◎ジェイド・タブレット-外典-06-09
◎無意識と死の側-5-超常現象・オカルト-2-超能力系-2-予言、予知
(1)予言、予知
ESP、サイ、予知夢など人間には五感を越えた能力があり、近親者に係る夢知らせなどは身近なものである。
こうした超能力の類は、一般人でも起こり得る。その頻繁な事例は、クンダリーニ・ヨーギだけに特異なものでなく、只管打坐で悟りを開いた人にでも見られるものであって、只管打坐者クリシュナムルティが時おり見せる霊能力はその一例である。超能力、あるいは神通力というものは、古い書物を紐解くまでもなく、覚者の開悟に随伴して起こる能力であって、それ以上気にしたり追及したりするものではないと思う。
また超能力者、霊能力者の時間認識は特異なものなので、『予知とは未来を創りだすこと』(マクモニーグル)という原則に沿って、予言、予知が行われる。ダンテス・ダイジは、予言した瞬間に予言内容はズレると語っているが、それはマクモニーグルと同じことを言っている。