木綿のハンカチーフ。

ふとした時に歌ってしまう曲ってあるよね？
私、しばらくの間、

恋人よ～僕は旅立つ～♪

というフレーズが、妙に頭に流れてきまして。
そうです。太田裕美さんの木綿のハンカチチーフです。
あれ、この曲どんなだったっけ？
と思い、歌詞とか音源とか調べてみたんです。

そこで初めて知ったんですよ。
５番までありました。
しかも、めちゃくちゃ切ないんです。

で、さらに驚いた！
１番の中で、二人の視点で歌われてるんですよ。

例えば、１番。

恋人よ　僕は旅立つ　東へと向かう列車で
はなやいだ街で　君への贈り物　探す探すつもりだ
いいえ　あなた　私には欲しいものは無いのよ
ただ都会の絵の具に　染まらないで帰って　染まらないで帰って

ね？ね？
なかなかないですよね、こういう風に歌われるのって。
そして、どんな二人だったんだろう？
と、ものすごく想像したくなってしまう位、
歌詞の世界に引き込まれてしまいました。
作詞は松本隆さん。
いやあ、すごいなあ。

東京へ出て行った彼と、彼を待ち続ける彼女。
５番の最後の最後で、木綿のハンカチーフは、ものすごい重要な役を担ってます。
興味ある方は、是非改めて聞いてみて。

調べて以来、余計この曲が好きになってしまいました。
なので、鼻歌はしばらくこの曲です。笑。