明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

円安が止まらない

2024-04-27 | ファミリー@浜松
あれよあれよという間に下がっていく。
一昨日の「報道1930」では円安と言わずに「円弱」と表現していた。

日米の金利差だけでなく、日本の国力が低下したのだと。
アベノミクスのツケを今払っているのだと。
秋にはまた値上げラッシュがあるらしい。
庶民は青息吐息。


34年ぶり円安で後進国に転落か…「円弱」ニッポン “国力低下”の現実【4月25日(木)#報道1930】|TBS NEWS DIG



先日のモーニングショーではNYに単身赴任中の女性記者が中継で
何を買うにも値段が高くて大変、という話をしていた。
昼食もおにぎりを作って持参、パートナーがこっちに来るときには
お菓子のおみやげなど要らないから代わりにお米を持ってきてと言ってあるらしい。

「お給料は円建て?ドル建て?」と訊かれ、
「円建てです」
「そりゃ大変だね~」

この状況では日一日と給料は目減りしていく一方だ。




他人事ではない。
うちの息子も同じ目に遭っているだろう。
オハイオは田舎だから物価は少しは安いのだろうか? 
この子たちが渡米する秋頃には1ドル何円になっているだろう?

勤め人は給料が出るだけまだマシだが、留学生はもっと大変。
お金が足りなくなって早めに切り上げて帰国したり、留学そのものを諦めたり。
外国人労働者は安い日本にはもう働きに来てくれなくなる。
円安政策を長い間続けた結果、日本はすっかり国力低下して
後進国になってしまったらしい。



インバウンドだけが賑わっている。
料金が高騰したホテルに泊まっているのは外国人だけで、
日本人はもう自国のホテルにも泊まれなくなってしまった。

それでも海外旅行に行く人はいるんだよね。
別に羨ましくもないけど、そんな余裕があるんだと。
せっかく行くのだから楽しい旅行になるといいね(イヤミっぽいか^^;)




自治会総会終了!

2024-04-23 | ひとりごと
日曜日、無事に自治会総会終了!
はぁ~終わった。やれやれ。

引き継ぎも一応済ませたけど、
いっぺん話を聞いたぐらいでスッと頭に入るとも思えず。
案の定、今週はなんべんもLINEや電話が行き交う始末。
同じ説明を何べんもしている。
私もそうだったから遠慮なく聞いてください、大丈夫、一度やったらわかるから。
と言いつつ、
私は説明下手なのかな~これでも一所懸命引き継ぎ書作ったのにな~


自治会員が減る一方、役員の成り手が減る一方なのに、総会では
もっとイベント企画したらどうか、集会所のトイレに温水洗浄便座つけてほしい、
災害時のエレベーター止まってる時に備蓄食料はどうやって配る、
駐輪場の自転車がいつも倒れてるんですけど・・・エトセトラエトセトラ・・・
好き勝手いろいろ言ってくれる。
やってもらうことばかりでやる方に回ろうという気はない。
高齢者が多いので無理もないけど、
(確かに前年度会長はやる気がなかったけど)動ける人数がいないのと
こういうのはやっぱりアイデアマンとか何かの経験者とかが
いるかいないかで大きく違ってくると思う。
もうちょっと若い世代が動いてくれたらね~。
今年の役員さん、がんばってください。

とりあえず肩の荷物は半分降ろした感じ。
全部降ろせるのはひと月ぐらい先かな。



母宅から救出したゼラニウム、小さいけど花が咲いた(^-^)v





卒業証書一枚で。

2024-04-19 | ひとりごと

小池都知事の学歴詐称問題の裏にある国際問題(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

 東京都知事の小池百合子氏の学歴詐称疑惑が再燃している。2020年に一度収束していた問題が再浮上したわけだ。 学歴によって社会の能力を測る学歴社会において、学歴詐...

Yahoo!ニュース

 


東京都知事の学歴詐称問題。
あまり興味なかったのでスルーしていたのだが、
この記事によると、国と国の問題も絡んでいるようで。
ただの女子学生ひとりの話かと思ったら、彼女の父親が関係している?
なんでカイロ大学に行ったのだろうと疑問だったが、
お父さんがあちらで事業をしていたとか。

私は彼女と同い年で、彼女が日本で短期間通っていた大学で同学年である。
学部が違うから全く知らなかったが、もしかしたらキャンパスで
すれ違っていたかもしれない。
当時の彼女の写真が巡り巡って私のところにも来たのだが、
すごくかわいくて、これじゃ男子からさぞやモテたことだろう。

こないだの奈良での集まりの時にも話題になったのだが、
「何が彼女の上昇志向の源なんだろう」
「もう都知事までやったらじゅうぶんやんね」
「いやいや、やっぱり総理大臣を目指してるんや」
「すごいね~」
「日本でおとなしく大学卒業してたらよかったのに」
「それでは総理大臣にはなれなかったんよ、きっと」

まぁ真実は本人のみ知る。
マスコミはこんなことで足を引っ張るより、
都知事としての仕事の中身を厳しく問えと言いたいところ。


で、気づいたのだが、
私の卒業証書ってどこにあるんやろ? 
引っ越しのドサクサで捨てたかも🤣
一般人にとってはそんなもんだけど、やっぱり政治家はそうはいかんのね。



Over90で迷う行く末

2024-04-13 | ひとりごと
前の記事で最後に出てきた92歳のK子さん。
〇ーブスで顔を合わせるうちに親しくなった。

このお年で(さすがにスクワットはパスだが)マシンをそれなりに動かしておられ、
30秒ごとに移動できるのがすごい。

戸建てに一人暮らし。うちから近いところにお住まいのようなので、
「何かあったら電話を」と紙に書いて渡してある。
息子さんは東京暮らし、娘さんは大阪市内におられるがすぐには駆けつけられない。
小柄でどことなく母に似ている感じもする。
K子さんも私の母の状況に興味があるのか、
このごろは盛んに施設のことを知りたがって訊いてくる。
どうやら子どもたちから施設に入れと言われているのを断り続けているらしい。

先日の電話は、「白内障の手術の予定が4月から5月に延びた」ということだった。
まぁ私にとってはどちらでもいいことだが、K子さんには大ごとなのだろう。
「先生はたくさんリスクがあるてお言いやしたわ」
でしょうね。そんなの聞くと怖くて迷うよね。
でもチャレンジするK子さんはすごいな~。と正直に思ったまま答えた。

そして、その手術で休むのを機にもう〇ーブスを辞めようかと思っていると。
理由は、めまい、ふらつきがこのごろひどいのだと。
医者は薬を出してくれるけれど、ここで倒れたら皆さんに迷惑をかけることになる。
歩けなくなったら困るので週3回、ここに来ることを日課にしてこれまで頑張ってきたが
そろそろしんどいと。

「私らみんなK子さんを見て、サボってたらアカン私も頑張らな、と力をもらってるんですよ。
 いつもみんなで話してるんです。今日はK子さん来はった?て。
 お休みの時はどうしはったんやろ大丈夫やろかて」
「でもK子さんの身体のことはK子さんしかわからないし、自分のことだけ考えて
 決めはったらいいと思います。姿が見えなくなるのは私ら寂しいですけど」

辞めると言ったもののやはり心残りがあり、
私たちとのお喋りがなくなるのも寂しく、
決めかねているのが本当のところのようで、延々と同じ話が続く。

「とりあえず今は手術を無事に乗り切るのが一番。他のことはそのあと考えはったらどうですか」
辛抱堪らず「チーン」と電子レンジを鳴らしながら言った。

「そやね、そうするわ、あんたご飯まだやったんゴメンね、ほな」

ふーっ、小一時間。スーパーで買ってきた弁当を温め直して食べた。
電話全然OKだけど、あまり長いとね^^;

〇ーブス辞めても時々お喋りしましょうよ、と言ったら、
彼女は心置きなく辞められるだろうか。
実際にそこまで親しげにしてよいものだろうか。実の母を放っといて^^;

年寄りの話を聞く聴くのは結構難しいことなんですよ実は。
いらちの私は自信がない。




食べて喋って日が暮れて・・・

2024-04-09 | グルメ
2年ぶりだろうか。久しぶりの奈良行き。
大学時代の友人との集まりに、家からは片道約2時間の小旅行である。

実は4人のうちの1人が基底細胞癌というのになって、
でも無事にきれいに切除できた、という一報が入ったのが3月の初め。
その頃私は例の件でMRIの予約待ちで、心中穏やかならぬ日々だったのだが、
えーそんなことが起こってたの!とびっくりすると同時に
実は私ももしかしたら手術・・・などとポロリとこぼしたものだから、
エライコッチャ、これはみんなで集まって慰労と激励の会をやらなアカンと。

思い立ったはいいが、なかなか予定が合わない。たった4人なのに。
みんな自治会やら旅行やら春休みの孫のお守りやら、
婆は婆なりに忙しい。
延び延びになっていたのがようやく昨日になって実現したというわけだ。

奈良へ向かう電車の中は平日というのにインバウンドでいっぱい。
私は終点の奈良まで行かずに西大寺で乗り換えたが、
おそらく東大寺や興福寺辺りは外国人だらけではなかろうか。



小雨がぽつりぽつりと降ったりやんだり、曇天の奈良。
風が吹くと桜吹雪が舞い散る。今年の桜の見ごろは短そう。



花より団子。
今回友だちがお昼を予約してくれたのは、静かな住宅街の中にある普通のおうち。
私たちより少し年上のご夫婦がやっておられる隠れ家的和食のお店だ。
実は1人が同じ町内に住んでいるので夫人と親しく、ご近所さんのおうちにお邪魔しているような感覚。
普通はリビングの方のテーブル席に案内されるらしいが、
「おもいっきりしゃべりたい」私たちのために、別の和室を用意してくださった。


まず出てきたのが、じゃがいものクリーム豆腐(だったかな、以下ネーミングはうろ覚え)
次の椀物が蕗のすり流しナントカ。
そして春巻きの中身は穴子と春ごぼう。
どれも香りが良くてだしのおいしいこと! 
年取るとこういうのが嬉しいんですわ。自分では絶対作らないもん。
料理はすべていちからご夫婦の手作りで手間暇かかるものばかり。
ゆっくりと出てくる。


若竹煮の下に鯛の切り身が隠れている。
ふんわり載った淡雪は意外としっかり硬め。
わかめ、筍、鯛に木の芽・・・春の出合いものだ。
そのあとは蕎麦のサラダ仕立て。なるほど、これは真似できるかも。
ナッツやごまなどいろいろ入ったドレッシングがおいしかった。
そしてご飯はちらしずし。酸っぱすぎず甘すぎず。
桜の生麩がのっている。
こういうちょっとしたところがやはり家庭料理のようでも一線を画すところだ。
「ちらしずし、多かったらお持ち帰りに出来ますよ」と言われたが、
なんのなんの、全員完食(^-^)


シフォンケーキとコーヒー。
ケーキ、ちょいと齧ってしまい^^;

どれもおいしくて大満足。春の味を堪能させていただきました。

Yちゃんが言うことには「(奈良の)めぼしいお店はどこもインバウンドで予約取れず」
「値段はインバウンド価格でメチャクチャ高いくせに味はきっと落ちてる」
とのこと。
さすがこの隠れ家までは侵食されていなくてよかった。
2時間半以上、ここにいたかな。長ーいランチだこと。

このあとはMちゃんちに場所を移して、お菓子を食べながら(まだ食べるんかい🤣まだ入る)
おしゃべりの続きだ。

基底細胞癌というのは小鼻の辺りに黒いゴマ粒のようなおできが出来るという、
よくある、そしてすごく治りの良い皮膚癌の一種らしい。
周辺多めに何ミリだか切開して取ったらしいが、殆ど言われないとわからないほど
きれいに治っていた。他から皮膚を移植しなくて済みそうで、よかったね。
あんな話やこんな話、親の介護や孫の話、政治の話から事件事故まで
よくまぁ話題が尽きないねと我ながら感心する。
病気にまつわる話、老後の話の比率が増えてきたのはしょうがない。

知り合って50年超。怖ろしいくらいの年月が経ったのだ。
「この先、いつまでこうやって会えるやろね」
「足腰鍛えとかなね。Yちゃん車の運転いつまでするのン」
「そやな~便利なところに移ったらもうやめる」
「私ら一人減り、また一人減り・・・てなるんやろか」
「最後に残るんは絶対Kちゃんやな」
「いやーわからん。一病息災ていうやん。病気持ちの方が長生きするんやて」
てなことをワイワイ言いながら、気がついたらもうこんな時間!

「あんた2時間コースやろ。はよ帰り!」
「さっきのプリムラジュリアン、一株頂戴」
Mちゃんちの庭は花とメダカ(こっちはオット様の趣味)がいっぱい。
前にも匂いゼラニウムをもらって帰った。
厚かましく頂戴なんて言えるのも年代物の友なればこそ。
もらうものもらって大急ぎで家路に着いた。
次は(みんな元気に夏を越せれば)秋に我が家に集まることになっている。

帰ってきたら〇ーブスの知り合い92歳のK子さんから電話あり。
今日私の姿が見えなかったので心配してかけてきてくれたのだ。
友だちとこんな話をしてきました~と言うと、
「まだ若いのに何を悲観的なことお言いやすのん(京都育ち)」
と言われてしまった