美ヶ原美術館の野外展示場を観て周り、これからハイキングです
美ヶ原パノラマコース(遊歩道)マップで、美ヶ原駐車場傍からハイキングコースになります。
駐車場では完全防備した私達と同じ年代らしい男女7,8人のパーティーがいましたが
ハイキングではなく山登りでもするのでしょう。
「私達と格好が違うね・・・」などと言いながら出発です
遊歩道マップによれば美ヶ原ハイキング入口→牛伏山(1990メートル)10分→
山本小屋ふる里館・10分→美ヶ原高原ホテル・5分→美しの塔・5分→
王ケ頭(2034メートル)40分→王ケ鼻(2008メートル)20分となっており
入口から王ケ鼻までは往復4時間みれば行って帰ってこれると計算したのです。
牛伏山までは木道を歩いて行きます。
帰って来てから写真を見ると、何やら怪しい雲が出てました・・・
山のベテランなら、この雲を怪しいと見たでしょうか?
何も知らない私達はルンルン気分で歩いて行きました。
山本小屋ふる里館の前にはミズバショウが咲いてますし、未だ雪も残っています。
遠くに見える王ケ頭ホテル、あそこまで歩いて行きます。
美しの塔では何か催しをやってましたが、一寸横目で見てまた歩きです。
丁度中間辺りの標識を見たら、王ケ鼻は此処から3.1キロもあるのです。
すでにマップの時間よりかなり遅れています。
これでは王ケ頭ホテルが限度だろうと思っていましたが
ラッシーパパは最初からすぐ「ママ無理だろう、帰ろう帰ろう」と言うので癪で黙っていました。
其処から王ゲ頭までなかなか着きません
やっと美ヶ原高原のホテルまでやっと着き、昼食は美術館駐車場のお店で食べてきたので
おやつタイムですが、持って行ったぜんざいが美味しかった・・・
落ち着いて周りの景色を見たら凄いの何のって・・・
ハイキング入口を出発したのは12じ半でしたが、オヤツを食べ時間を見たら2時半
此処まで二時間掛かっています。
やはり、この先の王ケ鼻は無理なので此処から引き返す事にしました。
何やら遠くで雷がなってるような気がしたのですが、素人5人は何も解りません。
私、ここで忘れていた事を思い出しました。
デジカメの写真は撮ってたのですが、携帯で写真を撮るのを忘れていたのです。
何故って・・・私、山に上った時にはブログ仲間にしてたのです。
そんなんでラッシーパパに携帯で写真を撮って貰うよう横道に逸れたのです。
そんな時に前を歩いていた3人から「車に乗せてくれるので急いで・・・」
何を言ってるのだろう?と思いながら走っていくとホテルの送迎バスが待っててくれました
雷が鳴って危ないから下まで送ってくれるというのです
バスの中で「あれが雷雲ですよ」と運転手さんが言ってた時に稲光が・・・
途中で歩いている人達を拾いながら、中型バスは一杯になってしまいました。
その間、何度も閃光が・・・
バスに乗せて貰って助かったと感謝しましたね。
この時、思い出したのが・・・伊豆の「達磨山」に登った時の帰りにヘバッテどうしょうも無い時に
車に乗せてくれたご夫婦の事、ありがたかった・・・
車は山本小屋ふる里館までしか行きません。
その先は「急いで歩いて帰って下さい」との事・・・
山本小屋ふる里館からハイキング入口までマップ上20分
家の中で雷が鳴っても恐いのに、何処にも隠れる所が無い高原を帰るのです。
何度も稲光がする中、今までこんなに走って帰った事がないほどの勢いで
坐骨神経痛の従姉妹や81歳の姉、私が一番遅く気ばかり焦るのですが足が出ない・・・
後ろから7,8人の若者の集団が追い抜いて行ったけれども、アット言う間に姿が見えなくなり
近くでは雷が落ちたのか白い煙が立ち上って、生きた心地がしなかった
心の中では、もし私に雷が落ちたら運が悪かったと諦めようと・・・
ヒヤヒヤしながらやっと駐車場まで辿り着きました。やっとです
ここで時間をみたら3時5分、バスに乗ってた時間も計算にいれて
多分歩いてる時間は20分掛からなかったと思います。
此処から今夜の宿の鹿教湯(かけゆ)温泉までいったのですが
車に乗った途端に雹です。
大粒の雹でガラスや車体に当たり、ボンボン言ってます。
タッチの差で助かりました。
こんなに大慌てしたのに街に下りたら天気だし雨が降った様子さへ無い。
山の気候は恐いと言うけれど身を持って感じたわ・・・
三日目は次回にね・・・