前日まで掲載の武部建設さんショールーム番外編。
薪ストーブの熱って、大きなエネルギーになるので、
単に直火の温熱効果や、フレーム鉄板からの輻射だけでなく、
その伝導熱も利用しようという試みをしていました。
銅管をストーブの本体鉄板部分にごらんのように巻き付けて
なかに液体(たぶん水でいいのでしょうが、一般的には不凍液)を入れ、
鉄板からの伝導熱を蓄えさせ、それを背面のモーターで
床面に回した銅管の延長部分を循環させています。
薪ストーブの熱を、こうして床暖房にも利用しているわけですね。
武部さんたちが中心になって展開しているQ1.0では
住宅の熱エネルギーコストを、従来の高断熱高気密住宅の指標とされた
次世代省エネルギー基準から、さらに進めて
エネルギーコストを半減させようと努力しています。
そうしてくると、住宅本体の、駆体の性能ばかりでなく、
使用する設備についても、さまざまな工夫や研究が行われています。
メーカーが言っている性能数値をも、現実の使用のなかで問い直したりしています。
いまでいえば、計画換気についての検証などがありますね。
いろいろな地域気候変化のなかで、1種換気の熱回収率の問題など。
そういう努力の中で、こういう暖房についての工夫も
当然、ただ、高性能なメーカー品を使えばいい、とはならないのですね。
ひととおり見学したら、今度はちょっと前の
Macのノートパソコンが目の前に置かれました。
メンテナンスをいろいろ、頼まれちゃったのですね。
建築関係って、比較的にMacユーザーは多いのですが、
それでも相談事はなかなか頼む相手が少ない。
ってことで、しょがない、やりますか!
となった次第です。まぁ、正月挨拶のつもりが、すっかり
長時間になり、とっぷりと日が暮れてしまいました。 はてさて・・・。