ブログ110423 春の料理 筍ごはん

母が料理が下手というか大味だったせいか、小さな頃は、筍が大嫌いだった
筍が美味しいと思ったのは、京都の知人のお爺ちゃんの家に遊びに行って、筍を昆布で炊いたのが出てきて、断れず食べた時からだ
その筍はほっこりしていて、今まで食べていた筍は一体何だったんだろと思ってしまうほどおいしかった
しかも、昆布も大嫌いだったが、これまた肉厚でほっこり美味しい
この経験により美味しく調理されたものは美味しいということを学び、食わす嫌いは止めることにした。
この時から筍は好物となり、筍ごはんの時期になると、外食和食では筍ごはんを求めてしまう。
そして、今日の料理イベントは正に筍づくしのメニューである。
レシピをもらうのを楽しみにしていたのだが、何と４名も欠席者が出たため急遽私までかり出された
筍は既に茹でてあったのが非常に残念だがレシピを見るのと、実際にやってみるのでは確かに大きく違う。微妙な所が分かっているようで分かってないのである。
メニューは、
筍ごはん
筍とワカメのおすまし
筍と菜の花の酢味噌和え
鶏肉とシシトウの串刺し照り焼き
どら焼き風デザート
なるほどと思ったのは鶏肉とシシトウを串で刺すことだ。
このひと手間で、豪華に見えるし、交互に刺した茶と緑の色彩が増す
あと今回、非常にためになったのは『どら焼き』だ。
普通は小麦粉にベーキングパウダーなのだが、モッチリ感を出す為に、白玉粉を混ぜるのだが、これがなかなかイイ。
しかも、電磁調理器なので、焦げ目も本物のどら焼きみたいだ
抹茶を混ぜたら更に美味しくなりそうだ今度、ぜひ試してみよう
そして、意外だったのはあんこと生クリームの混ぜ方だ。
てっきり、ホイップした生クリームにあんこを混ぜると思っていたら、ボウルにあんこと生クリームを入れ一緒にハンドミキサーで軽く混ぜるのだ。この“軽く”というのが大事で、混ぜすぎると油が分離してしまうらしく。本当に10秒くらいでいいらしい。
あとは、イチゴ〓を乗せて完成
まさに春爛漫のメニューである。
個人的にはイチゴもいいが、杏でもいいかもと思う。
そうなると、ある意味、もんじゃの時のあんこだまに近いかもしれない
予想外の参加だったけど、とっても楽しかった。