Qoonie の あんてな日和

日々感じたこんなことや、あんなこと。つらつら書いていこうと思います。

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ソプラノ歌手木村はる奈とQoonieによるユニット

Free Style Group THE ENTERTAINMENT
Mr.kazzsoul率いる音楽集団。絵本×歌企画で参加させて頂いています。

<Release>
2018.04.25  Qoonie 幻標本箱

MKNR-9004 ¥2,500+税
全作詞 松井五郎 全作曲 Qoonie

(郵便振替)

(クレジット、コンビニ支払可)

お別れ。

2022-02-25 11:26:55 | Weblog

先日、義父が亡くなりました。22日に葬儀も終え、今は気持ちもひと段落といったところです。

ここ2年位は癌の治療に専念していた父。でも幸いな事に痛みや抗がん剤の副作用はあまりなく、一番辛かったといえば、後半、食事どころか、飲み物さえ喉を通らなくなってしまった事。また食べられるようになるまで頑張っていましたが、1月後半に発熱し入院。2月頭には熱も下がり体調も安定しはじめたので、家に帰れるようリハビリを開始していたものの、急変。

1月3日に会ったのが最後になってしまいました。コロナもあり、ずいぶん久しぶりに会った父は、とても痩せていて、顔も白く。手足が冷えて仕方ないという父の手を、マッサージしてあげました。細くて白い指が少しでも温まるようにとゆっくりゆっくり。

喜んでくれたのがとても嬉しく、またマッサージしに来たいと思っていた矢先に、コロナ感染者も増加。気軽に行くわけにいかなくなり、入院してからも私達はもちろん、母でさえ面会に行けぬという、なんとも寂しい思いをみんなが抱えていた日々。

悔しく、もどかしい。

葬儀も、本当に身内だけのお見送りでした。でも、それがかえってなんともあたたかく、ほっとする雰囲気で、きっと父も喜んでいるんじゃないかと。8歳の息子はお通夜でじぃじと会い、お参りが終わった後、さめざめと、声を出すわけでもなく、ただしゃくりあげながら、私の膝に突っ伏して泣きました。けれど、翌日の葬儀は泣かず、ただただ自分より下の子供の世話をしてやりながら、最後の最後まで父を一緒に見送りました。棺には亡くなる前日、病院に郵便で送るつもりで書いた「リハビリがんばってね」のお手紙を入れて。

小さなからだに、大きすぎる事ばかり。何を思ったか、感じたか。

葬儀の時に、初めて父の若かりし頃の写真を見ました。私は父の晩年約8年間を知っているわけですが、そこに至るまでの父の人生がどんなものであったか、私の知らない、筋肉隆々で日に焼けた20代の父を見ながら、色々、色々あっただろうけれど、きっといい人生であったに違いないと思えてなりませんでした。そこにいる全員が思い出を語り、笑い、泣き、父を想う。本人にはもう聞けないんだもの。いい人生だった証明は、残された私たちがしていくのです。

母は、私達家族が守るから、安心してください。

ありがとうございました。85年間、本当にお疲れ様でした。