謹賀新年。2025年始まりました。今年皆さんにとって素晴らしい一年になりますように。
私、Qoonieですが、1月1日でデビュー25周年目に突入しました。何か面白いことやれたらな。本年もよろしくお願いいたします。
さて、そんな私ですが、これまでの人生において、運動やアウトドアといった言葉には全くの無縁でありました。どちらかといえば、昼夜逆転生活、夜は地下の薄暗いバーで酒を呑む、どちらかというとそんな人生でした。
が。出産し、息子と一緒に楽しみたい、そんな気持ちが芽生え、色んな事にチャレンジし始めた、ここ10年。中学生の時一度だけ行ったスケート、初めてのキャンプ、初めてのサマーランド、初めてのバーベキューなどなど。
スキーもその一つ。
2023年のお正月に生まれて初めて滑った(雪山も初)のですが、初日、結構楽しく滑れそうだったので、翌日もいけるかも、と思ったのも束の間、あっという間に転倒。不気味なパーンッの音と共に、まさかの左膝十字靭帯断裂。
詳しくは、その当時のブログをどうぞ。→こちら
というわけでこの日は、初断裂、初スノーバイク、初時間外診療、初松葉杖という見事なまでの初物づくしという忘れられない正月に。手術は3月末、一週間の入院を経て、翌年1月にスキー解禁となりました。
昨年はスキー場には行ったもののやる勇気がなく、温泉を堪能したのみ。けれど、このままだと2度とチャレンジしないだろう。やっぱりまた怪我するのが怖い。でも、息子は一緒に滑りたいと言うし。。。
苦手なまま終わらせてはいかん、と思い、この年末にリベンジしてきました。
まずは、ちゃんとプライベートレッスンを受けよう。到着したその日、翌日のレッスンの予約の電話をかけるのですが、まさかのいっぱい。。そうか、年末年始って混むのね。困った挙句、滞在するロッジのオーナーにご相談。すると。
うちのインストラクター、明日の午前中なら空いてるよ、と。え〜!嬉しい!良かった〜!と思ったら、まさかの、English Only。どうやら日本語全くできない様子。
いやいや。それは無理だろう。だって咄嗟に何かあった時に通じなかったら困るじゃないの。でもオーナー、
それはそれで面白いと思いますよ〜!
とっっ!
不安山積みではあるけれど、一人では絶対怖くて滑れない、今回もチャレンジしないまま終わるの嫌だし。そんなわけで思い切ってお願いすることに。
もう、まさかの展開。
翌日、待ち合わせに来てくれたのは、アニーという長身の20歳の女の子。少しは英語話せますか?と聞かれましたが、挨拶も片言程度。そこからは携帯のGoogle翻訳フル稼働。お互い、話す内容を携帯に訳してもらいながら、かつジェスチャー入れつつのレッスンスタート。
でも、傾斜を前にするとやっぱり怖くて動けない。転んだ時のことを思い出しちゃうんですね。今も、左膝の違和感が全く消えたわけではないし。
私2、3年前に初スキーで転んで左膝を怪我したの。だからとても怖いんです。
これを翻訳してもらったら、Googleさん23年前と変換してくれて(笑)。いや、そんな前じゃないんだけど。って訂正するのもばかばかしいと思い、そこから勇気を出して進む事に(笑)。
怖い時は両手を前に出してくれれば止めるし、しんどかったら途中で休憩もしましょう。私の前で後ろ向きに滑ってくれながら、私は「 Wait! Wait! 」と幾度も叫びながら、レッスンしてもらったのでした。
休憩中の会話もほぼGoogle翻訳さまさま。通りがかった日本人の方もその光景に驚いて「す、すごいですね!」と声をかけてくれたり。
聞くと、彼女はオーストラリア出身で、普段はニュージーランドでスキーのインストラクターをしているそう。この時期数ヶ月、日本のロッジに滞在しながら、昼はインストラクター、夜はロッジのレストランで働いて過ごすそう。NZは私も昔行ったことがあったりで色んな話ができ、スキーに対する恐怖心もだいぶ消え、知らない世界の話もとても面白く、結果、翌日もお願いすることに!我ながらまさかの展開!
結果、なんとか簡単なスラローム?も出来るようにまでなり、スピードも最初よりかなり出せ、何より滑っていて恐怖よりも楽しみの方が増すほどに。
まるでトラウマのように、スキー板つけるのも怖かったのに。約束した息子とも、めちゃくちゃゆ〜っくりだけど滑ってリフトも乗れたことで、この約2年間の胸のつっかえが少しとれた気がしました。ま、引き続き油断は禁物だけれど、また行ってみようと思います。
というわけで、スキークリアです!事前に行く事話してた皆様、私、無事に帰ってきました。ご心配おかけしました!
行き帰り、高速を少し運転もしてみたり。色んな意味で刺激的な旅でした!
長くなっちゃいました。最後までご覧いただきありがとうございます!
アニー、ありがとう!
人生、色んな出会いがあって面白い。