中国コスト高で繊維製品生産が元戻り

２月１４日ロイターが、中国の生産コストが賃金やエネルギー価格上昇で、元来の生産国に戻っていると報じていた。

中国の繊維産業の規模は、従事者で４６０万人、国内総生産（ＧＤＰ）の１０分の１、衣料品を含めた輸出額は２０１５年で２８４０億ドル。賃金は経済成長率を上回って、色々な分野で競争力に影響が出るのではなかろうか？

繊維産業のみならず色々な分野での生産が技術力が高い先進国勢と、賃金が低い新興国勢へ分散するであろう。世界の生産工場としての中国の役割が変わっていることであり、中国の政治経済の構造が変化する兆しではないかと思う。


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