【1月11日 AFP】(更新)イランの首都テヘラン近郊で、ウクライナの旅客機が墜落し乗客乗員176人が死亡した事故について、イラン軍は11日、「人的ミス」により誤って同機を撃墜したと発表した。

国営イラン通信(IRNA)が伝えた声明によると、8日に墜落したウクライナ機は、敵の脅威が最高度にまで高まる中、「敵機」と誤認され、撃ち落とされたという。

 同国のモハンマドジャバド・ザリフ(Mohammad Javad Zarif)外相は同日、ツイッター(Twitter)で、イランの「深い遺憾の意、また謝罪と追悼の意」を表明。「悲しい日だ」「米国の冒険主義が引き起こした危機的状況の中で、人的ミスが悲劇につながった」「イランは全ての犠牲者の遺族、関係国に深い遺憾の意、また謝罪と追悼の意を表明する」と述べた。(c)AFP