◎チャクラと七つの身体-4
◎七チャクラ説-1
○荘子の7つのチャクラ
儵(しゅく)という名の南海の帝王と、忽という名の北海の帝王とが、ある時、世界の真中の『渾沌』の支配する国で、一緒に出会った。
訪れてきた儵(しゅく)と忽の二人を、渾沌は心から歓待してくれたので、儵(しゅく)と忽とは、渾沌の心からの歓待のお礼をする相談をした。
他の人には、七つの竅(あな/きょう)があって、その穴で、美しい色を視、妙なる音を聴き、美味(うま)い食物を食い、安らかに呼吸するが、渾沌だけには一つも竅(あな)がない。そうだ、せめてもの恩返しに、ひとつ七つの穴をあけてやろう。
毎日穴を一つずつ開けていったところ、七日目に混沌は死んでしまった。
《荘子(応帝王篇) 》
これは比較的有名な話なので、知っている人も多いと思います。
七つの穴とは、目2、耳2、鼻2、口1の合計七つの穴だという解説もあるが、それは7チャクラのことでしょう。7チャクラを窮めれば、死の世界に入らざるを得まい。