てであるように
すべての星々が
あの世には持っていけなかった
守銭奴どもの贋金であるように

すべての森々が
傷ついた生命を隠すためにあり
すべての島々が
死した生命の埋葬のためにあるように

すべての生き物が
かつての偉大なものたちの
哀しみの産物であり
すべての人々が
誰もが同じ
涙の結晶を抱いて生きているように

ふるさと小樽 (プロレタリアート文学と失われた革命の都)

2008年08月12日 | 日記
まるで 遠い遠い
思い出せそうでいて
思い出せない記憶みたいに
雨に暮れゆく港町が好きだった

雨に濡れそぼった野良犬が一匹
頼りない街灯の下を
とぼとぼと歩いていったあとには
波間でのたうつ街の灯影と
街灯をひとつひとつ消してゆく雨脚の激しさ

僕の祖父母が
北海道開拓のために
明治時代中ごろ上陸した港町小樽
小林多喜二や伊藤整の本を片手に
その頃を夢想しながら
大好きな詩人左川ちか(川崎洋の妹)の詩を
海に向かって暗誦しながら歩いた街

日本のプロレタリア文学と
失われた革命の都ー小樽
多喜二の「1928年3月15日」のほとばしるような人間群像たちよ!

その頃貧民街だった手宮で
今でもその面影を残しているのは
僅かに 観光名所の運河と
野原にぽつんとある鉄道博物館ばかりだけ
小さなストーブ作りの町工場や
夕暮れ時の港で紫煙をくゆらしながら
夕飯のオカズを釣っている工員ばかりだけ

そういえば
原田康子にも 佐多稲子にも
小林多喜二の伝記物語や
多喜二の母への訪問記があったっけ

日本人がこのままいつまでも
奴隷のまま幸せになれないうちは
プロレタリアート文学と革命の都
小樽の街は決して
忘れ去られることはないだろう


  注:現在ネットで読める多喜二の本はーhttp://www.aozora.gr.jp/index_pages/person156.html
  小林多喜二についてはーhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E5%A4%9A%E5%96%9C%E4%BA%8C



おおれは一生流れ者♪ (岡林信康の歌より)

2008年08月11日 | 日記
嬉しいときも
哀しいときも
おおれは一生流れ者♪の精神で生きてきた

風が理想なのだ
降りしきる雨が
転がる石ころが

なにかにしがみつくとか
執着するのが苦手なんだ

いつだって
後悔なんかしないで
晴れ晴れと死んでゆくというのが
理想だった
人間以外の
すべての生き物みたいに


色んなドアがあり、色んな扉がある

2008年08月10日 | 歴史
ぼくがこの世界の誰よりも詳しいと言える分野は-
(ごく限定された部分的な分野だけど・・)
古代史と文学とSFとホラー
少し昔の競馬と環境問題
介護・看護とリストラ関係
冠婚葬祭と警備関係

ぼくがトヨタから首切りされた時は、まるで現代SFの出発点のジョージ・オーウェルの「1984」みたいだな・・と思ったもんだった。天下り法務官僚重役の指揮のもとに法務部門が取り仕切って、会社幹部と組合幹部が左右にずらりだった。

その内容はというと、毎日掃除のおばさんのすぐ側で、陰毛丸出しのエロ雑誌を見ていた派遣業者(ぼくが移動するたびに監視のために一緒に移動)や、毎日ぼくのトイレ時間をストップウォッチで測っていた上司のぼくへの糾弾だった。

創価学会系企業からの首切りの際には、ナチスドイツや手塚治虫の「火の鳥」や「光る風」(山上たつひこー稀有のギャク漫画家で、「こまわりくん」は歴史に残るナンセンスマンガだと思う)を連想した。

行政から委託の市営斎場の会議室には、ロリータビデオが山積みされていて、市役所の職員がコーヒーを飲みに来てはそれを見たり、それを見ることを自分にも強制したり、ネットで同性愛映像をダウンロードしたり、それを加工して見ることを強制したりという上司だった。我々の血税で。

仕事中の労災が認めらなかったことや、仕事中のパワハラやセクハラを労働基準監督署に訴えても全然認められなかった。

パソコンはできたての頃からの付き合いで
その歴史には詳しいけど、ブラインドタッチ以外の自信はない

どの分野の仕事も大好きだったけど
でもなかなか詩を書く以外には、社会貢献していないなと思う

泥棒を志している人々への忠告がある
現在ではセコム(先日サミットのあったホテルの所有者)等のために、約20分で警察がすっ飛んでくるので、止めることを忠告したい。ネットでの違法行為も・・

それでも
交番の前の自動販売機をバールでこじ開けたり、トヨタ工場内でドリルで鍵穴を開けたりという猛者もいたけど・・



夜勤仕事中に作った詩(1) きみがいた季節

2008年08月07日 | 政治
きみがいた季節は
白いヒメジョンが揺れる
廃線に沿った夕暮れの道を
なかなか別れ言葉を言い出せなくって
歩いていた季節

あの頃はまだ
沈む夕日の湾岸から
磯臭い風が吹いってきていたっけ

互いに
なにも言わなくても ぼくらは
羽根をもがれたサモトラのニケ
泳ぎを忘れてしまった人魚と
飛ぶことを忘れてしまった鴎

ぼくらの目の前には
どんな日にも
荒々しい波に囲まれて
切り立った断崖

いつだったかきみが
「父があそこから自殺を図って助けられた場所だよ」
という断崖だった

そしてきみの父という人は
ぼくが考古学の道を目指していた頃
憧れていたただ一人の人




夜勤仕事中に作った詩(3) 切り株の詩

2008年08月07日 | 日記
いまではすっかり
熊の巣だらけとなってしまった
生まれ故郷を
一度だけ訪れたことがある

ぼくが入学した小学校がとっくに廃校になり
廃線になってすぐの頃だった

小学校も駅舎も
とっくに解体されていて
丘の上の小学校のぐるりを囲んでいた
桜並木はすべて切り倒されていた

その切り株のひとつに腰掛けようとすると
切り株の真ん中から
新しい芽が出ていた
お前も俺も
似たもの同士だなと思わず呟いていた

そっと目をつぶると
にぎやかだったあの頃と同んなじ
あちこちからのせみ時雨のなか
遠いぼくらの喚声が聞こえた

夏休みには
校庭の真ん中での
七夕の飾りつけやビデオ鑑賞会
やぐらを組んでの盆踊り

冬には
雪像の間での雪合戦や
下登校どころか
体育や遠足までもスキーで滑った
ぐるりの山々

こんな小さな村に
数千人が住んでいたなんて
とても信じられないよなと
切り株たちに
語りかけるしかなかった

夜勤仕事中の詩(4) プカプカ

2008年08月07日 | 日記
淋しくなるといつも
ふるさとの海を思い出す
入江へと延びる月影や
行き交う漁船の灯火を

顔だけを
海面から出して
プカプカ プカプカ
浮かんでるのがぼくの趣味だった
水着姿でいっぱいの昼間の砂浜でも
誰もいない夜の入江でも

人生なんかも
明日なんかも
糞くらえ

ただただ
空をゆく雲を見つめて
プカプカ
空いっぱいの群星を見つめて
プカプカ


夜勤中に作った詩(2) たった独りの反乱

2008年08月07日 | 日記
創価学会系企業で首切りされた後も
どんな風に
奴らと刺し違えようかと
奴らの後をうろついていた
裁判などでは
到底勝てるはずがないから

何故かと聞かれると
たった独りでの反乱が
大好きなんだというしかない
それこそ
奴らの望んでいたことなのかもしれないが・・

去年読んで
そのどの巻も好きだった松下竜一全集の中にあった
たった一人になっても
ダム建設に反対するような
意固地な人間が大好きだ

明治時代の渡良瀬川公害でも
すべてのものに
敢然と独りで立ち向かった田中正造もまた
いまだ始まることのない
新しい時代の先駆者でありつづける

良心のままに生きるとは
誰かに褒めてもらうとか
誰かに認めてもらうとか
誰かの賛成を求めるとかとは
まったく次元の違うことだ

自分のこころを
納得させるものこそが
人生そのものなんだという意志は
確実に弱められつつある
それを許さない社会が
ますます強固になりつつある
かっては
誰もが持っていた意志が
奪われつつある

たかだか十数年で
きみは何をするつもりなのか?
それとも考えることなど放棄して
誰かに任せてしまうつもりなのか?

あの世には
きみのささやかな地位も財産も愛も
何も持ってはいけない

無へと還ってゆくということだけが
誰にも平等な運命だ
それに向かって
一人一人が立ち向かわなければならないのだ


唯一の被爆国日本&日本人のなすべき事とは

2008年08月06日 | 日記
米国の次期大統領候補の二人や、キッシンジャーをはじめとする多くの元政府高官が核廃絶を唱え始めたのだという。その背景には色々な理由があるにしろ、やっと日本の出番がやってきたのではないのだろうか?それが世界で唯一の被爆国の日本人の責務ではないのだろうか?
詳しくは(「核廃絶と日本の外交力」)ーhttp://www.amakiblog.com/archives/2008/08/06/#001058

今日は人類史上最も残酷な無差別大量破壊兵器「原爆」が広島に落とされた日だ。多くの犠牲者のご冥福をお祈りすると同時に、二度とこのような残虐行為を許さないためにも、すべての核兵器を廃棄させなければならない。核兵器の悲惨さを世界中に発信してゆかなければならない。それこそが、日本が世界に貢献するための第一歩にならなければならない。

その他の無差別大量破壊兵器もまたそうだし、問題や事故が多すぎる原発からの自然エネルギーへの転換もまたーhttp://www.news.janjan.jp/living/0808/0808053827/1.php


2008年08月05日 | 日記
また朝が明けてきて
鳥たちが鳴きはじめてしまった

ぼくだけにしか
わからない朝の哀しさ
昨夜もまた
生きて延びてしまったという哀しさ

ぼくの初恋のひとそっくりの
中島みゆきは
「ああ 人はむかしむかし
 鳥だったのかもしれないよ
 こんなにも こんなにも
 空が恋しい」
と歌ったけど
ぼくの哀しさは断じて違う!

昨日もまた
惰性で生きてしまったという哀しさ
弱い者を貪り尽くし
この国の未来のすべてを奪い尽くす
奴らと刺し違えることのできなかったという
哀しさだ