親不知を抜いてきた
虫食いで欠けて根っこだけになっていたもの。
痛くもなんともないので放置していたが、
「このままにしておくと菌の巣窟状態。口腔衛生上、よくない」
と歯医者に言われ…
決死の覚悟で抜くことに
何が嫌いって、歯医者ほど嫌いなものはないっ!
以前、胃カメラか抜歯か、究極の選択を迫られたことがあり
(かかっていた胃腸科と歯科が隣同士だった)
迷わず胃カメラを選んだ。
もし大腸内視鏡か抜歯かだとしても、内視鏡を選ぶだろう。
それぐらい歯医者嫌いなのに、自ら抜くと決めるなんて、
ワタシもオトナになったもんだ(爆)。
こちらに越してきて、初めての歯医者さん。
若い先生で、ちょっとお笑い系? 気さくで和む。
大阪の人はドクターまでサービス精神旺盛で口数多いのか!?
話は逸れるが、
スーパーで買い物ちゅう、隣りにいた見ず知らずの人が
「この特売のお肉、どうやろか」とか、
「半切りの大根は、上半分のほうが甘くておいしいよ」とか、
話しかけてくるなんてことは、横浜ではなかったし、
マンションのエレベーターに知らない人と乗り合わせても、
会釈と「こんにちは」ぐらいはアリとしても、
「いい天気ですね(^-^)」なんて会話することはまずなかった。
その辺、さすが大阪人。
で、私も「夜には雨降るみたいですよ」とか、普通に相槌打っている。
昔は嫌いだったこの気さくさに、ひとり暮らしの今は癒され救われることも。
で、肝心の抜歯だが、
麻酔のチクッも感じず、先生のオモロー話を聞くうちに
「ハイッ終わりましたよ」
え、いつの間に抜いたん? ものの1分か2分。
あっけなく抜けてしまった。
決死の覚悟だったのに~。
麻酔が切れても痛みもほとんどなく、これなら鎮痛剤を飲まないで済みそうだ。
まさに、案ずるより産むが易し。
いい歯医者さんでよかった。
この先、メンテを頑張って、歯を失くさないようにしないとね。
でも久々に味わう緊張感で、疲れた~