広報邂逅記

広報宣伝に携わる私が、世の中の面白いこと、美味しいものや温泉鉄道旅を紹介します。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。

ブログ191102 加賀100万石と加賀屋の旅~尾山神社~金沢城~兼六園

2020-11-11 15:00:39 | 食べ物
まずは、タクシーを待たせて松吉食料品店で昆布巻きを入手。

そして、ホテルへ。

とても、親切なタクシーのおじさんで、美味しいお蕎麦屋さんと、山の上にある会席のお店を紹介してくれた。

さて、金沢見学であるが、ホテルからバスに乗り、尾山神社から金沢城、兼六園のコースを予定。

まずは、バスで移動。
今一つバス停が不明。
バスは難しいなぁー(笑)

歩くには少し遠いし、タクシー乗りるには短い。。
なので、バスなのだ。

旅の鉄則としては、駅前のホテルに泊まるのを原則としているが、今回は全くホテルが取れず、こんな中途半端な場所の滞在となってしまった。


まずは尾山神社なのだが、その前にちょっと良さげなお店を見つけたので、立ち寄る。

▼加賀てまりのお店で“毬屋”
https://kagatemari.com/

手毬とはお姫さまな感じである。


さすがに手毬は、、、と思い!指ぬきにした。
指ぬきもお姫さまが使うような装飾性の高いものなので、タッセルに加工されたコチラをチョイス。

とても緻密で美しい細工です。
もちろん、絹糸です


買い物を終えて、続いては尾山神社へ

加賀藩祖前田利家公と正室お松の方が祀られているそうです


この神門は、
明治8年の建築で、和漢洋の三洋式を混用した異色の門として全国に知られ、兼六園と共に金沢市のシンボルにともなっています。第一層には戸室石(角閃安山岩)を用いてあり、第三層は四面五彩のギヤマン張りで、もとは御神灯が点灯され、その放つ光は金沢の街を照らし、また遠く日本海を航行する船の目標たらしめたものです。なお第三層目に設置された避雷針は、日本最古のものだそうです。


▼尾山神社
http://www.oyama-jinja.or.jp/

和洋折衷なのが面白いですね。
門の向こうに七五三の姿が見えます。


▲尾山神社 御朱印

神社の御朱印は往々にして細い華奢な筆遣いであることが多い。

12:41~尾山神社


13:00
尾山神社の裏手から金沢城へ抜けられるようだ
木々が紅葉してますね

現在、お城の石垣の辺りが工事中ですが、工事が終わったら尾山神社からスムーズにお城へ行けるようになるみたいです


▲金沢城公園 マップ
http://sano567.my.coocan.jp/SIROATO/kanazawajyo-/index.html

天守閣があるわけではないようです


▲三十間長屋


ちょうど、無料の見学会を行っていたので入ってみることに。。


人物と比べるとよくわかりますが、本当に太い梁ですね


▲三十間長屋
宝歴の大火(1759)の後、長く債権者されず、安政(1858)に再建された長屋。
大火以前は食器などを納めていたが、幕末の再建後は武器・弾薬を納めていいたといわれる。


二棟三層三階の「橋爪門続櫓」(左)と物見櫓「菱櫓」(右、見切れて見えない。。)とを二層二階の倉庫「五十間長屋」でつないだ建物(平成十三年七月再建)




金沢城には石垣をくりぬいた煉瓦のアーチ状のトンネルがあった。

石垣にレンガのトンネル?!
なんて、ハイカラなお城なのだろう!!とおもったら、


このトンネルは、かつてここに駐留していた旧陸軍が造ったものだそうだ。弾薬庫への通路だったそうで、藩政時代とは全く関係ないようだ。
全く案内もなく、忽然とあるのでとても不思議な光景である。

ハイカラなお殿様が造ったわけではないようなので、造られた背景を知ると、ちょっと痛わしい。

まあ、煉瓦好きとしては近くで見てみたいが、


城の案内図にはないので、見てみたい方は、三の丸から戌亥櫓方面に向かうと本丸園地の石垣の下を通る。この石垣に煉瓦のトンネルがある。結構、大きくぽっかり開いているので、案内は無いが、気付く人は気付くかも。

▼煉瓦のトンネルについて
http://www2s.biglobe.ne.jp/~west_v/kei-26.html


▲鶴丸倉庫
江戸時代前期は2棟並んで建っていたそうですが、宝暦の大火(1759年)のあとは1棟となり、1848年(嘉永元年)に加賀藩の大工、山本勝左衛門によって現在のものに建て替えられたそうです。


鶴丸倉庫でも無料の企画展が行われており、加賀藩の参勤交代の豪華な行列絵図が拝見できました。
コピーではありましたが、その長さに驚きです。
さすが、加賀100万石です


「御」とあります。お殿様のことですかね?


こんなに大人数で江戸と加賀を行ったり来たりしてたら、財政は逼迫するでしょうねぇ(^_^;)


▼鶴丸倉庫
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/kanazawa_castle/spot/turu.html

https://kojodan.jp/castle/53/memo/544.html


「橋爪門続櫓」と物見櫓「菱櫓」、「五十間長屋」を石川門側から見た写真

別の建物かと思っていたら、逆側だったんですね

それにしても、抜けるように青い空です。


塀の構造なども紹介されていました。
中の構造がどおなっているのか、知る機会はなかなかないので、興味深い展示でした


こちらは、石垣の積み方について


お城の石垣を見ていると、よく石が抜けてたりして、崩れるのではないか?!と心配になっていたが
こういう構造であれば大丈夫なんだぁ~。なるほど。


▲金沢城マップ
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/kanazawa_castle/map.html


鶴松倉庫の写真が一枚抜けてました。
順番が前後してすみません。


石垣はこんな感じに積んであるんですね。
これを見ると、小さな石が多少落ちても大丈夫とは思いますが、長い年月がたっているだろうから、不安には不安ですよね。


▲鶴丸休憩館から撮影
とてもキレイな休憩所です

お城を見ながら軽食もいただけるようです

青い空と紅葉。
本当に最高の観光日和りでした

▼鶴丸休憩館 豆皿茶屋
https://creators.me/2017/05/09/kanazawa_castle_cafe/


▲三の丸広場と菱櫓
小さな堀もあります


▲河北門
河北門は高麗門である「一の門」、櫓門である「ニの門」、「枡形土堀」及び続櫓の機能を持つ「ニラミ櫓台」により防御機能を持った構成となっています。

平成22年完成 130年振りに甦りました

▼河北門
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/kahoku_gate/

▼河北門 工事
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/eizen/sintyoku/kahokumon/kahokumon.html

このように、色々な建築物が復元されるといいですね。


▲石川門
石川郡の方を向いていたと言われることからその名がついたそうです


すごい立派な梁ですね!


加賀100万石だけある門構えです


https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_10059.html


上の回廊も見学させてくれていたので、グルッと回ってきました。

敵を取り囲んで戦うために回廊になってるんでしょうね。


兼六園側から撮った石川門

下は、昔はお堀だったんでしょうけど、今は道路になっていました。

大きな道路が作れるほどのお堀って、すごいですよね。


本当に抜けるような青い空で、観光日和りでした。


兼六園へつづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする