先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

ホンダFIT、2月に販売に思う!

2020年01月01日 18時56分44秒 | 日記

ホンダがコンパクトカーのFITを2月に販売すると言う。それで、少しでもCO2排気が少なくするように配慮しているだろうと思って宣伝を見たら、ガックリ。

相変わらず、ガソリン車を前面にしている。しかも、CO2排気が少ない、HV車の7掛けの値段。ガソリン車が安いので買って下さいと言う事。では同じクラスのAquaはどうかと思って、そのサイトを見たら、その全てのモデルはHV車であった。唯、トヨタはさらなる下位機種では、ガソリン車とHV車を並列販売しており、環境への配慮がされていない。

地球の温暖化は、待ったなしの状況ゆえ、メーカーは少しでもCO2排気を減らすようにすべきなのに、メーカーはガソリン車を前面に出している。しかも、コンパクトカーは、どのメーカーもやたらモデル数が多く、製造コストを上げているように見える。同一サイズの車ではHV 車は、ガソリン車の3割は高い。

どういう理由かは分からないが、モデル数を少なくして製造コストを下げれば、HV 車も、価格が下げられるのではないかと思う。メーカーも環境問題に配慮していることをアピールすれば、HV車はもっと売れるのでは ? 既にコンパクトカーは、HV車の売上が高い。売上1位はNoteE Power、2位がAquaと言う事だが、モデル数をへらすとか、コストダウンの努力をすればもっとHV車の価格を下げられ、さらに売れるのでは、そして環境問題解決に少しでも貢献できる。。

 

 

 

 


北海道の主力魚種不漁 親潮が弱く高水温が原因 太平洋沿岸で「特異現象」

2020年01月01日 14時08分02秒 | 日記

 

Yahooニュースで北海道新聞の記事を紹介していた。『北海道の主力魚種不漁 親潮が弱く高水温が原因 太平洋沿岸で「特異現象」』と言う。40年ぶりとか半世紀ぶりに不振とかだが、連続するようであれば、地球の温暖化となるが、そう短兵急には結論付けてはいない。唯、あちこちで特異現象が起きていることだけを見ても、地球温暖化の影響があちこちで起きているのは明らか。各国が真剣に環境問題に取り組まないといけないのに、どの政治家も環境問題には腰が引けていて、触れようとしないが、何故なんだろう?



例のない海洋環境の変化の可能性も

 秋サケやサンマなど北海道の主力魚種は今季、深刻な不漁に見舞われた。北海道の太平洋沿岸の海水温が高めに推移した影響が大きく、親潮の勢力が極端に弱くなる特異な現象も発生。これまでに例のない海洋環境の変化があった可能性もある。長期的に取れる魚が入れ替わる「魚種交代」のほか、外国船の大量漁獲や資源量の先細りも絡み、漁獲量の回復は見通せない。

秋鮭は41年ぶりの低水準

 道内沿岸の今年の秋サケ最終漁獲量は前年比24%減の約4万5千トンとなり、41年ぶりの低水準となった。

 秋サケが母川へ戻る9月、夏の高気圧で、北海道の太平洋沿岸に海面水温が平年より2~4度高い「暖水塊」が出現し、冷たい海を好むサケが寄りつかなかったと考えられる。函館頭足類科学研究所の桜井泰憲所長は「暖水塊は10月に台風が三つ通過した影響で長く居座った」と説明する。

サンマも1972年以来最低に

 高水温に弱いサンマも不振で道内の水揚げ量(11月末)は前年同期比61%減の1万9794トン(速報値)で、詳細な記録が残る1972年以降最低となった。

 北海道区水産研究所主任研究員の黒田寛さんは太平洋側沿岸に冷水を運ぶ親潮の弱さと流量の少なさが高水温の要因と指摘。漁期直前の7月下旬、親潮上流の千島沖の海水温は平年より6度も高かった。黒田さんは「過去30年では見られない特異現象だ」と話す。

マイワシ豊漁、スルメイカは不漁

 マイワシの豊漁とスルメイカの不漁も近年続いている。日本近海の水温が長期的に寒冷期と温暖期を繰り返し、取れる魚種が替わる「魚種交代」が起きているとみられる。原因は複雑で判然としないが、14年ごろからマイワシが優位となる寒冷期に入り、18年の道内漁獲量は14年比2・6倍の12万4千トンに増えた。

 一方、温暖期優位のスルメイカは18年に1万6千トンと14年の4分の1以下にとどまり、今季も記録的な不漁となるのは確実。道などは本年度から国連のデータに基づく海面水温予測を研究しており、漁期や稚魚の放流時期を見直す検討材料にする。気候変動に対応するための資源、漁業管理のあり方を探る方針だ。