らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

窓越しのバードウォッチング

2014-02-18 | 地元紹介

我が家の庭には毎年この時期にメジロのつがいがやって来ますが、今年はメジロの他にシジュウカラ(四十雀)が初めて姿を見せてくれました。
自宅に居ながらバードウォッチングができると言うのは有り難いですね。

「シジュウカラ(四十雀)」
シジュウカラ(四十雀)はスズメ目シジュウカラ科の鳥です。
小形で、頭頂・のどなどは黒色、背は緑黄、頬と胸腹は白色で、胸腹の中央に縦の黒色帯が1本あります。
この帯が太いのがオスで、細いのがメスだそうです。

・バラの新芽を食べているシジュウカラ(四十雀)です。


シジュウカラは全長14.5cm、体重は14gくらいで、日本ではほぼ全国に分布していますが、北日本に多く、西日本には少ないそうです。
この鳥は平地から山地の林に生息しますが、住宅地で見ることも多く、市街地でもおなじみの鳥です。
「ツツピン ツツピン」と鳴いて、鳥の中でもいち早く春を告げる鳥と言われています。



四十の雀と書いてシジュウカラと読みます。
名前の由来は、たくさん群れるから、という説や、スズメ40羽に対してこの鳥1羽という交換条件から名づけられたという説もあります。



「シジュウカラの引導」
ある男が、死んでしまったシジュウカラを寺へ持って行き、出てきた小坊主に、あの世への引導(いんどう)を渡してほしいと頼みました。
小坊主が「これは何ですか」と聞くので、「これはシジュウカラという鳥です」と答えると、小坊主は「なにシジュウカラ?人間でさえ人生わずか50年というのに、なんじは小鳥のぶんざいでシジュウカラとは生き過ぎたり。カアーツ!」と叫んで引導を渡しました。
これはシジュウカラの引導という江戸時代の話ですが、あの有名な一休和尚の小坊主時代のエピソードとされています。