三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

またまたお騒がせ、北海道日本ハムファイターズ

2007年09月09日 08時56分53秒 | 北海道日本ハムファイターズ





さて、本日は住宅ネタは閑話休題。
きのうは終盤戦のパリーグ、わが北海道日本ハムファイターズの試合を観戦。
あえなく貧打線にて、敗戦してしまいました。
やれやれ、とぼとぼと、帰り道を急いでいたら、
ラジオがなにやらおかしなことを言っている。
「ヒルマン監督についての記者会見云々・・・」、ってなにそれ?
すっかり敗戦のショックはどこへやら、
ただただ、成り行きの展開に唖然、呆然、という気持ちでありました。
ふつう、日本人的にはいま、勝負の行く末が決定的になってくる時期に
ペナントレース最高潮の時期に、(って、イマイチ雰囲気、盛り上がりませんが)
こういう発表はあり得ないよなぁ、という印象。
というような気持ちだったのですが、
記者会見の内容を今朝の新聞で確認してみたら、
5年間の日米2重生活による家族の問題というわかりやすいお話。
仕事は仕事で、たいへん一生懸命やってくれているのは
ファンならずとも、よ~くわかっているので、
本当に苦労していたんだろうなと、同情の念が募って参ります。
息子さんが13才で、娘さんが10才と言うこと。
わが家の下の坊主が息子さんと同年代ということを考え合わせると、
父親として、子育てや教育問題に心労が絶えないというのはたいへんよくわかる。
まさか、滅私奉公せよ、などとは米国人の彼には言えないと思います。
なによりも、家族という大切な価値を最優先させて考えたいという
かれの考えに、深い共感も持ちますね。
娘さんもファイターズの大ファンで、ファイターズガールで元気いっぱいに
踊ってくれている姿も知っています。
さみしさと、アメリカに帰れる喜びの入り交じった複雑な心境、
という家族の様子のコメントがありましたが、
深い愛情をこのチームに、それこそ家族全員で注いでくれていたことを感じます。

北海道って、移民による開拓の歴史だったわけで、どうしても単身赴任や、
その出身地とのしがらみのなかで、こういう問題と向き合ってきたともいえます。
そんな意味では、まことに北海道らしいチームの問題ですね。
いいんじゃないでしょうか。
いま、いる人たちが全力を尽くして、あすは離れるチームだけれど、
いまここで、全力で一丸となって戦う、そういう一期一会感もあり、です。
去年の新庄劇場、小笠原移籍騒動につづいて、
まことに北海道らしいチームだなぁと思います。
きょうから、ふたたび再スタートで、心理的にどうなっていくのか、
ぜひチームの元気の良さを発揮して戦ってもらいたいと思います。
メークドラマ、って、また今年も・・・って、なるかどうか?
なんとも話題いっぱいで、プロらしくていいですねぇ(笑)。
ちょっとは寂しいわけですけれど・・・。
がんばれ、北海道日本ハムファイターズ!
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交流戦1位ゴール

2007年06月24日 18時04分09秒 | 北海道日本ハムファイターズ

いやぁ、面白い勝ち方のチームです。わが北海道日本ハムファイターズ。
チーム防御率が交流戦ではダントツの1位。
2点そこそこということなので、3点取れば勝てるという
野球の試合としてはたいへん地味な勝ち方のチームなんですね。
で、ほんとうにそれほど打てなくて、
「お、きょうはけっこう打っているな」で、3点とかなんですよね。
でも、終わってみると、大きく打たれることもなく
僅少得点差のゲームを次々とものにしてきている。
こういう強さって言うのはどういうことなんでしょうね。
たぶん、札幌ドームを本拠地にしたことで、
徹底的にチームの守りを強化してきた、
そういう方針でチームを作ってきている結果なんでしょうね。
昨年の日本シリーズを争った中日も、
センターラインを強化した守り中心のチームだと思うのですが、
やはりナゴヤドームもその広さが特徴的と言われます。
そういう意味では戦略的な部分でがんばっているのが、
若手の育成も含めて軌道に乗ってきているとも言えますね。

いまは若手の工藤君という、
阪神の赤星とそっくりなタイプがブレーク中ですが、
投手陣の若手といい、きのうの死球にめげずサヨナラホームランを打った小谷野くんといい、
どんどん、若手が出てきて、まったく痛快ですね。
このあたり、若手の伸び悩み、という企業社会の悩みを
ヒルマン監督あたりに講演というかたちで聞いてみたくなります。
やはり、外国人マネージメントの手腕に学ぶ点が多いように感じます。
どうなんでしょうね、知りたいと思います。

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ヒルマン監督

2007年06月08日 06時31分15秒 | 北海道日本ハムファイターズ

さっぱり勝因がわからない快進撃、って、
先日のブログで書いたんだけれど、
半分は本当にそう思っているけれど、半分は別の考えもしていました。
そのあたり、気になっていたので、ちょっと書きます。
で、やっぱり監督論になるのかなと思いますね。
北海道って、開拓のごく初期には、
「どうやって開拓したらいいべか?」
ということで、開拓使長官・黒田清隆が招いた米国の農務長官ホーレス・ケプロン
に意見と献策を求めた、という歴史があります。
そうした名残が、札幌の街割りや公園の作り方などに残っていて、
いわば欧米文化に対して開かれた側面を持っています。
北海道に野球チームが来ることになって、
その初代監督がアメリカ人というのは、へぇ、北海道らしくていいなぁ、
などという感想を持ったものです。

というのがはじめの印象だったのですが、
去年の大成功で、ヒルマン監督自身も
完全に自分のスタイルを掴むことが出来たのかも知れません。
ことしは去年よりも弱体であることは明らかな戦力で、
しかし、選手たちに実に明確な役割分担意識と、
頑固なまでの信頼で、のびのびとプレーさせる環境をみごとに作っています。
他の日本人の監督ならば、絶対に我慢できないような
選手の失敗があっても、絶対に選手をかばう姿勢を崩しません。

読売巨人軍の原監督は先日、先発に失敗した選手に
即刻2軍行きを命じました。
まぁ、やむを得ないとも思うのですが、
要はやり方はどうなんだろうと考えてしまいます。
あのあたりから、読売の選手に何となく堅さが見られるように感じるのは
わたしだけの見方でしょうか?
一方で、わがチームでは、つい先日、8-1で勝っている試合で、
ダルビッシュくんを少し休ませたいという配慮から、
9回に、2軍からあがってきて、なかなか出場の機会がなかった
左腕の須永君を投入しました。
見ている方からは、わかるけれど、ちょっと心配だ、という策でした。
心配はずばり的中して、なんと、満塁まで走者を溜めて
タイガースの金本選手にグランドスラムを打たれて、8-5まで迫られ、
最後は予定外のマイケルくんまで投入するハメになりました。
見るも無惨な結果になって、顔面を紅潮させて須永選手は下がったのです。

さて、ここからなんですが、
監督としては、ここからどうすべきなんでしょうか?
日本的には、原監督のように懲罰的に即刻命令で、
「厳しさを打ち出す」というような人事采配をするのが多いケース。
その後、須永君は2戦、出番はありませんが、
いまのところ、登録抹消、2軍行きは命じられていません。
わたしは、ヒルマン監督ならば、もう一度、
先発でチャンスを与えるのではないかと密かに思っています。
こういう選手心理を考えて、活かして使おうというのが、
育成に長けた監督という評価を得ているかれ、ヒルマンのやり方のような気がするのです。
まぁ、ここ数日のうちに見えてくると思うので、
こういうポイントも楽しみながら、見させてもらっています。

こういうあたり、やっぱり組織とプレーヤーの関係で、
野球ゲームって、ビジネスの世界ともなんとなく通底する部分が
あると感じますね。さて、どうなるかなぁ?
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なんだか絶好調!?

2007年06月05日 06時41分34秒 | 北海道日本ハムファイターズ

さて、本日は久しぶりの日ハムネタ。
どうにも、信じられない快進撃が続いています、わが北海道日本ハムファイターズ。
日曜日にはなんと11連勝達成! って、なぜなんでしょうか?
さっぱりわかりません。やっている選手の意識でも
押さえの武田久くんが「なぜなんでしょうね?」って言ってるくらい(笑)。

ことしは、高額年俸の選手が相次いでいなくなって、
たしかにダルビッシュという大エース誕生という喜ばしいことは
ありますが、それ以外の投手は、
絶好調とは言い切れない。
チーム成績では、防御率がずば抜けているわけではないし、
打つ方では、チーム本塁打がパリーグ最低。
チームの選手年俸総額が推定で15億円を切っているという
倹約型のチームらしいチーム成績になっています。
この選手年俸総額は、たしか、楽天などと並んでいる水準だと思います。
なのに、勝っている・・・・。
小笠原・新庄・岡島が抜けて、
ことしは、そうは勝てないだろうと覚悟して、
しばらくはなかなか勝てない若手主体のチームの成長を楽しみにしよう、
と考えていたのに、どうも、その若手が元気いっぱい、
成績を残し始めている。まったく驚き。
とくに象徴的なのが、すっかり5番が似合ってきた小谷野選手。
右打ちなんですが、小笠原選手を目指してきたような力強いスィングがいい。
若いピッチャーも確実に成長してきて、
連勝のスタートになった木下君のソフトバンク戦の完封は見事でしたね。
そのほかにも昨年の先発投手陣が相次いで故障する中、
谷間を埋めるように若手投手が奮闘してくれています。
というような状態のうちに、
田中幸雄選手の2000本安打記録などのイベントもあって、
どうも、堅い守りと積極的な走塁を中心に、
すっかり波に乗った、というところでしょうか。
しかし、打つ方がボカスカということでもないので、
なんで勝っているのか、よくわからい快進撃、ということですね。
まぁ、この調子がずっと続いて欲しいのは明らかなんですけど、
ハラハラしながら、応援に力が入る今日この頃です。

まぁ、なんでもいいので、このまま、あわよくば
昨年のような奇跡をまた期待しながら、応援していきたいと思います。
それと、ことしはぜひ、楽天にもがんばって欲しいと思います(笑)。
がんばれ、楽天!
がんばれ、北海道日本ハムファイターズ!
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