明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

温泉旅行、白浜のリベンジ その1

2023-06-30 | 旅行
先月白浜行きのバスに乗れなかったEさんのための企画。

今回はIさんの車でEさんの家まで迎えに行くという。
「このままだと可哀想だから近場でどこかいいところないですか」

自治会の仕事で忙しいところに、義妹に7月8月の母のデイ送迎を丸投げされてしまった私は
(丸投げの話は腹が立つ&読んでもいい気分ではないだろうと思うのでやめておく)
あまり気乗りしなかったのだが、しゃあないなぁなんで私が探さなアカンねんと思いつつ、
京都から近くて温泉があってバリアフリーな宿泊施設を・・・
ということで、
目と鼻の先の琵琶湖岸、全室レイクビューを謳う某ホテルの素泊りプランを選んだ。
このホテル、見晴らしよく部屋は快適、バリアフリー、
足が悪い同伴者がいると言ったからだろうか、エレベーターからも近い部屋で、
なかなかよかった。


(某予約サイトより拝借しました)


新快速でまずは山科へ。駅前でIさんに拾ってもらう。
Eさんを迎えに行く前に少し観光をということで、毘沙門堂へ。






毘沙門堂門跡

天台宗 護法山安国院出雲寺 毘沙門堂 毘沙門堂は大宝三年(703)、文武天皇の勅願により開かれた天台宗の寺院です。 開山当初は、京都の出雲路橋付近(現在の御所北側)にあ...

毘沙門堂門跡

 


ここはIさんの家の近くで、毎日のように朝の散歩で訪れているとか。
それでもひとつひとつの社にお賽銭をあげ丁寧にお参りをしている。
彼女の意外な一面を見た。
京都の人は歴史とともに在るというか、
暮らしに行事や昔からの習慣が自然と根付いているのだろうね。
京都から一駅隣だけなのに、どことなく鄙びている。
平日の午後3時ごろ。ひっそりとしていて外国人観光客はいない。
さすがにこの辺りまでは来ないとみえる。
「そんなことないですよ、結構来ててうるさいです」


そのあとは金閣寺近くに住むEさん宅に向かうべく、
二条城、平安神宮などを窓外に見ながら京都の町を横断する。

「せっかくだから金閣寺、見たいわ」と私。大昔に来たきりなのだ。


おおー、金閣寺だ。金ぴかだ~~!





金閣寺 | 臨済宗相国寺派

正式名称を鹿苑寺といい、相国寺の塔頭寺院の一つ。舎利殿「金閣」が特に有名なため一般的に金閣寺と呼ばれています。

臨済宗相国寺派

 



こちらはさすがに夕方でも多くの観光客で溢れていた。
駐車場に観光バスが停まっていなかっただけまだマシなほうか。
ゆっくり見て回りたかったが、約束の時間が迫るのでざ~っと回って終了^^;


さて、Eさん宅へ。
ほんとに金閣寺のすぐ近くの住宅地、
ここに娘さんと一匹のワンちゃんと暮らしている。
週3日、デイサービスに行く以外は家にいるという。
買い物も食事の支度も洗濯も、全部娘さんが仕事から帰ってやると。
娘さんとは仲が良くなくて、ほとんど会話もないそうだ。
私もそうだったが、だいたい母と娘の同居はうまくいかない。
うまくいってる人がいたらコツを伝授願いたいぐらい


じゃあデイに行かない日は何してるの? 
会話もなくて毎日ぼぉーっとしていたら、お先真っ暗だよ。
まだ70代半ば、人生諦めたらアカン、楽しいこと見つけないと。

キャンキャン鳴くワンちゃんをひとり(一匹)残して
Eさんを車に押し込み、いざ琵琶湖方面へ~。


つづく





自分で書く、ということ

2023-06-19 | 母との確執
母の介護サービス、個別機能訓練計画の更新ということで、
デイサービスの責任者と面談した。

動く機会が少ないので歩行訓練をお願いしたいと要望していた通り、
デイでは機会を見つけて散歩に行ったり、庭を歩いたりしている模様。

一年前と比べて筋力が落ちていないということで驚くが、
歩くスピードも速いらしい。
「ちょっと不安定なのですが、スタスタ歩いていかれるので・・・」
つまづいて前につんのめりそうでヒヤッとすることが多いと。

確かに、一緒に歩いていても坂道以外ではしっかりついてくる。
「ゆっくり歩くようにしてくださいね」と言われてしまった。


         


身体の機能は衰えていなくても記憶の低下は確実に進んでいるようで、
毎朝9時の生存確認電話は、ほぼかかって来なくなった。
10分ほど待って私がかける。
「また電話忘れてるよ」「ああゴメンゴメン」
「かけかた忘れた?」「そんなことない明日はかける」

このところずっとそんな日が続き・・・
「もうええわ、やめよか」と母。
え、そっちがそれ言う!?誰のための電話やのん
「もう~、ちゃんと紙に書いて貼っとき!」

土曜日、母のところに行ったら食卓に
「朝電話をかける」と太マジックで書いた紙が置いてあった。
おお、やっと書いたか。
そしたら、昨日今日と9時ぴったりに母から電話が。

「あら~ちゃんとかけられるやん、よかったわ」
「当たり前やんいつもかけてるやん。何喜んでるのんアンタ」
ときたもんだ。

「自分で書く」ということがよかったようだ。
さていつまで続くか。
「食べものは冷蔵庫に入れる」「めぐすりをさす」
も自分で書いてもらいましょうかね





ぶつかり男

2023-06-13 | ひとりごと

「ぶつかり男」の被害に遭って 男性にも必要な「ケアの精神」:朝日新聞デジタル

■記者コラム 「多事奏論」 大阪編集局記者・河合真美江 この2カ月余り、ゆっくりゆっくり歩いている。右ひざのお皿の部分を骨折した。 3月末、会社から帰ろうと大阪梅田...

朝日新聞デジタル

 


これを読んで、私もひと月ほど前にぶつかられたことを思い出した。

場所はS里中央駅。平日の午後1時頃。
そんなに混み合う時間帯ではない。

地下鉄を降り改札を抜け、地上へ出る階段を上っている時のこと。
階段の中ほどまで上った頃、ぱらぱらと数人が上から下りてきたが、
ひとり、ものすごい勢いで下りてくるビジネスマンふうの男性がいた。
私を避けるでもなくまっすぐ向かってきたのでとっさに半身になってよけたが、
男性の持っていた黒いアタッシュケース(なぜか色は覚えている)が
思いっきり太腿に当たって、目から星が飛んだ。
「痛っ!」
振り向いたがもうソイツはどこにもいなかった。





一瞬の出来事で、あれは何だったのだろうと。
ババァよたよた上ってくるんじゃねぇよ、俺は急いでいるのに邪魔なんだよ。
てなところだろうか。

もしうまくよけられなかったら、頭から真っ逆さまに転落していただろう。
骨折だけでは済まないかも。
何が気に入らないのか、鬱憤がたまっているのか知らないが、
なんで見ず知らずの人間にあんなに敵意剝き出しで突進できるのか。


「ぶつかり男」というらしい。
わざと自分より弱い女性にぶつかる。
うっかりぶつかってしまったら立ち止まってスミマセンぐらい言うよね。
でもぶつかり男はまったく立ち止まるどころか、
相手がどうなったかも我関せずで立ち去ってしまう。
最初からぶつかるつもりで向かってくる。
卑劣だ。


ぶつかられ損だから、それ以降は階段の端の方、
サッと手すりを掴めるところを歩くようにしているが、
後ろから来られたら避けようがない。
怖い怖い {{{{(+_+)}}}}





出生体重貯金

2023-06-09 | ひとりごと
マイナンバーに紐付ける公金受取口座に
家族の口座を登録していたケースが13万件とか。

子どものマイナカードを作って子どものぶんのポイントももらいたい・・・
と思うのは人情で至極当然と思うが、
そのためには子ども名義の口座を作っておかないとね。
それを作ってないから、まぁ親の口座でいいだろうと登録したのだろう。
(マイナポータルのQ&Aには「出来ません」と書いてあるのだけど)

日本では年金も手当ても税金も世帯(家族)単位での支給だから。
コロナ流行時の一人10万円給付も世帯主の口座に世帯人数分まとめて、だったし、
世帯単位という発想は根強いのだろう。

でも、マイナンバーという制度は
「制度の基本は個人主義。個人として納めた税金や年金を正確に把握し、
 個人に還元する制度。社会のあり方が変わる中、
 給付などの単位を世帯から個人へ転換を図るためだ」
それなのに家族口座が登録できてしまうシステムになっているのは、
「デジタル庁がマイナンバー制度の哲学を理解していないからだ」と。
(中央大・宮下紘教授)

(6/9朝日新聞記事より抜粋・引用)


はぁ~そこからですか^^;
デジ庁が理解していないなら、いくら説明したとしても国民の理解は深まらない。
ニンジンぶら下げてカード作れ~作れ~ばっかり。
基本は個人、というのをもっと強調するべきだったね。


この紐付けのために子ども名義の口座を開設する人が増えているんじゃないかと思い、
ちょっと調べてみたら、
キャンペーンをやってる銀行や開設までのスピードを謳う銀行・・・やっぱりね。
これからは出生届を出しに行ったら
窓口に「銀行口座開設のお勧め」パンフが置いてあるかもね。


で、「出生体重貯金」てのが流行ってる? 知らなかったわ。

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