ひなたぼっこ 第二章

二匹の愛猫(でぶ猫のナナ、黒猫のココ)と50歳から始めたモトクロスがメインです。
2015.02.14ハッピー登場。

本日の感想文「城をとる話」司馬 遼太郎

2006-12-20 00:19:48 | 感想文
なっちゃんはいいこだね~♪
うん! ぼく いいこだよ(=´∇`=)

むかしはアレホド触られるのが嫌いだったのに
今では延々と撫でさせられます(^^;


「竜馬が行く」の次は軽い現代物でも。。。
と思っていたけど、
図書館にこれと言った物が無く、
またまた司馬遼太郎を借りてしまいました。

石田三成と家康の衝突寸前の
上杉と伊達の国境付近の話です。

隣国の佐竹家から一人の浪人が上杉領に入って来ます。
国境の伊達側に築城中の城を
「一人で取る」と言って上杉の密偵一人と
城を築いている村に入って行く。

城を取りたいとゆう、
自分にとって何の利にも成らぬ事に
物狂いした男の為に、
途中で会った商人や山人や、
村の住人を巻き込んで、
城方の足軽も含め何百人と言う死者の山を築く。

結局数時間「城をとった」と言う状況になって、
男がひとり満足しただけで、
城は伊達方に奪い返され、
前と後で変わった事と言えば、
村が二つ消滅した事と、
築城にかかわる侍、足軽が別人になっただけであった。

竜馬が行くに出てきた、
竜馬や志士達と共通したところがあるようだが、
太く短く生きたい男が、
周りの迷惑も考えずに突き進み、
自分だけ「ああ、面白い人生だった」
と笑って死んで行く話である。

確かに本人は面白いかも知れないが、
周りの者はたまったものではない。

人に迷惑をかけないようにと、
教えられて来た私には真似のできない事です。

だから大物になれないんでしょうね(^^;
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