雨水
2014-02-19 | 季節
今日19日は二十四節気の一つ「雨水」です。
「雨水」
「雨水」とは、厳しかった寒さも次第に緩み、暖かさに雪や氷が解け出して蒸発し、雪原から上昇する水蒸気が上空で冷やされて、春の雨となって降り出し、忍び寄る春の気配に草木が蘇る頃と言われています。
昔から、農耕の準備を始める目安とされています。
春一番が吹くのもこの頃で、三寒四温を繰り返しながら春に向かいますが、今年は未だ真冬並みの気候が続いています。
三寒四温と言えば、いつも行くスーパーの中に「三寒四温(3can4on)」のお店があります。
最初この店名を見た時、「3(スリー)can(キャン)4(フォー)on(オン)」と読み、どうして意味不明の店名にしたのか不思議でした。
このような店名は一度見ただけで印象に残りますね。
「雛飾り」
なお、昔から「雨水」の日は初節句などでお雛様を飾るのに相応しい日とされています。
何故なら、「雨水」の日は雪に代わって雨が降る時期で、春を迎えたことを意味し、温かな季節への変わり目として縁起が良いとされ、この日に雛人形を飾り付けると良縁に恵まれると言い伝えられていることによるものです。
なお、お雛様は子供を厄から守ってくれる守り神のような存在であるため、節句の前日に慌てて飾ることは「一夜飾り」と言って、縁起が悪いとされます。
ご注意ください。