先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

DaaS? デバイスでサブスク型サービス?

2020年01月07日 21時30分09秒 | 日記

DaaSなるサブリスクリプション・サービスが、企業の業務改善につながると言う。何の事かと思いきや、DaaSのDはPC等のデバイスで、それを、ソフトやクラウドサービスを追加することで、企業に不可欠なコンピュータ処理がより合理的にできるし、PCレンタル屋にとっても、従来のレンタルだけのサービスから、付加価値が増えての提供だから、収益が上がると言うわけ。

より具体的には、Office365の最新版を、ゥラウド・サービスで提供、ユーザーは自社でサーバーを立てることなく、クラウドサービスでデータの格納を行い、メールも使えるし、メールも使え、ユーザーのIT活用度を上げて経営合理化を向上させている。更には、セキュリテウィソフトもインストールし、機密性を上げて、ユーザーが安心してPCを使えるようにしている。此処までしてレンタル・サービスからサブスクリプション・サービスを実現したと言える。そうなると確かに、リース売上より、サブスクリプション・サービス売上が大きくなるのは自明。

そういう発想をすると、アメリカ由来の、サブスクリプション・サービス、日本でも、色々な新たなビジネス展開が出来る。


「スペースジェット」 地上試験に向け県営名古屋空港に移動

2020年01月07日 13時00分35秒 | 日記

 

これだけでもニュースになる。三菱のジェット旅客機「スペースジェット」 地上試験に向け県営名古屋空港に移動と。移動と言うから、さぞかし進展したかと思いきや、工場と飛行場、一体化していて、単なる数百メートルの移動だった。やはり多くの人は、日本発の初めてのジェット旅客機の開発は期待していると思う。

メ~テレ(名古屋テレビ)によると開発が遅れていた「スペースジェット」の最終試験機がようやく完成し、6日午後11時すぎ、愛知県豊山町の最終組み立て工場から、県営名古屋空港へ機体が移されました。三菱航空機によりますと機体は7日以降に地上試験が行われ、エンジンを動かして滑走路を自走できるかなどを確認します。

 その後、機体の安全性を担保する「型式証明」を取得するためアメリカで実施中の飛行審査に組み込まれる予定です。

これまで度重なる設計の変更などから開発が難航してきたが最終試験機が完成したことで2020年の半ばとする初号機の納入時期に間に合うかどうかが注目されます。

更に読売新聞によると、今後、米国の試験拠点に移動し、量産機納入に向けた最終的な試験を行うと言うが、さらなる完成延期の恐れもあると言う。

 開発を担う子会社の三菱航空機は2015年以降、4機体制で飛行試験を進めてきた。今回は飛行試験用としては5機目となる。ただ、就航に必要な日米当局の認証を得るには機内の電気配線などを変更する必要があると判断し、900か所以上の改良を加えた。

 三菱航空機は、改良したこの試験機を使った飛行試験を昨年秋に始め、20年半ばから量産機を納入する計画だ。試験機の完成が遅れたこともあり、6度目の納入延期の可能性も出ている。

 

パナソニック 自動運転の技術開発強化 デジタルAV技術の活用でコネクテッドカー向け???

2020年01月07日 07時05分53秒 | 日記

パナソニックの経営が厳しくなっていて、業務変革などの経営改善を行っていると言う経済雑誌の記事が多くなっている。10兆円企業のリストラとか聞きたくもないので、詮索しないが、自動車のネットワーク・サービスCASEに力を入れていると言う記事が多々出ている。その中身を見てみたら、素人目には?と見えた。

最初に、2014年に、テスラとLiバッテリーの共同製造会社ギガファクトリーを設立したが、その後、両社はうまくいっていないとする報道が多く、そうこうしているうち、テスラは中国に工場を作りモデル3を10万台作ったとか。パナのバッテリーが使われたとは聞かない。中国には世界最大のバッテリー会社BYD やCATLが在って、それらから調達したのでは?

 数年前には、CASEのための、部品提供を宣言。

昨年には、小型電気自動車(EV)の開発を手掛ける米スタートアップ企業、トロポステクノロジーズと組み、同社に遠隔管理やソフト更新の基盤技術の提供を始めた。米ユタ州では当局と組み、自動車と道路に設置したセンサーなどを組み合わせて運転の安全性や利便性を高める事業を進めているが、5月以降、対象車両を現在の30台から2000台に増やす。米二輪車大手、ハーレーダビッドソンもパナソニックのつながる車の基盤に対応した車種を増やす。

そして、パナソニックは、そのためのカメラ先進技術が在るとか、AV 技術が在るから、自動運転に大きく貢献できるとしている。しかし、パナソニックは、画像認識や、通信が強いとは思えない。自動運転には、各種認識技術やインターネット技術が基盤になるから、ピントがずれている。

 

この認識は多くの人とも共通であるからこそ、パナソニックの経営が大丈夫かと言う事になる。ソニーもぱなとおなじように、映像やAV センシングが強いが、その分野のコンテンツも、映画とか、音楽ソフトも手掛けているからこれらをビジネスにすることで業績を更に伸ばしているのと対照的。