Qoonie の あんてな日和

日々感じたこんなことや、あんなこと。つらつら書いていこうと思います。

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ソプラノ歌手木村はる奈とQoonieによるユニット

Free Style Group THE ENTERTAINMENT
Mr.kazzsoul率いる音楽集団。絵本×歌企画で参加させて頂いています。

<Release>
2018.04.25  Qoonie 幻標本箱

MKNR-9004 ¥2,500+税
全作詞 松井五郎 全作曲 Qoonie

(郵便振替)

(クレジット、コンビニ支払可)

久しぶりに。

2010-10-20 22:35:44 | Weblog
映画、行ってきました。
今日はレディースデイだったので、平日の昼間にして、ほぼ満員。
人が多いから、落ち着いて見れないかなあ、なんて思っていましたが、
始まったら、すごく夢中になってました。
ずっと前から気になってた「悪人」。やっと観れました。
妻夫木君の金髪姿。予告なんかを見てると、若干違和感を感じてたんだけど、
その違和感こそストーリーの中で大事な意味を成してるなあ、って思ったよ。
これから観に行く人もいると思うので、詳細は書けないけども、
ストーリーとしては、最後ちゃんと完結するんだけど、
見終わった時、なんだかとても自分の中に答えが出なくって。
加害者とその家族、
被害者とその家族、
犯人と逃亡する女性とその家族、
一つの事件を巡って様々な立場の人間が登場するんだけども、
全員が全員、それぞれ違う感情があって、生い立ちがあって。
なんだか皆が皆苦しそうに見えてしまって。
なんだかやるせない気持ち。
だけど、本当に観てよかったな、って思う映画だったよ。
この映画の主人公は間違いなく逃亡している二人なんだけど、
他の立場の人にも、こっちが感情移入できるスペースを作ってくれてた。
それから、映画の中で何度か全く無音になるシーンが何度かあって、すごく印象的だった。
そこにも、こっちが考えるスペースを空けてくれてる感じがしてね。
作者の意図が、ガツンと出てる作品もそれはそれでスッキリするんだけど、
観てるあなたが考えてね、そんな気持ちこそが作者の意図だったような気がするな。
誰もが「悪人」の要素は持っているんだろうなあ。
もちろん私も。