らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

プロ野球誕生の日

2008-12-26 | 雑学
12月26日は「プロ野球誕生の日」だそうです。

「プロ野球誕生の日」とは、1934年(昭和9年)12月26日、アメリカのプロ野球と対戦するために、東京丸の内の日本興業倶楽部で「大日本東京野球倶楽部」の設立総会が開かれ、日本初のプロ野球チームが誕生した日です。
現在の読売巨人軍の前身であり、「ジャイアンツの日」とも言われています。

球団結成時には、沢村栄治、スタルヒン、三原脩、水原茂などそうそうたるメンバーだったようです。

その1年後、プロ球団が1チームでは職業野球に繁栄はないと考えた読売新聞社の正力松太郎氏は甲子園球場を所有している阪神電鉄に球団結成の意向を打診しました。

その要請を受けて、1935年(昭和10年)12月10日に阪神電鉄を中心とした「大阪野球倶楽部」(現在の阪神タイガース)が誕生しました。

チーム設立時には藤村富美男、松木謙治郎ら、僅か8人だったそうです。
選手集めに苦労しながらも、1936年(昭和11年)2月11日の球団結成式の時には18人集まり、何とか試合が出来る体制が整ったといわれています。

大阪の人気球団「阪神タイガース」でさえ、設立当初は苦労があったようですね。

今、日本のプロ野球の人気低迷が懸念されています。
オリンピックではメダルに手が届かず、実力ある選手はアメリカの大リーグに行き、若者達はサッカーに傾斜しています。
一部の球団を除いて、球団経営が懸念されるとも言われています。

今年の僅かな話題性といえば、関西独立リーグの「神戸球団」がドラフト7位で獲得した吉田えりさんが、初の女性プロ野球選手として誕生することくらいでしょうか?

契約更改で一部の選手は数億円の年俸を獲得し、笑顔で記者会見をしていますが、球界の将来を見据えたときに何か疑問を感じます。

今こそ、プロ野球誕生時の原点に立ち返り、ファンに支持され、魅力あるプロ野球にするるため、選手も球団経営者も英知を出し合って欲しいと思うのは私だけでしょうか?