3/20に日本橋にCOREDO室町がオープンした。ちょうど三越日本橋本店前だ。
その地下に
GONTRAN CHERRIER(ゴントラン シュリエ)というパリのパン屋さんがオープンした。
しかも買うのに並んでいる
だがせっかくなので並んでみた。
全体的にパイっぽい形成のパンで、薄い層が重なっていて、サクッというよりは、意外にシットリしている。
クロワッサンもシットリ。
好みかというと微妙。
どちらかと言えば、カフェドクロワッサンのパンの方が美味しい〓
とざい東西、
ここにくり広げたる絵巻は
大江戸八百八町の中でもとりわけ名高い日本橋
時は、十一代徳川家斉の世の文化二年(1805)
所は、日本橋から神田・今川橋までの大通り、その間七つの町があり
繁華を行き交う人を数えてみれば千六百七十一人、そのうち女性は二百人
それに犬二十匹 馬十三頭 牛四頭 猿一匹 鷹二羽
通りに出たるものは、魚・青物を振売 食べ物の立売 薬・本・古着の行商
回 結 寺院勧達の一行 六都 巡礼 虚無僧
辻 籠 飛脚 登下城の武家の一行 雑市の賑わい お江戸見物の人々
と書かれた煕代勝覧(きだいしょうらん)。
今はベルリン国立アジア美術館にあるらしいこの絵巻。
日本橋の賑わいを生き生きと描いている。
右手が神田・今川橋。
左手が日本橋。
そして、中央あたりに三井越後屋。
上下に店や通りを行き交う人の様子を説明書きしてあるのも、絵巻の理解が深まってよい。
あぁ、江戸はいいなぁ。
三越の地下入口に桜色の暖簾が掛かっていた。
そして、その左手の壁には
「越後屋、お主も“悪”よのう」のお決まりの悪代官の文句ではなく、「越後屋、お主も春よのう」になっている。
桜色の暖簾と相まって、なかなかの酒肴だ。
欧米的なスタイルもいいが、暖簾というのもなかなか良い。
しかも、暖簾の端が捲られているのも、粋だ。
江戸はいいなぁ。