今日、25日はクリスマス(Christmas ;Xmas)です。
クリスマス(Christmas ;Xmas)とは、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝うキリスト教の記念日・祭日です。このことは皆さんよくご存知のとおりです。
それでは「クリスマス」を何故「Xマス」、英語でも「Christmas」を「Xmas」と書く
のでしょうか?
「Christ」=「X」は、どこに謂れがあるのかご存知ですか?
そこで調べてみました。
・新約聖書はその時代の標準ギリシャ語で書かれたことから、救いの主の意で用い
ていたヘブライ語の「メシヤ」を「キリスト」(ギリシャ語でⅩPIΣTOΣ)と翻訳
し、略記としてギリシャ語の第一文字の「Ⅹ]だけでキリストを指すものとなったそう
です。
なお、略して書くときには「Xmas」「Xマス」と書き、「X’mas」「X’マス」とアポスト
ロフィ入れるのは間違っているそうです。ご注意ください。
・また、クリスマスの「マス」は「ミサ」のことです。
「ミサ」とは、ローマ・カトリック教会で聖体と聖血の拝領を中心に、神に感謝し
共同体的一致を深める儀式で、他の教会の聖餐式にあたる。 (広辞苑より)
以上のことから、クリスマス(キリスト+ミサ)は、キリストの降誕を祝い、神に
感謝し、共同体的一致を深める儀式ということになるようです。
・クリスマス関連でもう一つご紹介します。
昨夜は「クリスマス・イヴ(Christmas Eve)」でしたね。
クリスマス・イヴ(Christmas Eve)とは、クリスマスの前夜、即ち12月24日の夜を
指します。
昔の暦では日没を一日の境目としているので、厳密には12月24日夕刻から朝まで
を「クリスマス・イヴ」として祝ったそうです。
なお、「Eve」は「evening(夜・晩)」と同語の古語「even」の語末音が消失した
ものだそうです。