きらり。

最後は自分で書いて
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そんな日記にしたいです。

ごあいさつ。

ストレス解消にヘタなお絵かき。描くとなんだかスッキリするんです

同級生の緑内障

2017-06-12 | お絵かき


先週いつものようにスーパーに立ち寄った
違うのは時間帯といつもとは逆の方向から買い物をしていた

急に呼び止められ、見たら中学の時の同級生だった
嬉しくなって、「一年に一度は会うわね」と私が言ったら
すぐさま、「私、緑内障になってるの。」と言われ、ショックだった

神経が死んでしまっているから、手術も出来ない。最近では、片方の目も緑内障になっている
それでまたショックを受けて、年を追うごとに日ごろのうっぷんも出ていた

彼女のよいところは、同じ愚痴でもとても軽やかなのである
口調とその性格からでているのかもしれない

旅館を営んでいるのでれっきとしたおかみさんでもある
また4世代同居というのもあるようだ

「昔の人は我慢をして生きてきたが、私らの世代は違う」といわれたそうだ
もしかしたら、息子のお嫁さんから言われたのかもしれない

我慢の意味がいまいち私にもよくわからないのだが…
そしてとどのつまりは、出口で一応付き合ったことのある、彼と出会ってしまう

「こんにちは。」をいうのが精いっぱいで、何が何だかわからなくなる
元々おブスな顔立ちなので今更慌てることもないのだが…


帰宅してから、すぐさまパソコンで調べてみる
レーザー治療と手術も出来ると書いてある。本当に手術はできないのだろうか?
その夜はなかなか寝付けず、少し興奮状態だった

帰り際、彼女は「みな、同じだからね」と笑って帰って行った
これくらいの年齢になると、みな同じように病気になるのだから、心配しないでね
そのような意味合いが含まれていると思った…

私もその時は確かにそう思ったのだが、後になって、それは違う、と思った
何が違うのか私にもよくわからないのだが、そうなりたくない自分も確かにいるのだと思う

会話の途中、彼女は何度も私に聞き返していた
耳の聞こえも悪くなっている、と気づいたが、それを聞く余裕もなかった
なぜ笑顔でいられるのか、私には信じられなかった

彼女の場合は健診で引っかかったようである
あまりのショックで、自分自身がおかしくなり、まさかの心のノックアウトである

今もまだ復活できないでいる…




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