センダングサをご存知でしょうか?
名前は知らなくても見ればご存知の方が多いかも知れません。
センダングサはキク科、センダングサ属の1年草の帰化植物で、日本では関東以西でごく普通に見られ、種子が衣服につくと取れにくい、所謂、ひっつき虫と言われている雑草です。
私の畑に隣接しているFさんの荒れた畑では、毎年たくさんのセンダングサが生え、晩秋にできた種子が畦道を歩く私の衣服を狙うので注意が欠かせません。
・センダングサがたくさん生えているFさんの畑です。
センダングサは形状が矢尻のようになっていて布地に突き刺さるようにひっつきます。
この草は動物や人にひっついて種子を運んでもらうことによって子孫を新天地へと広げていきます。
・これがセンダングサの種子です。
この種子がズボンや靴下にひっつくと取り除くのに苦労します。
・紐にくっついたセンダングサの種子です。
センダングサは9月から11月には空き地の草むらや雑草が生えている遊休地などのいたるところに直径1㎝ほどの黄色い花を咲かせ、その後、黒い棘だらけの実を付けます。
衣服につくと取れにくいので、草むらに入らないように十分ご注意ください。
・春先にはこのような花が咲きます(ネットより)