三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

外壁の芸術

2008年12月27日 08時35分30秒 | Weblog



いやはや、この冬一番という大嵐がやってきましたね。
一昨日夜から、ずっと2日間くらい、
猛烈な状態が続いておりました。朝早くから雪対策です。
石油ボイラーによるロードヒーティングを敷設している
会社の方の駐車場はやむなくスイッチオン。
しかし、積雪がすでに15cmほどは進んでいたので、
4WD車で圧雪させたりして、気長に融雪を待とうとしておりましたが、
なんと夕方になって気付くと、電源コンセントが脱落していたこと、判明・・・・。
まぁ、日中の積雪はそうは多くなかったので、まぁいいか、と。
きのうの降り方は完全に「ブリザード」状態でして、
昼間、車のライトを付けて車道に出ても5m先が見えない状態。
降る、というよりは「吹きすさぶ」という状態でしたね。
しかし、そのほかにも歩道部分の除雪作業もしなければなりません。
取り急ぎ、応急的に通路を確保させて、
あとは出てきたスタッフに任せることにして、今度は自宅。
一応、ロードヒーティング設備はあるのだけれど、
やっぱり、ここ2~3年前くらいから、反省して手作業除雪のみにしています。
ということで、広大なスペースの除雪作業。

そういう作業が断続しておりましたが、
日中は、今年最後の出社日なのでなにくれと忙しい。
この大雪を押してアポイント時間前に来てくださった来客の方に聞くと
市内の幹線道路で、倒木被害で渋滞も発生しているとか。
そのほか、電線の被害もあって停電も多発したようです。
まぁ、冬らしくていい、とも言えますが、
本当に厳しい状況の今年を反映した最終日でした。

ということで、今朝、ふたたび除雪作業。
まぁ、ようやくにして、嵐は去った様子で、
写真を撮影しようか、というゆとりも出てきた次第です(笑)。
今朝のわが家の外壁の様子です。
角波鉄板を使っている部分は、とくに面白い雪の付着の仕方。
まるで、遅れてきた絵描きサンタさんが
置きみやげにしていったような、すさまじい、というか
自然の造形というか、
なんとも楽しい絵が、あちこちの家に描かれております。
でもやっぱり、サイディングの住宅はこういうなかでも味気ない。
自然な素材の持つ、凹凸や陰影が自然条件を映し出しているのに対して
なんとも無機質な表情で、つらっとしていて、
とりとめも、印象もない・・・、むむむ。
その土地の自然の移ろいを、感受させる要素というのは、
やっぱり不可欠のような気がしますが、さてどうでしょうかね。


北のくらしデザインセンター
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コメント
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