本日の感想文；「サクラサク」さだまさし

高齢のおじいさん。
比較的大きな会社の部長を務める仕事人間な父親。
家事はこなすけど、家族をかえりみず、
テレビを見ているか女友達と出歩いているかのどちらかの母親。
高校中退でアルバイトを転々とする、
エリート的な父親から「ダメなやつ」と烙印を押されている長男。
典型的な今風女子高生の長女。
よくある５人家族の物語です。
父親が、おじいさんが呆けていくなか
思いもよらない長男の優しさを知り、
長男との関係がうまくいきだすと
逆に家族がバラバラな事への危機感を持つようになる。

何かをしなければ・・・と言う思いから
突然土曜日の朝に家族全員を車に押し込んで
宛ても無いドライブに出かける。
（このときは既に、おじいさんはほとんどあっちへ行きっぱなしである）

旅行の過程で娘が打ち解けだし
頑なだった母親も家族を気遣うようになる。

最後は全員で、まるで宝捜しのように、
おじいさんが幼少のころ
唯一家族全員で暮らして幸せだったと語っていた家を突き止める。

両親が健在で同年代のふたりの子供がいる私としては
感情移入しやすい内容で
何度も泣きそうになりました（＾＾；
親のことや子供のこと
家族のあり方や人間のありかた
いろいろ考えさせられました。
配偶者はいないので、
それだけは考えずにすむのがちと楽かな？（爆）

これを書いてる再中、ななちゃんが邪魔しまくりで
突然プリント画面になったり
シャットダウンの選択になったり
日記がとんでしまうのではないかとヒヤヒヤしました（＾＾；

画像は日記とは関係なく、
いたずらっこのここちゃんのドアップです（*￣ｍ￣）ぷっ！