昨日、今日と私が住んでる1500世帯の「夏祭り」だ。
小学校の敷地を借りて、盆踊りの為のやぐらを組み
昨日の昼間は“子供みこし”がブロック毎の公園で
担ぎ手を交換して、住居内を担いで通り
18:00~21:00迄の二日間は、盆踊りと
模擬店(やきそば、焼き鳥、フランクフルト、かき氷、他)を出し
毎年、続けている「夏祭り」だが、我が家の子供達の時に比べ
子供が減っているので、賑やかさが違う・・・・
それでも結婚して出て行った子供達も、夏祭りというと懐かしいのか
実家に遊びがてら帰って来る人達もいて
近くに住む長男夫婦も遊びに来て、一緒にお祭りに行ったが
会場で長男の小学校からの親友S君に会った。
我が家に遊びに来てて、夕食時は子供達と一緒に食べさせ
高校から別の学校に進み、その後の彼の話しは聞いていたが
今はお互いに良いパパになって、
私がS君に会ったのは何十年ぶりだろう・・・
一瞬、長男とS君の小学生の時を、思い出させてくれた
今日は甥っ子が、母と姉(私の姉と姪)と私の三人に
「歌舞伎」に招待をしてくれました。
私は今年になってから2度程、ブログ友達に連れられて行った事があり、
「歌舞伎」がこんなに面白いと初めて知ったが、姉と姪は初めてだった。
「赤坂大歌舞伎」は赤坂ACTシアターで、
人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)と鷺娘の二本立て。
人情噺文七元結は中村 勘三郎と長男の中村 勘太郎、 中村 千扇が出演。
左官の長兵衛(勘三郎)は腕がたつが、無類の博打好きで、
仕事もせずに借金を抱えている。
夫婦喧嘩ばかりしているのを見て、娘は自分から女郎屋に出向き
身売りして金を工面して、父親に改心して欲しくて頼み込んだと言う。
女将は店に出さず身の回りの世話だけさせるが、
返済の期日を破ったら店に出すという約束で50両を貸す。
情けない思いで改心した長兵衛が、
身投げしようとしている男、文七(勘太郎)に出くわす。
訳を聞くと、集金した50両をすられ、死んでお詫びをしようとしていた。
50両で男の命が助かるならと、無理やり50両を押し付け
逃げるように帰ってしまった。
家に帰った長兵衛は女房(千扇)と大喧嘩
其処に文七が主人と連れ立って、長兵衛の長屋に出向き
文七がすられたと思っていた50両は、集金先に置き忘れていて
先方が既に届けてくれた。
文七より話を聞いた主人が、娘の身請け50両を返し
一緒に連れて帰ってきた。
文七は暖簾分けをして貰い、娘と夫婦になる。
このような噺だが今と違い、人情たっぷりのほのぼのとした芝居。
勘三郎と勘太郎の受け合い、又女房役の千扇との夫婦喧嘩の遣り取り
どれをみても面白く、今回は「歌舞伎」では無く普通の芝居を観てるような・・・
鷺娘(中村 七之助)娘姿の鷺の化身が
雪の降り積もる中で、恋にまつわるさまざまな感情を踊りに表現して
最初、真っ白な着物から始まり、楚々として初々しく
恋をしてる時は艶やかな赤の着物に、華やかな踊り
恋に破れて、苦しみながら死んでいく
その見事な踊りに、みな惜しみない拍手をしてました。
今回オペラグラスを持って行ったのだけれど
席が一階のS席と場所が良かったので、使わずに済んだ。
終わってから姪のご主人が車で迎えに来てくれて
「ホテル・ニューオータニ」で食事をご馳走してくれたが
私だったら絶対に行かないというような、ステーキの値段
今日は何から何迄、すっかりお世話になりました
明日、明後日と長男夫婦と「伊東の家」に行って来ますので
コメントの返事、遅れる事お許し下さい。