アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

アヴァンギャルド精神世界から20年

2024-03-15 13:50:36 | 時代にFace it

◎gooblog20周年に寄せて

gooblog 20周年おめでとうございます。私のblog『アヴァターラ・神のまにまに』は、前身の『アヴァンギャルド精神世界』が、2005年2月19日スタートですので、満20年には足りませんが、足かけ20年になります。

その間ほぼ毎日記事をアップし、記事をアップできなかったのは、わずか8日間と記憶しています。平日については、朝出勤前に記事をアップしてから出勤するのが基本的な生活ペースでした。

またこのブログは、一貫してgooでやってきました。hatena、livedoor、楽天、ameba、fc2など有力ブログは、ありましたが、母体がNTTグループであることからのセキュリティの優位性、楽天のように禁止ワードが多すぎないこと、著作権の帰属の問題など、総合的に考慮して、gooblogを使い続けて間違いなかったと思います。

ただ、初期の頃は、コメントは書き放題であって、削除機能もなかったから、実質的に掲示板と変わることはありませんでした。今も昔もそうですが、記事と何の関係もないコメントを書く人は多いもので、そういう人は自分でブログを立ち上げるか、掲示板に書くかすればよいのにと思っていました。

何年かたって、コメント公開非公開承認機能、削除機能がついてからは、記事に関係のないコメントはなくなりました。

 

さて人間の知識は、樹木のようなものであり、いろいろな書物に実際に当たっていく中で、芽が出て、葉も出て枝が増え、やがて大樹のようになっていくものです。2005年当時は、はかない若芽のようなブログであり、とても痩せて力のないブログでしたが、20年たってみれば、それなりにわかってきたところも多いように思います。

40代後半に始めた精神世界をテーマにしたブログですが、読者なかりせば、20年も続けることはできませんでした。またブログをやっていなければ、犬死にのような人生だったであろうというのもまた実感です。

精神世界、宗教、スピリチュアルテーマのブログは、既存宗教団体、カルト、そして仕事の関係でなかなか自由に書くことは難しく、また実名で書くのも困難な状況があるのですが、ここまで継続できているのは、gooblogと読者の方々のおかげです。これまでの略20年ありがとうございました。

20年前にブログを始めた頃の偽らざる気持としては、時代の存続のため、人類存続のために、生活において冥想・瞑想が根付くことの一助になれば、ということが動機でした。そして、宗派を超え、無宗派であってもよいが、冥想実践・研究するブログが雨後の竹の子のように殖えて行ってくれればよいなどと思っていました。

残念ながら20年たってみれば、そのような超宗派的な冥想・瞑想の研究、普及を標榜するブログは、わがブログを除いてほとんど見当たらない状態です。勿論特定の一宗派の道を進んでいく宗教ブログも大変結構なことだと考えてはいます。

さてSNS全体が、いわば『考えない人』向けにプロパガンダの嵐のちまたになっている現在、gooblogは闇の荒海の灯台のようなものです。gooblogの存続と発展を希望します。

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出口王仁三郎のコーザル体-3-直霊、神直日、大直日

2024-03-15 03:49:38 | ジェイド・タブレット

◎ジェイド・タブレット-09-07

◎コーザル体・完全人・両性具有-07

◎直霊、神直日、大直日

 

古事記では、神直毘神、大直毘神、伊都能売神、と微妙な順序で描いている。

まず、神直日は神様の直霊、大直日は人間の直霊(新月の光/木庭次守/上巻P313)という説明がある。更に直霊の対極として曲霊の存在がある(霊界物語第10巻第二九章)。

よって、ここでいう人間の直霊とは、天国的なものも地獄的なものも存在するレベルに通用。また神直日とは、アートマンに該当するように思う。

 

『神直日とは、天帝の本霊たる四魂に具有せる直霊魂を謂ふ。

大直日とは、吾人上帝より賦与せられたる吾魂の中に具有せる直霊魂を謂ふ。』

(霊界物語第10巻第二九章より)

※天帝とはニルヴァーナのこと。『天帝は唯一真神にして天の御中主神と称す』(霊界物語大13巻 如意宝珠子 総説)

 

更に、

『『次に其の禍を直さむと為て成りませる神の御名は、神直日神、次に大直日神、次に伊都能売神』

 神直日神は宇宙主宰の神の直霊魂にして、大直日神は天帝の霊魂の分賦たる吾人の霊魂をして完全無疵たらしめむとする直霊である。

 

所謂罪科を未萠に防ぐ至霊にして、大祓の祝詞に、之を気吹戸主神と謂すのである。又八十曲津日神、大曲津日神は、大祓祝詞に、之を瀬織津姫神と謂ひ、伊都能売神を速秋津彦神、速秋津姫神と謂ひ、神素盞嗚神を速佐須良姫神と謂すのである。

 

以上の四柱の神様を総称して祓戸の大神と謂ふのであります。』

(霊界物語第10巻第二九章 言霊解三から)

 

以上により、神直日が第六身体アートマンに該当し、直霊とは、肉体、エーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体すべてを貫くものと考えられるので、玉の緒すなわちクンダリーニのエネルギー・コードと見てよいのではないかと思う。伊都能売は、神直日と大直日の二者の間に位置するというのは、神に最も近い人間の位置ということで、伊都能売のコーザル体がしっくりする。

それでは、伊都能売とは何か。

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