らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ちぐはぐ

2014-02-03 | 雑学

日常生活の中で「ちぐはぐ」な場面に遭遇することはありませんか?
小説の中では「ちぐはぐ」という表現をたまに見かけますが、この「ちぐはぐ」とは、対になるべきものが揃っていないことや二つ以上の物事が食い違っていたり、調和していなかったりするさまを言いますよね。
今日はその語源を調べました。

ちぐはぐの「ちぐ」は「鎮具」で金槌、「はぐ」は「波具」で釘抜きを意味しているそうです。
その語源については、金槌と釘抜きを交互に使っていては一向に仕事が進まず、何をしているのか分からないことから「ちぐはぐ」と言う言葉が生れたとする説や、棟梁の下につく者が、金槌が必要な時に釘抜きを渡し、釘抜きが必要な時に金槌を渡すさまから「ちぐはぐ」になったとする説などがあります。
これらの説では「ちぐ」や「はぐ」と言う語が、鎌倉時代に使われたとされているそうですが、そのような語は見当たらないため俗説と考えられているそうです。

私はたまに靴下をちぐはぐに履くことがあります。
物事を進める上でのちぐはぐは困りますが、歳を取ってからのちぐはぐは愛嬌があって許されるかも知れませんね。
自己弁護ですね。