知人の誘いで、赤坂をどりをACTシアターに観に行った。
本当は着物で集合だったのだが、地震疲れと選挙にも行かなくてはならないこともあり、今回だけは着物はパスさせてもらった。
土曜日ならともかく、日曜日は辛い…
今日は風はあるけど、とても暖かく桜も満開で赤坂サカスの辺りも、人出があった。
代理店時代はよく訪れたTBSだが、来る度に綺麗になっていって、昔の面影はない。
裏手のコロンビア通りの辺りにあった『民民』という中華屋はまだあるのだろうか。
赤坂をどりと言うだけあり、会場は着物の人が多かった。
ちょっと、着物を着てくれば良かったと後悔…
S席6500円、A席5000円だったのだが、お客様は結構入っていた。
最初の踊りは重鎮らしき3人によるものだったが、なかなかその脚さばきは軽やかで、能にも通ずるが、独特の体重移動が絶妙だ。
今、思えば日舞を習っておけば良かった。そうしたら、もう少し、しなやかな動きが出来ていたかもしれない。
次は8人の芸妓さんによる桜の舞だ。着物も綺麗でとても華やかだ。久振りに明るい気持ちになる。
最後は大勢の芸妓さんでの踊りだが、、、あれ?あれ?
これだけ?
なんと、たったの13人である。
花柳会も寂しくなったと言ってもこの人数はないだろう。
政治家もあまり料亭を使わなくなって潰れる一方だから、花柳会も相当厳しいんだろ。
京都の都をどりをイメージしていただけに、ちょっと期待外れだった。
外に出る頃には17:30も回っていて、だいぶ寒くなっていた。
和服の殿方2名なので、和食にしようと言うことで『うまや』に行ったが、今日は藤間流の名取式だったそうで、貸切だった。残念。
結局、近くの和風居酒屋に入ったが、寒くて頼んだ、豚&レタス鍋が意外に美味しかった