名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

世界の中心で、愛をさけぶ BY 片山恭一

2006年08月28日 00時34分43秒 | 読む

美容院での会話。

「最近本読まないよね~」

と私が言うと美容師の彼は、

「あ、でもこの前遅ればせながら『セカチュー』読んで号泣しちゃったっす。」

と少し興奮気味な様子。

「え~?泣けた~?」

と驚いたものの、何年も前に読んだので忘れていたが、

自分も読んでて終盤で泣いてしまったこと、後になって思い出した。


「世界の中心で愛を叫ぶ」。

売れましたね。

タイトルからして、甘っちょろいラブストーリーかと思い興味持てなかったんですけど、

片山恭一さん(著者)のインタビューを見て、読んでみようと思ったのでした。


書くことになったきっかけは、「9.11」。

ワールドトレードセンターが燃え上がる、そのあまりに壮絶で悲劇的な光景を見て、

「死生観」や「人生観」について考えるようになる。

家族愛、友情、人間愛、いろんな形式で愛は存在するが、

誰もに身近な「男女の愛」、

しかも誰もが純粋に熱く真剣だった、

10代の恋愛感情をモチーフに「愛」を描いてみようと思った、

世界の中心で、愛をさけぶ
片山恭一  小学館
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こう聞くと、少し読む気になりませんか?

日本でのドラマ化、映画化に続いて、韓国でも映画が製作されたとのこと。

こんな純愛物語、実写で描くのって難しいんじゃないのかな?