明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

これも親孝行

2018-01-06 | 母との確執

暮れも押し詰まったころに母が、
「〇〇に行きたい。部屋取れるかな」と言い出した。

うまい具合に空いていたので、弟夫婦、姪家族と揃って一泊してきた。

ここは昔から私が帰省すると必ず泊りに行っていた近場の宿で、
一昨年の夏に一族郎党大集合して孫2号が風邪の菌をまき散らして以来だから、
ずいぶん久しぶり。

それにしても、母が自分から「どこそこに行きたい」というのは珍しい。


父のお墓参りを済ませてから宿へ~。



お正月らしい設え。





料理長さんが変わったのか、お正月だからか? 料理が前よりおいしくなっていた。
みんな満腹満足。母もよく食べた。
女性陣は上げ膳据え膳だけでもうれしい。

このごろよく、
「私が死んだら、ナニはどこにあるから、どこそこから連絡来たらどうしてこうして・・・」
などというようになった母、何か感じるところがあるのかな。
よく食べる、よくしゃべる、頭もクリア、まだまだいけると思うけど。

昨年歯を何本か抜いてブリッジにした。
味が変わったとか、自分の歯じゃないとおいしくないとかこぼしていたから、
何か味覚に違和感があるのかも。

ちなみにワン切りコールはまだ続いている(驚)

                    



朝食に出たお雑煮とおせち。

ろくにおせちを作らなかったので、私もやっと正月気分に(今ごろ^^;)。





記念に母と。
案外、2人で撮った写真はなかったりする。


帰りの車中、「また行こな」とご機嫌の母。

「いつでも誘って。どこに行きたいのか、こっちはわからへんから
 言ってくれたら助かるわ。どこでもお連れしますよ」と調子のいい弟。

費用はすべて母持ちなので、こういうお誘いは私も大歓迎だ。
お誘いに機嫌よく乗るのも、親孝行かと。


ふと、私が母ぐらいのトシになった時、
はたして私は子どもや孫に同じようなことをしてやれるだろうかと思う。
無理やろうな~
ま、子どものほうもアテにはしてないだろうけど (+。+)