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田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

まめつんで レンズテスト

2013-02-03 21:27:01 | ねこ
記憶の中からすっかり消えていたレンズに、35mm f2.8という古いニッコールレンズがあります。
たまたま見ていたニコンのサイトに、この古いレンズの変遷を綴った読み物があり、
確か自分も持っていたことを思い出し、さっそくデジカメにてその写り具合を試すことにしました。

このレンズは20年近く前に、中野にあったカメラ屋で見つけたものです。
たぶん70年中ごろに作られたものだと思います。
根拠は、まずピントリングがアルミではなくラバーになっています。
さらにAiタイプではなく、当然Sタイプでもありません。ただし絞り環はAiに改造してありました。
レンズを見た印象は、前玉が小さく当然f値が暗いので逆光にも強そうに見えました。
購入してから気づいたのですが、古いレンズの為か内部のレンズ面に曇りがありました。
シャープネスに影響するかはわかりませんが、コントラストの低下は免れないかもしれません。
さてさて、前置きはこのくらいにして、AUTO NIKKOR 35mm f2.8 で覗いたまぬけな「まめつん」をご覧くださいまぁし~。


F2.8の開放で撮っています。
順光での撮影ではコントラストもしっかり、絞り開放ですがボケにくせは無く素直なボケかたをしています。
まぬけヅラのまめつんをしっかりと描写していますね。


F5.6で撮っています。
決して硬い描写にはなっていません。
バックのボケ味も柔らかく、ボケ顔のまめつんもシャープに写しだされていますね。


F4で半逆光で撮っています。
この条件でもコントラストは高く、まめつんの面白顔も完璧に再現されていますね。
これならば完全な逆光にも期待が持てます。


F4で逆光で撮っています。
強めにプラス補正をしているので全体にフラットになっていますが、これなら逆光も大丈夫。
つぶれた顔のまめつんもちゃんと写っています。


F11にて
まどろむ まめつん


F11にて
色の抜けもいいし、シャープになりますね。
が、まめつんのお顔もますます間が抜けてきましたねっ!

・・・
はい これでお仕舞いっと。

40年くらい前のレンズですが、じゅうぶんデジタルにも使えると思いますよ。
古いレンズの持っている癖がすなわちレンズの味にもなるわけで、こんな風にレンズで遊べるなんていいと思いません?

いつもいつもモデルになってくれてありがとね!まめちん