明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

私の身に起きたこと

2014-11-29 | ひとりごと
いまだにすべて夢の中の出来事だったんじゃないかと思う時がある
それぐらい実感が伴わない出来事だった…。
でも確かに私の身に起きたこと。



… 私は去年の今ごろ、離婚した。

離婚を決意するに至るまでの話は長くなるので書かないが、
やっぱり夫を信頼できなくなったことが一番大きい 

子どもたちはもう手が離れて独立しているし、
「オマエは家の犠牲になれ!」なんて平気で言う人と
残りの人生、ガマンして一緒に生きるなんてもうイヤだ。
と、一大決心。いわゆる熟年離婚ってやつ


絶対、離婚なんて認めない!と頑なな夫、
財産分与の話などとんでもない、逆にわけのわからない慰謝料まで要求してくる始末、
話し合いなどできる状態になく、無駄に数年が過ぎ…
なんとか調停に持ち込み、年金分割を勝ち取って
調停成立したのが去年の10月。


ヤレヤレ と思ったのも束の間、
10月末に夫が肝臓癌の末期であることがわかった。
C型肝炎→肝硬変→肝臓癌と長い年月を経て悪化していたらしい。
入院した時点でもうすでに手遅れだったと。

そして11月初め、あっという間に亡くなってしまった。

何が何だか、狐につままれたようだとはまさにこのこと。

ついこないだまで元気に晩酌していた人が、
癌の末期? 手の施しようもない? 残るは緩和ケア?
先生、何を言ってるの
癌の痛みは我慢できるものではないと聞いていたのに
夫は痛がる様子もなく、フツーだったよ?


とにかく約2週間入院しただけで、夫は逝ってしまった。
ある意味、これもピンピンコロリで幸せな死に方かもしれない。
闘病してないので、やつれていない綺麗な死に顔だったし、
家族は看病疲れも生活苦もない。
だけど…

私がもっと早く気づいてあげればよかったのか。
元気が取り柄で、実際30数年の結婚生活で一度も寝込んだことのない人に
もっと健診を受けろ、人間ドックへ行けと、うるさいぐらい言えばよかったのか。
いや、円満な夫婦だったら自然に気づいていたのか。

郷里に残した母親の面倒をみるという理由で
夫は週の半分を郷里(関西)、半分を自宅(関東)という
身体にしんどい二重生活をしていた。
私が「犠牲」になって郷里の姑の世話をしていたら
こんなことにはならなかったのだろうか。

一時は夫にバチが当たった、天罰が下ったと思ったけれど、
時間が経つと自責の念がジワジワ、ボディブローのように効いてくる^^;



夫の死後、息子が相続手続きのために夫の預貯金を調べていたら
借金だらけであることがわかった
カードローンなんて、担保がなくても借りられてしまうんだからびっくり!
そして一昨年亡くなった義父の残した預貯金も、
借金返済のためか、勝手に一部使いこんでいた。
どうやら株につぎ込んでは損を出していたらしい。
道理で、私が共有財産分割の話をすると激怒したわけだ。

女もいたことがわかった。
夫はなんとその女を住み込みのお手伝いさんとして
実家に入れて姑の世話をさせるつもりだったらしい。
これは息子が夫の携帯の履歴を調べるうちにわかった。

それまで離婚に反対していた息子が私に、
「なんでもっと早く離婚しなかったんだ」と怒った(爆)

ピンピンコロリもいいけれど、身辺綺麗にしてからになさいませ。

一番知られたくないであろう息子に一番知られたくないことを知られた夫も哀れだが、
父親のサイテーな姿を知った息子がほんとに可哀想だ。
息子に先立たれ、嫁には逃げられ、ひとり残された姑も可哀想だ。
(もし調停が成立していなかったら、今ごろ私は…{{{{(+_+)}}}})



離婚後、私は自分の荷物だけ持って家を出るはずだったのに
まるまる家一軒を処分することになり(徹底的に断捨離決行)、
必要最低限のものだけ持って、母がひとり暮らす実家に戻った。
母とは昔から折り合いが悪かったが、背に腹は代えられない。
実家があるだけでもありがたい。
とはいうものの、やっぱり母とはケンカの日々…^^;
その話はまた別の機会に。


実家に戻って半年。
今でも朝目覚めた時に
「あれ?なんでここにいるんだろ」と思う時がある。



ウソのような話でしょ。
でも現実の話です。
悲惨な話を最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m








紅葉の京都へ

2014-11-26 | 旅行




「紅葉狩りならこの連休でしょ」

と、勢いで宿まで取って出かけたはいいが、
みんな考えることは同じで、京都はどこも相当な人出^^;

「そうだ、京都、行こう」で
朝、新幹線に飛び乗れば日帰りで京都観光できてしまうご時世、
何も大阪人がわざわざ混んでる時めがけて出かけることないじゃないかと
後悔したけどあとの祭り。

バスに乗るのも、食事処に入るのもひと苦労。
TVの旅番組みたいに優雅に、とはいかない。
こんな混雑の中に身を置くのは久しぶりだ。
人の多さに疲れる


とはいえ、
東京あたりから来たであろうカップルの
歯切れのいい関東言葉が聞こえてきて懐かしくなったり、

中国人の団体さんの元気な中国語や
タイ?ベトナム?のひとたちの言葉が聞こえてきたり…

さすが京都、国際観光都市だわ。






南禅寺の紅葉。





人、人、人…で写真撮るのも難しい。
たいていどこかのオッチャンの○頭が手前に入ってたりする
(写真の重なった部分には実はオッチャンの○頭が…?







神護寺のライトアップ(画像の明度調整しています)

神護寺はもう見頃は終わり。散りかけだった。
長い坂道、階段をヒィヒィ登った割にはイマイチだったな~。











嵐電に乗って嵐山へ。

実は嵐山、お初。嵐電もお初
嵐電は駅も車両も江ノ電そっくり。
演出はちょっと笑ってしまう部分もあり。

渡月橋、思ったより立派で大きかった。
いいね、この解放感!






天龍寺の庭園。









甘味処でひと休み。







落柿舎





竹林

赤の世界から突如緑の世界へ。
幻想的な雰囲気。
忍者が木陰に隠れていそう。
体感温度も一度ぐらい下がって感じる(はず…混んでなければ ( ´艸`))



次は平日に、ゆっくり行こう。

誕生日&命日&結婚記念日

2014-11-22 | グルメ
今日は母の86回目の誕生日。
そして明日は父の命日。

4年前、今日か明日かという父が小康状態だったので
病院を抜け出して、家族でささやかに母の誕生祝いをした。
それを見届けるかのように、翌朝父は亡くなった。

これまでは遠くてあまり墓参りもできなかったけど、
こっちに帰ってきたからね。マメにお墓に行くよ。

「なんで帰ってきたんだ」と叱られそうだけど
「そういうことならしゃあない」とわかってくれる気もする。
「もっと早く決断すべきだった」と言うかも。
ま、どっちにしてもうるさいヤツが戻ってきましたサ








一日早いけど父のお墓参りをして
そのあと母のお祝いランチに。
一応、私のおごりってことで

→ お店


「シェフのこだわりランチコース」


前菜3種



レンコン入りふかひれスープ



点心3種



甘酸っぱい金木犀ソース。



牛フィレ肉炒め



野菜あんかけご飯




デザート


野菜をふんだんに使ったやさしい味で、
どれもおいしかったけど、、大海老の金木犀ソースってのが、
とりわけおいしゅうございました。

金木犀ってソースになるんだ~。

それから、10年物の紹興酒も◎



86歳の母は足腰元気で我も強い。
苦労知らずで幸せな人生を送ってきた奥様だと思うけど、
本人は自分ほど苦労した人間はいないと思っている。

私とは全然相性悪くて、正直ケンカの毎日^^;
まぁ今日のところは誕生日ってことで。

そのうち、母との確執もここで吐き出します(爆)ので
そんなもん読みたくネェよなかたはスルーよろしくm(__)m





夜になって、娘から無事に入籍を済ませたとのメール。

よかったね、おめでとう



たまる一方

2014-11-20 | 韓国ドラマ・K-POP
といっても、お金ではありません

楽しみに観ている韓ドラ3本。
なかなか観れずに録画がたまる一方。

それに加えて  Gyao! もあるし、
『相棒』も見なアカンし。

ヒマはたっぷりあると思っていたのに
時間はあっという間に過ぎていく。

今日一日、何をしてたんだろう…
もっと上手に時間を使わねば、と思う毎日






今、一番楽しみにしているのが 『奇皇后』@NHKBS

ハ・ジウォンさん、好きだな~。
男装の頃がよかった。









ワン・ユ役のチュ・ジンモさん
このドラマで初めて見たけど、
こんな男前な役者さん、なんで今まで知らなかったんだろう。
と思ったら、『カンナさん、大成功です』のあのイケメンPDだった。
そっか~。
トシを経て、ますます素敵になられたようで。







この2人もいい味出してるね。








11月はキライ

2014-11-19 | ひとりごと
     



母の誕生日、私の誕生日、

父の命日、元夫の命日…全部、11月。



いつのころからか、母の誕生日が『いい夫婦の日』になったから、

うちの息子は母の誕生日に結婚式を挙げた。

今年は娘がこの日に入籍するという。


そういえば私の結婚式も11月だったな~。

記念日のお祝いとかしなかったから、ほぼ忘れていた。

引越しの片づけをしていたら結婚指輪をみつけ、
裏に彫られた日付を見て思い出した。



父の葬儀の日、焼き場へ行く車中から見た黄金色の銀杏並木…。

紅葉といえば銀杏並木を思い出す。



晩秋の11月は哀しいからキライだ。