東京の娘宅から戻ってきた。
長かったようで、あっという間のひと月だった。
赤ん坊が退院するまでの10日ほどは、
沐浴&授乳と母乳を届ける娘の付き添いで毎日病院へ通ったが、
最初の2日ほどはタクシーを利用したものの、
バス→電車→バスの通院はなかなか大変だった。
娘は帝王切開でも5日で退院、その前にひと月以上入院していたから
まだ身体が回復していない上に
赤ん坊関係の手続きで役所にも出向いたりと用事が多い。
子どもがNICUにいる場合は母親の退院を少し遅らせるとかの配慮は
病院としては出来ないものなのかしらん。
うちに帰るとぐったり。
「あとはよろしく~」と言われても^^;
去年も来ているから、ここンちのやりかたはだいたいわかってはいるが、
勝手の違う家での家事は倍以上に時間がかかり、神経を遣う。
こっちもぐったり。
里帰り出産のほうがその点はラクそうだ。
「だって実家、ないじゃん」
痛いところを突いてくれる^^;
これは親の務めだ、修行だ、精神修養だ、、、
どこの家でも家事のやり方や暮らし方にクセというかマイルールというか、
うちではこうやってます、的なその家限定のやり方があったりするが、
結構ヘンな、それおかしいやろ! とツッコみたくなるものが娘ンちにもあり、
そういうのにイラつきつつもグッと目をつぶり、ここのやりかたに合わせる。
これが私にはしんどかった。
しんどくて煮詰まるのはわかっていたから、今回は近くの〇ーブスに通った
週に2回ぐらいしか行けなかったけど、東京のおばちゃんたちとおしゃべりして
いい気分転換&ストレス解消になった。
大阪のおばちゃんが物珍しかったみたい(^-^)
そして3人分の食事の用意。食材の買い出し
いつもひとりぶんでチャチャッと済ませているだけに
食欲旺盛な若い人の食事作りは品数と量に面食らった。
おっぱいがよく出るように汁物を。薄味で油少なめに。
献立にも悩む。脳細胞をかなり使った。
そんな思いを尻目に、
「チキン南蛮タルタルソースかかったの!」「カレー!」とか
言ってくるし。
おっぱい作らにゃいかんから、娘はまぁこれでもかというほどよく食べる。
赤ん坊が退院してからはもう、すべてがこの子中心で。
そこからは一日の過ぎるのが速いこと速いこと。
小さいからまだ上手におっぱいが飲めず、疲れて寝てしまう。
3時間空かずに2時間ぐらいで泣き出す 夜中も然り。
飲んだらほぼ毎回、ウンチが出る。
授乳、後片付け、おむつ替え、授乳、後片付け、おむつ替え・・・で日が暮れる。
寝顔は天使。ギャン泣きしたら真っ赤なダルマさん。おすまし顔はお地蔵様 (^0^)
一日見ていても見飽きない。
こんなに小さい赤ちゃんの世話を手伝うのは4人目の孫で初めてだ。
おっぱいやウンチの匂いも懐かしい。
修行だ精神修養だと思っていたのもどこへやら、
すっかり赤ん坊の虜に。カワイイったらありゃしないっ
正直、体力的にもキツかったが、疲れも吹っ飛んだ。
もう1週間、いてもいいかな。なんて思いつつも
いやいや、いつまでもいてはお邪魔虫だよね。
2100gで生まれた4号も生後一か月を過ぎ、3000g近くになった