ようやくオーディオ専用電源までも完成し 秋の音楽鑑賞シーズンに向け、いよいよ本格的にオーディオが楽しめる と思いきや、、、
機器の不調が次々に発覚し、一気に気分もトーンダウン!!
しかし問題は解決しなければ先に進めませんので、仕方なく 再び『小細工しまくりの機器』をメンテナンスすることにしました~
マズは、我がオーディオのメイン音楽ソースであるPIONEER N-50を開腹いたします。
これまでに何度となく開腹を繰り返しており、機器としては完全に満身創痍の状態です。
症状は、「左chにノイズ」。 更に言えば、外筐をコツコツすると それに追従してノイズが発生することから、何かしらの接触不良に間違いないはずです。
〇 蓋を開く前の予想では、
1.出力ピンプラグ付近の空中配線で何か不具合が発生している?
2.D/Aコンバーターに供給する5V電源の配線に不具合?
を考えておりました。
自作部分であるアナログ回路全体を見渡してみて、目視で判断できる不具合は発見できませんでした。
素人の自作ゆえに何ヵ所も空中配線になっており、トラック輸送など振動やら衝撃には とても弱い!わけなんです。アチコチを引っ張ったり、押したりする内に、とうとう 怪しい箇所 が見つかりました。
上写真で囲ったNGのコネクタです。
回路説明は不確かですが、、 D/Aコンバーターからの出力をI/V変換した後に最終段(何の役割なのか判らない回路)に送る配線のコネクタが浮きかけ(正確には配線がハウジングから抜けかけていた)ておりました!!
過去の経験から、症状と原因がコレほど明確な場合は マズこれで不具合は解決できた とみて大丈夫でしょう。
というわけで早速にも動作確認いたします。
ついでに殆ど出番のないアンプのチェックも兼ねてみようと LUXMANのLV-103 に接続してみました。このLV-103は出力段にMOS-FETが使われてますので高域の美しさが感じられます(但し馬力というか迫力は無し)。
実はコチラのLV-103にも不具合がありまして 電源投入直後は左chがうまく鳴りません。恐らくは最終段のMOS-FETが壊れかけだろうと、交換用にパーツも準備しているのですが交換するのが面倒でそのまま(電源投入後20分位すれば普通に鳴るので余計に手付かず)になっております。
確かに 当初の不具合は解決できました。
あ あ ~ 良 か っ た ~
とアレコレ曲をとっかえひっかえ試聴を続けておりましたら、イヤ~な別の症状を確認してしまいました!!
それは、一番恐れていたD/Aコンバーターチップ BBバーブラウンのPCM1794の不調です。 症状としては左chだけ無音時とか極小音量の際に断続的なホワイトノイズが乗っかる というものです。
数年前にも同様の症状が出始め、そのまま使用していたら左chだけ音量が下がったり、挙句の果てには音が出なくなりました。その際は、意を決して32ピンもあるPCM1794を交換したのですが、再びその作業をやるのは・・・ もう老眼が進んでムリなんじゃないかなぁ~
今更、上写真のICを交換するのは無理なんじゃないですかねぇ、、
ピン間隔が1mm以下じゃなかったですかねぇ、、
いやはや、この先が思いやられますわ~
なかなか実現しない 夢のオーディオライフ ト ホ ホ