明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

「愛の迷宮‐トンネル‐」

2019-04-27 | 韓国ドラマ・K-POP



久しぶりに韓ドラの話でも。

このところ、あまり面白いと思えるものに出会えていない。
これも、超ツマラなかった某ドラマ終了後、放置していたら録画されていたものだが、

タイトルを見て、「あ~ドロドロ系か、パスだな」と。

でもまぁ初回だけ見てみるか、と見てみたらなんと、
めちゃくちゃ面白かった  大当たり!! すごく得した気分 (^-^)

しかし、このタイトルはアカンわ~。損してる。
意地悪で強欲な女たちが繰り広げるドロドログチャグチャ愛憎劇みたいなタイトル^^;

中身は全然違って、タイムスリップ&ラブ&サスペンス

なんといっても主役のチェ・ジニョクがいい! 
チェ・ジニョクってこんなにかっこよかったっけ。
と、思わずビデオを一時停止して、
お顔をマジマジと眺めたのでありました


「愛の迷宮‐トンネル‐」


1986年、連続女性殺人事件の犯人を追っていた刑事グァンホは
トンネルの中で犯人ともみ合ううちに殴られて気を失ってしまう。
目が覚めてトンネルを出てみたら・・・そこは30年後の世界だった!

(トンネルって、確かにちょっと怖い感じするわね。出口が見えても) 

30年後の世界では、
自分は死んだものとされていて、
職場に行ってみると後輩刑事がチーム長になっていた。
そして30年経ってもまだあの事件の犯人が逮捕されていないことを知る。

ひとり残してきた妻はどうなったのか、
どうすれば元の時代に戻れるのか、
自分が30年後の世界に来たことにどんな意味があるのか、、、

犯人を捕まえて事件を解決しないことには元の場所には戻れない
と確信したグァンホは
現代のエリート刑事、ニコリともしない無愛想な犯罪心理学者の女性とともに
再び30年前の事件を調べ始める。
そのうち現代でも連続女性殺人事件が起こり・・・。



ああよくあるタイムスリップものね、「シグナル」と同じころの作品かしら
とか思いながらも、
ほっとさせてくれるおとぼけ系脇役の面々に救われつつ
不思議ワールドにハマっていく。

スマホ、CCTV(監視カメラ)、高層ビル群、DNA検査の精密度、、、
街灯ひとつとっても裸電球からLEDへ。
たった30年、されど30年。
近過去とはいえ、知らず知らずのうちにしっかり変わった世の中。
戸惑いながらもグァンホ、意外にすんなり現代に馴染んでる。

そして徐々に、残してきた妻のその後もわかり、
エリート刑事、犯罪心理学者、そして自分、
なぜこの3人が揃ったのかの意味もみえてきて、
最後のほうはどんどん切なくなってくる。

彼は果たして無事に元の時代に戻れるのか・・・?



面白いので、地上波やBSできっとまた放送するわね。
お薦めです (^-^)







日本人学校、入学!

2019-04-18 | 広州便り

孫1号、日本人学校の一年生となった。

入学式の様子をお嫁ちゃんがUPしてくれた。
「新入生とは思えない態度の悪さです^^;」と嘆いていたが。
一番前の席とのこと、とってもいい席だ(^-^)



入学金、10000元(約16万円)
授業料、 3700元(約6.2万円/月)
通学バス代、1200元(約2万円/月)

とな! 

日本人学校は文科省認定で、義務教育のための施設だから
公立で無償と思っていたが、どうやら違うらしい。

「広州日本商工会が会員企業から寄付金を集め、
 在広州日本国総領事館の支援を得て設立した私立学校です」
(広州日本人学校HPより)

そうなんだ~知らなかった~

費用は会社負担とのことだが、
自己負担だったら、子ども3人通わせたら・・・と思うと、ゾッとするわね。
駐在員1人(&家族)置くのに、企業はどれだけお金がかかるのやら^^;


1号、初登校日はバスに乗るときぐずったらしい。
しぶしぶ乗ったはいいが、怖い顔で外を睨んでいたそうな。

お友だちはすぐできるよ、頑張れ~1号





さっそく出た宿題は、自分の名前を書くこと。
幼稚園では英語を書いている写真ばかりだったので、
ひらがなを書いているのが新鮮だ。
学習机がないので、食卓で。





幼稚園組は、やっぱり3号がぐずったらしい。
お兄ちゃんがいなくて不安なんだろうね。
2号がしっかりするわね、きっと。

お掃除当番が始まった3号。
きれいになったかな~ (^0^)





おまけ



パパだいすき4号。
早く髪が生えるといいね。うちのまごっちはみんな薄毛^^;






セルフレジを使ってみた

2019-04-13 | ひとりごと

いつも利用しているスーパー(イオン系)がリニューアル、
セルフレジが導入されたので、さっそく使ってみた。

夕方の混みあうスーパー、長い列が出来ているレジ、
「応援お願いしま~す」のアナウンスもある中、端っこのレーンだけ空いている。
セルフレジが6台。待っているのは2人だけ。

大きくて見慣れない機械だけにちょっとビビる。
操作、難しいのかな? まぁなんとかなるだろう。






(webより拝借しましたm(__)m )

どれどれ。
片方の台にカゴ、もう一方にマイバッグを置くのね。

あとはタッチパネルで操作していく。

さっそく失敗その1。
ポイントカードを逆さまに入れてしまった

「▲の面を上にして入れてください」と書かれていたけど、
別に気にせず普通にカードを入れた。

普通、カードは表を上にして入れるでしょ。
▲は表(おもて)面にある。キャッシュカードもICカードも。
だから当然、表を上にして入れるものだと思い込んでいた。

ところが、イオンのポイントカードの▲は裏面にあったのだ!

ミスを正当化するわけじゃないけど(してるけど)
これは誰でも間違うわ~。
いっそ「カードは裏返して入れてください」のほうが間違えないわ。


もたつく間に振り出しに戻ってしまった^^;


気を取り直し、再度挑戦。
ピッ!ピッ! とバーコードを読み取っていくのは面白い。
全部読み取ると決済画面になる。

決済方法をタッチパネルで選び、
正しく決済されたらレシートが出てきて終了。

へぇ~。
賢いわ~この機械。グッジョブ!

重量計測することで商品を識別するらしいが、
なんと店内すべての商品の重量を機械に登録してあるらしい。
バーコードのない野菜のバラ売りも、一個の重さを登録してあるのだそうな。
個数をちょろまかしたりできないようになってるのね。
こういう仕組みを考える人ってすごいね!


失敗その2。
商品読み込みの順を間違えた。
重い物から順番にやればよかった。
何も考えずに上から順に読み取らせてバッグに入れてしまい、
バッグの中がぐちゃぐちゃに^^;


と、ここまでが初日。




スタート画面(webより拝借しましたm(__)m )

翌日、再度挑戦する。

昨日間違えたところもクリア、よしよし。
少し観察する余裕が出てきた。

現金で払うときは、「小銭から先に入れてください」とある。
そうか、紙幣を先に入れるとジャラジャラおつりが出てきちゃうのね。

無事、最後までひとりで出来た 



まぁだいたいやりかたはわかった。
こういうのは慣れだから、2,3回やれば誰でもできると思うが、
やっぱり高齢者、PCや携帯に慣れていない人には敷居が高いだろうね^^;
でも癪じゃないの、子どもでもピッピッやってるのに
負けてられませんゼ (゚O゚) オォー!

もうタッチパネル操作は避けては通れない時代だ。
何より、長い列に並ばなくて済むのが◎

今のところ、セルフはガラ空きだが、
やがて有人レジとセルフレジの割合が逆転する時が
来るんだろうな~。



「たびとも」さんと@京都

2019-04-09 | グルメ


先週の話。

数年前にひとり旅で知り合ったお友だち二人と
年に一度は誘い合って旅行に行っていたが、

Iさんはワンちゃん(20歳!)の介護で家が空けられず、
Eさんは手首を骨折し、それが治ったと思ったら次は背骨の骨折

というわけで、一緒の旅行はしばらくお預け。
せめてランチでもしましょうかと京都まで出かけた。
(ふたりとも京都在住)



京都は想像通りの混みようだったが、
レンタル着物で歩いている人がずいぶん目につく。男も女も。





Iさんが予約してくれたお店は →ここ

高台寺の近くだが、小道を入ったところでわかりにくい。
外は純和風なのに、中に入ると洋風なのがちょっと残念。
前はイタリアンの店だったところを居抜きで買ったとのこと。

たん熊が手掛ける店ということだが、
だし茶漬けのお店と聞いていたので、正直あまり期待はしていなかった。
が、なんのなんの大満足!



サラダ仕立ての刺身、白みそのお椀、天ぷらに続いてお茶漬けのお膳が出てくる。




ふたを開けたら、香の物、煮物、焼き物、明太子や塩辛などなど・・・
どれもおいしい。だしが効いている。
焼き物や煮物でご飯一膳、ペロッと行けちゃった。
だし茶漬けにしてもう一膳。
お茶漬けなんて食べたの何年ぶりだろう。
デザートはほうじ茶のアイス、下に抹茶のわらび餅が入っていた。


ワンドリンクサービスで昼間からビールを注文した私たち。
よく考えたら、ワインか梅酒にすればよかった。
お茶漬け+汁椀+ビールでおなかタプタプ

ここはお水も南禅寺の井戸水にレモンを入れて弱炭酸水で割ったもので、
さっぱりすっきり、おいしい。



腹ごなしに八坂神社、円山公園方面へぶらぶらと歩くも、
人が多いうえに、Eさんは杖をつきながらの歩行、
後遺症か、足が痺れるらしく、時々座るところを見つけては休憩する。
辛そうなので早々にお開きとなった。

Eさん、まだ71歳。要介護2が出たという。
家に閉じこもりがちなので時々誘い出してねと言われるが、
こんな状態では誘うほうもちょっと考えてしまう。
頑張ってリハビリしてくださいねと励ましたが、
また一緒に旅行に行けるかな~。





円山公園の枝垂れ桜(4月4日撮影)。
ちょっと枝が小振りになったような気が。



ひさびさにバトってしまった^^;

2019-04-06 | 母との確執

月イチの母宅訪問。

実は朝から気が重かった。
機械アレルギーの母にどうやって留守電の操作を教えるか。
そもそも留守電の仕組みもわかってないひとに、どう説明したらすんなり頭に入るのか。
余計なこと言っても混乱するだろうし。

ああめんどくさい。子どもに算数教えるより難しい^^;

掃除も早々に済ませ、トリセツ持って寝室の電話の前に座る。
ベッド脇の小さな台の上に置いてある電話は埃をかぶっていた。
電話やら何やらごちゃごちゃ置いてあるが、どれも埃だらけ!

なんやの、これは! カァ~っと頭に血が上る

この部屋は母の聖域で、私はアンタッチャブル。
ここだけは滅多に入らせてもらえない。
掃除も自分でするというから任せていた。

「床はちゃんと掃除機かけてる」
「埃は床にも台の上にも等しく降り積もるんよ。横で毎日寝てて気づかへんの!」
「そんなんあとでやるからはよ教えて」
「アカン、掃除が先!」

台の上にあるものを全部どかして雑巾で拭いて・・・
「この箱は何?」
「ああホネや。おじいちゃんとうちのおばあちゃんとおじいちゃんとこのおばあちゃんのホネ」
ギョエ! 遺骨かいナ。
なんで遺骨が、それも3人分もこんなところに置いてあるのか?
「仏壇のとこにでも置いたら?」
「ええやん私の勝手やん。さわらんといて!」

母もヒートアップしてきた。
しかし母の考えることはよくわからん。

埃を拭いてすっきりしたところで、いざ留守電。
留守電ボタンを押したら点灯。録音があれば点滅。
メッセージの聞き方、消し方・・・
ゆっくり何度も説明し、本人もフンフンと聞いているが、
スマホから試しにかけてメッセージ入れて、
ハイ続きをやってみて、と操作させると出来ない
やっぱりね。再度説明する。だんだん声がとんがってくる。

母もイラついている。
「とにかく触らんとこのままにしといたらいいんやろ。知らんわもう知らん!」
「それはこっちのセリフや。もう知らん!電話、押し入れの中にでも突っ込んどき!」


ふたりともブリブリしながらお昼を食べる。消化に悪い。

「あのな、テレビつかへんねん」

はぁ~~!? 今度はなんやの、もう~~!
またB-CASカードかぁ~?(前にB-CASカードのせいで映らなかったことあり)

「ちょっと見て、こんなん出るねん」

見ると、「このチャンネルは契約されていません」とかなんとか表示されている。
何のことはない、CSに切り替わっていただけ。

「リモコンのここに地上D,BS,CSてあるやん。このCSのボタンを押したんやろ」
「押してへん! なぁんもさわってへん!」
「BS見てるやん。そのとき間違えてCS押したんとちゃうのん。とにかくCSに切り替わったんよ」
「知らんわ、なんやのCSて」
「CSというのはね・・・」

電話で気力を使い果たした我が身を奮い立たせる。
普段口数少なくおとなしい(!)私がどんだけ喋ったことか。
途中で相手がロクに聞いてないことに気づきつつ説明している私は
いったい何をしているのか^^;

何もさわってへん、自分のせいやない、知らんわ~、
を繰り返す母にますますイラつく。
誰のテレビやのん誰の電話やのん!さわってへんさわってへん、て。
ちょっとはさわれよ~(爆)

折しも母宅マンションは大規模修繕でベランダの外に足場が組まれ、
ネットがかかっている状態。

「ネットかぶってるから映らへんのかと思った」
「もう寿命やからしゃあない」とか言っている。

「映らへんのやない、映ってるやん。「契約してません」て出てるやん」
「ああそうか」
「いつから? なんで電話して訊いてくれへんの。
 お隣さんでも管理人さんでも、訊いたら直してくれたかもしれんやん」
「いいねん、ラジオあるし」

そういう問題ではないと思うけど(頭から湯気が出そう!

「リモコンのボタン1個のことで何日も不便な思いして・・・。
 私やったら、悔しいからあちこち触りまくって壊してでもなんとかするわ。
 プライドが邪魔してひとに訊くのがイヤなら、何でも自分で出来るようになるしかない。
 それが無理ならしょうもないプライドなんか捨てることや!」

ドッカ~ン! はああ~ 言うてしもた  
 

この世代の人は気の毒だ、機械に疎い人はなおさら。
日進月歩で技術が進み、やっと慣れたころには置いていかれ、
新しいことを覚えるには頭と気力がついていかず、
キツイ娘にはボロカスに言われ・・・。

口では気丈に張り合っていても
惨めな思いでいっぱいだろう母の心中を思うと
哀れ、かわいそうと思いながらもこっちの気持ちも収まらず、
自分もいずれああなるのかと思うと情けなく、悔しく、

言い過ぎた後悔といろんな思いが一緒くたになって、泣けてくる。