◎ジェイド・タブレット-06-06
◎青春期の垂直の道-6
◎猴(みこう)の如き者、天下を掠むること三十余年、大凶変じて一元に帰す
無意識と死の側とは、七つの身体論で言えば、エーテル体以上のすべてのボディと神仏の側。現実というのは肉体レベルだが、現実に対して最大の影響力を行使しているのは創造神である神仏の側である。神仏レベルから霊(微細身)のレベル、肉体レベルと下がるにつれて現実形成への影響力は弱くなる。よって、予言というのは、微細身レベル(無意識と死の側)であるから、地球人口削減のための諸施策の行く末を見るには好適な材料と言える。
さて元弘二年(1332年)8月4日楠正成は、戦勝の勢いに乗って大阪天王寺を参詣。宿老に、滅多に見せるものではないがと断られつつ聖徳太子の未来記を見せてもらう。
『当人王九十六代、天下一乱而主不安。
此時東魚来呑四海。
日没西天三百七十餘箇日。
西鳥来食東魚。
其後海内帰一三年。
如ミ猴者掠天下三十餘年。
大兇変 帰一元、云々。』
(『太平記』巻六「正成天王寺の未来記披見の事」)
九十六代天皇は後醍醐天皇。
出口王仁三郎は、現代が当面するのは、西鳥来りて東魚を食すのところと見る。西鳥は中国・欧米、東魚は日本。
その後世界統一が3年、その後猿の惑星30余年。
なぜ猿なのだろう。
出口王仁三郎の座談に以下がある。
『写真を三十六ペンうつしかえると、すっくり元の正体が出て来る。(中略)、西洋人なんかその手で三十六回やるとすっくり狒々(ひひ)になる、女は狼になる、大抵。そして狸になったり、狐になったり皆する。』(出口王仁三郎氏を囲む座談会 第四夜(二))
猿の惑星とは人間のこと。
大兇変じて一元に帰すとは、石屋が大悪に見せて大善を為すことだろうか。