瞻星台(チョムソンデ)。今回の旅、メインイベントの一つ。
掛陵(クェルン)で十分気分が盛り上がったところ、新羅時代(7世紀)造成された天文台を訪れる。
高さ約30cmの花崗岩を361.5個(陰暦の1年間の日数)積み上げて作った石の塔。
新羅時代の人々はこの窓からハシゴを使って中に出入りし気候や天体の観測を行い、窓から入る光の長さを元に春夏秋冬を区分し、星座や月食を記録していた。
その観測は農作業にも大きく役立ち、また天体の動きを見て占星学者が占星術を行い、国家的な重要事項を決定する際にも多く用いられたという。
過去1300年以上も人々とともに慶州の夜空を見上げてきた東洋最古の天文台。
1300年前の夜空に思いを馳せる。
あー
ジンと来る。
瞻星台(チョムソンデ)
料金 大人:500ウォン
慶尚北道(キョンサンプクド)慶州市仁旺洞(インワンドン)
경상북도 경주시 인왕동 839-1
案内サービス: 韓国語、英語、日本語、中国語
開園/館時間 : 8:30~19:00(11~2月は17:00まで)
「慶州駅」から徒歩15分。「大陵苑(デヌンウォン)」から徒歩5分。