明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

熟年離婚か家庭内別居か

2017-12-30 | ひとりごと
〇ーブスにて。
ストレッチをしながらAさん(60代後半)と雑談。

当たり障りのない話から急に飛んで、離婚の話になった

Aさんには私のここ数年の事情はザックリと話してあるけれど
まだまだ聞き足りない、興味津々な様子で、会うといろいろ訊いてくる。
勝手に推測されるのもイヤなので、私もあっけらかんと答えている。
どうも私の顔を見ると「離婚」の文字が浮かぶらしい


「私の友だちで家庭内別居状態のコがいるんよ」とAさん。

「もう口もきかへんし、離婚届に判押してダンナに渡してあるんやて。
 いつでも役所に出してきて、って。でもダンナさん出さへんまま、
 何年も経ってるねん。これ、どういうことやと思う?」

だいたいこういう場合の友だちというのは九分九厘、本人のことだ(爆)


「ダンナさんは別れたくないんじゃないですか? 男は体面気にしますし。
 あとはお金のこととか。ちゃんと話し合ったら?」

「財産分与とかの話はついてるらしいわ。もう話すことないみたい」

「単なる脅しと思ってるんかもね、ダンナさん。
 そのお友だち、ホントに別れる気があるなら何が何でもハンコ押してもらって
 自分で役所行くでしょ。この人はハンコ押さないってわかってて、
 相手任せにしてるんですよ。まだ決心ついてないね」

「そうなんかな。家庭内別居もそれはそれで気ぃ遣ってしんどいらしいわ」

「そりゃそうですよ。すごいストレスですよ。耐えられへんわ」

「はよダンナ死んでくれたらいいのに。遺族年金で暮らせるし」
(ギョエッ! そこまで言うか)

「人生100年時代ですから、それはいつのことやら。
 そんなん待ってたら自分の人生残ってませんよ。先に死ぬかもしれんし」

「そうやん。はよ決心しぃて言うてるねんけど」

「確かに離婚したら自由になれるかもしれないけどね。
 想像してみてください、もう開き直るぐらいの覚悟がないとアキませんよ。
(ここはちょっと脅しとこう)
 ストレス溜まりまくりでこのまま行くか、覚悟を決めて自由になるか。
 どっちがどうなんて私は言えませんわ。価値観の問題やし」

「でもアンタ見てるとすっごい元気やし明るいし。
 別れて正解やったんやね」

「おかげさまで(^-^)v 今はストレスフリーですよ。そんな元気に見えます?
 まぁ前に暗い時期があったからね。正解かどうかはわからんけど」 

「いいな~、羨ましいわ」(ヘッ?

「すっきりしたかったら調停に持ち込んだら? 人任せで待っててもしょうがないでしょ」

「どうやるのん? 友だちのために一応聞いとくわ」

「簡単ですよ、ああしてこうして・・・」


ホントに別れたいならそれぐらい調べてるはず。
まだまだ本気じゃないレベルと見た。ダンナさんの方が一枚上だわ。

ここにもひとり、夫がストレスの妻^^;

それでもみんな愚痴こぼしながらもストレスをなんとか飼いならし、
丸くなって、支え合って生きていくのだろう。
きっとAさんとこもね。



しかし引っかかる・・・独り者のどこが羨ましいねん (-。-;

離婚したひとはみんな暗い顔して元気なさそにしてるとでも?
むしろ逆とは思わない?

でもま、「ひとりで年越し、淋しくない?」なんて憐れまれるよりマシか。



体操30分、お口の体操1時間。
気がついたら周りはすっかりメンバーが入れ替わっていた(爆)




・・・ということで、今年も暮れていく。

この一年、病気もせず元気でいられたことに感謝、感謝。
心身の健康、これに勝るものなしと思う。

先日、介護保険証と保険料の督促が届いた。
年金支給より先に、こっちはしっかり取られるのねん (-。-;
この保険証を使うことがないようにしたいものだ。



皆様もよいお年をお迎えください