名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

サワコの朝~ゲスト 倉本聰(1月17日)

2015年01月17日 18時45分20秒 | 観る(映画・TV)
「サワコの朝」ゲスト、脚本家の倉本聰さん。

阿川さん一家と家族ぐるみのお付き合いだったということもあり、終始リラックスモードでインタビュー。

北海道に移住された当初鬱を患っておられたこととか、

仕事がなくてトラックの運転手になるべく免許を取ったとか、

いろいろ面白い話があったのですが、特に印象的だったのは、ドラマの中での「セリフ」の役割のこと。

「セリフで説明するのはむなしいこと。

セリフというものは最後の最後の手段。

会話というものはふつう空気でわかるもの。もともと人間は言語がなかったんだから。

セリフが役者の仕事だと思っている役者がときどきいて、セリフの数が少ないと文句を言うのがいるが、論外だ」

なるほどねぇ。

倉本先生の「記憶の中で今もきらめく1曲」は、中島みゆきの「キツネ狩りの歌」。

(北海道に移住して鬱を患っていた頃、聴いていた曲らしいけど、みゆきさんの歌はどこか哲学的でもありますね。)

そして倉本先生にとって「今、心に響く曲」は、これ。

ショパンのノクターン20番。

Barenboim - Chopin Nocturne no.20
 

その人のどんな生い立ちを聴くより、

その人の心に響く曲を聴くと、

その人のことがわかるような気がするね。